シャロウ・グレイブ [DVD]
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フォーマット | DVD-Video |
コントリビュータ | ケリー・フォックス, ユアン・マクレガー, ダニー・ボイル |
稼働時間 | 1 時間 32 分 |
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商品の説明
Amazonより
同じアパートに住むジャーナリストのアレックス、会計士のデイビッド、医者のジュリエットという若者3人を中心に物語が展開していく。ルームメイト探しを始めたところ、どこかミステリアスなヒューゴが入ることに。しかし彼は麻薬の過剰摂取で入居早々死んでしまう。そして、この奇妙な新参者の部屋には、大金入りの大きなスーツケースが取り残されていた。
『トレインスポッティング』のダニー・ボイル監督の記念すべき第1作はスタイリッシュなスリラー。アレックスを演じるのは、『トレスポ』で主演を務めたユアン・マクレガー。デイビッド役のクリストファー・エクルストン、ジュリエット役のケリー・フォックス共に、本作で高い評価を受け、俳優として大きな飛躍となった。驚愕のラストまで、片時も目が離せない本作は、公開当時「タランティーノを超えた」と叫ばれ、世界中から注目を集めることになったが、日本での知名度は比較的低い。もっと評価されるべき作品だと思うのだが。(齋藤リエ)
レビュー
製作: アンドリュー・マクドナルド 監督: ダニー・ボイル 脚本: ジョン・ホッジ 撮影: ブライアン・トゥファノ 音楽: サイモン・ボスウェル 出演: ユアン・マクレガー/ケリー・フォックス/クリストファー・エクルストン/ケン・スコット/キース・アレン/コリン・マクレディア
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4547462005458
- 監督 : ダニー・ボイル
- メディア形式 : DVD-Video
- 時間 : 1 時間 32 分
- 発売日 : 2003/11/21
- 出演 : ケリー・フォックス, ユアン・マクレガー
- 販売元 : ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
- ASIN : B0000QWTH6
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 155,360位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 5,568位外国のミステリー・サスペンス映画
- - 15,265位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
実際、ロンドンや西欧諸国のほうでは、かなり評価がよく、話題になってた本作。
日本では評判がイマイチだったので、そこはまあ、好みの問題かも知れません。
また、98年秋に、日本で初めてDVDが発売された当時は、まだ、パッケージ型にすべて統一されていたわけでなく、CDケースみたいなやつでございました。実に懐かしいです。(再発売以降はパッケージになりました)
話を戻します。
後に「トレインスポッティング」のレントン役でトップスターへと躍進していくユアン・マクレガーの、ダニー・ボイル監督とタッグを組んだ第一作目の作品にあたります。
三人はそれぞれ、ちゃんと職に就いているのですが・・・・・。
物語は、三人がルームメイトを新たに募集したところから始まります。
アタッシュケースをもってやってきた男をルームメイトにしたその日の晩、さっそく、事件が起こります。
部屋にいってみて見れば、男は既に死んでおり、アタッシュケースには大金が!!
