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華氏451 [DVD]

4.2 5つ星のうち4.2 1,606個の評価

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華氏451 [DVD]
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(1,606)
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フォーマット 色, 限定版, ワイドスクリーン
コントリビュータ シリル・キューザック, オスカー・ウェルナー, ジュリー・クリスティ, フランソワ・トリュフォー
言語 英語, 日本語
稼働時間 1 時間 52 分

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商品の説明

レビュー

監督: フランソワ・トリュフォー 原作・出演: レイ・ブラッドベリ 出演: オスカー・ウェルナー/ジュリー・クリスティ
--
内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ 英語, 日本語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4560128829977
  • 監督 ‏ : ‎ フランソワ・トリュフォー
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, 限定版, ワイドスクリーン
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 52 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/10/27
  • 出演 ‏ : ‎ オスカー・ウェルナー, ジュリー・クリスティ, シリル・キューザック
  • 字幕: ‏ : ‎ 英語, 日本語
  • 販売元 ‏ : ‎ ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • ASIN ‏ : ‎ B0000QWX86
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 1,606個の評価

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この映画を愛する。
5 星
この映画を愛する。
素晴らしい。打たれる。私は書物を愛するようにこの映画を愛する。本を所持すること、読むことが禁止される世界。見つけられた本はfiremanにより焼却される社会。SFときき、高度な近未来世界を想像すると面食らうと思う。2015年から見ればパラレル・ワールドというか、歴史上のどこかで角をまがりそこねてたどり