そこで三人がやったことは、警察に通報・・・ではなく、大金を隠し、遺体は始末し、それぞれが大金を目当てに牽制しながらぶんどるチャンスをねらう日々へと様変わり。
ところが、男性の死亡と、大金がでてくれば、なんか事件性があるのが普通である。
そのあとから、三人を狙うオッカナイ兄ちゃんたちがくる。
それよりスゴイのは、ルームメイトだった3人が、事件に巻き込まれたと知っても、助け合うのは、(自分が)金を奪い取るまでの間、という風に関係が変化していくところで。
大金を前にして、彼らは、欲をむき出しにして殺し合いにすらなりそうな争いをするほどまでになるわで、その欲望たるや実に凄まじいのである。
「友情、そんなものがなんだっていうんだ」と言わんばかりに、もう遠慮もへったくれもなくなる3人。
中でも医者のキャサリンは、ユアン演じる新聞記者アレックスとカネの奪い合いで包丁をぶっさすわ。
さて最後に大金を得たのは・・・・・?なんていう流れでいく話なんですけど。
映画のタイトル自体「Grave(墓)」ですからねぇ・・・・・。
「大金」がらみという点で、「トレインスポッティング」も大金を手にした途端に仲間を裏切るという流れは同じですが、こっちは社会的にそれなりの所得がある人間たちの凄まじい「欲」を描いた作品。
「トレスポ」は、社会の下層階級で定職についていないジャンキーの若者たちが、「大金」を手にしてくだらない日々から脱出するのを描いたもの。
監督はどちらも同じ。
見てどちらも面白い作品なんですが、「トレスポ」と両方見てみると面白いかと思います。
テンポが変わっていて良い意味で先の展開を読ませない。
唯一不満なのは「いつの間に・・・を・・・できたのか?」
細かく見ていけば説明ついているのかも知れないが、それでも無理があるような気がするので -1。
この映画の真の価値が分からない者が多いのは日本じゃ知名度が低いせいだろうか?
「シャロウ・グレイヴ」はダニー・ボイルが一躍脚光を浴びた代表作の一つだ。
それだけに大大大ヒットした次作「トレインスポッティング」に隠れてしまって非常に残念である。
ダニー・ボイルによるスタイリッシュな映像と音楽センス、
ジョン・ホッジ脚本による個性的なキャラクターと英国的ブラック・ユーモアなストーリーは見事としか言いようがない。
(後にこの2人は「トレインスポッティング」「普通じゃない」「ザ・ビーチ」と数々の傑作を作り上げる。)
この映画は、突然大金を手にした事で仲良し3人組の友人関係が徐々に崩壊していく過程を描いたサスペンス映画だ。
デビュー作だけあって低予算ではあるが、巧みな演出と計算された脚本によって補われている。
張り巡らされた伏線、スピーディで先が読めない展開に引き込まれていく。しかし、どこか普通のサスペンスとは違った味わいを感じるだろう。
そして何といっても驚きの結末。あれだけ泥沼なストーリーなのに不思議と爽やかに思えるラストはダニー・ボイルらしい。
この映画に辿り着いたダニー・ボイルファンには間違いなくオススメの名作なので、ぜひ見てもらいたい。
この「シャロウ・グレイブ」もトレスポに負けないぐらいのおもしろさです。
冒頭からの疾走感のある映像、3人が住むお洒落な部屋、そして音楽。
これだけでもなかなか楽しめます。
途中からどんどん狂気の世界に入っていきますが、観終わるといたって爽快。
含み笑いをしてしまう、ブラックな笑いに富んだエンディングです。
この作品とトレスポ、どちらかが気に入ったならもう一方も観て損はありません。
スピード感・会話の応酬・映像表現に満ちあふれた
ブラックな作品であります。
本作こそ「英国人の意地悪さとユーモア感覚」を
娯楽的に体現した作品なのではないでしょうか。
世界中の注目を集めたダニー・ボイル監督とユアン・マクレガーのコンビが
その才能の片鱗を見せたサスペンスです。
3人で共同生活をするジャーナリストのアレックス(ユアン・マクレガー)、
会計士のデイビッド(クリストファー・エクルストン)、
医者のジュリエット(ケリー・フォックス)は、互いに微妙な関係にありながら、
さらに4人目の同居者を募集していました。
ちょっとミステリアスなヒューゴを同居者として迎えたことで、このいびつな三角関係が、
より歪んだものになってしまいます。
ヒューゴが越してきて早々オーバードーズ(麻薬の過剰投与)で死んでしまうのです。
はじめは、警察に通報しようとする3人でしたが、死体の側には大金が・・・。
牽制や騙し合い、更には暴力に訴えて、大金を1人占めしようとします。
最後に大金を手にするのは、いったい・・・。
公開当時は「タランティーノを超えた」とも言われていたのですが、
日本ではあまり認知されていませんでした。
ミニシアター系スリラーで、エグいシーンもあるけれど、
ただ「怖かった~・・・」で終わる作品ではありません。
見終わった後、きっと何かをぼんやりと、そしてちょっぴり重く
考えさせてくれる映画です。
それはお金のことだったり友情のことだったり・・・。
ややブラック系のシュールなジョークが好きな人におすすめかな?
監督は、あの「トレイン・スポッティング」の方ですが、個人的には
この「シャロウ・グレイブ」のほうがおもしろいような気が。
若くてロン毛のユアン・マクレガーにも注目!キュートすぎます。
他の国からのトップレビュー
just try to be yourself no matter what people may think about you, you can't escape your fate, but you can live up to your personnal standards
The plot of Shallow Grave is undecidedly basic: three friends find their new flatmate dead in his room alongside a stash of questionably obtained money. Unwilling to surrender their loot by turning over the body to the police, the three opt to hide the body and keep their spoils to themselves. I won't disclose the rest in case I spoil it, but the truth is that the plot drives secondary to the characters, who are at once as fascinating and morbid as ever the story could be. It is in the minds of the protagonists and the tangled relationships they share that the film really shines.
The three main characters are introduced at once as being wicked and exclusive, displayed through their rampant cruelty as they make a game out of humiliating potential flat-mates. It is credit to McGregor that his obnoxious journalist, Alex, is difficult to dislike despite being the most forceful and sadistic of the trio, earning favour through his sharp wit and unrelenting charisma. The real story of Shallow Grave, however, is told through the degeneration of the docile and quiet accountant, David (Eccleston), as he fails to come to terms with the atrocity of their crime and falls foul to chronic paranoia, eventually becoming a recluse. The group dynamic is also an undeniably major part, for in the beginning the characters are shown to be extremely tight-knit, but the incident irreversibly drives them apart, forcing fickle alliances, torn apart by selfishness and fear.
Truly, Shallow Grave stands out because under its simple premise, lie deep and complex characters with whom the watcher is compelled to adore, pity and ultimately despise as they follow the characters from the start through to their retribution. Shallow Grave feels raw and basic, but in this it finds itself; there is no doubt that it was restricted by budgetary constraints, almost the entireity of the film takes place in the characters' Edinburgh flat, however by taking away all the unnecessary, it boils down to being a Aesop's fable style story of the impact of greed on the psyche and represents one of the finest examples of British cinema.
This film is not just a simple betrayal and greed story, but rather a deep exploration of a darker side of the human nature - a terrifying journey into anti-world, where love becomes hate, generosity turns into greed, friendship into betrayal, and ... even light comes from beneath. Thus, it is no accident that Alex, who places lesser emphasis on moral issues than his roommates, is least affected by that transformation, and I would argue that his initial motive for replacing the contents of the suitcase was just a practical joke. And David's reason for taking control of the money and his later attempt to have it all is not really greed, but some warped sense of justice - a revenge on his former friends for pushing him into abyss of inhumanity. And neither Juliet can escape destruction, although she realizes it at a later stage. Then, she does want the money badly, as the only compensation for the lost soul.
I saw this film for the first time a few years ago on a late night TV, starting about one-fifth into the feature, missing the title and credits. The story, the atmosphere, the detachment and subtle irony of the presentation, which made it even more powerful, its momentum and unflagging rhythm, the acting - it blew me away. Next morning, I was calling my friends describing the plot and asking for a title, until someone gave me an answer. "What an amazing film" - my reaction was.
Five stars are not enough to rate this film's virtues. IMHO, it is a great achievement of the genre. Some people refer to it as a "black comedy", but I wish they showed me where to laugh. If it is funny because Alex got all the money, I have news for them: Alex is dead (despite all that blinking at the police photographer's flash).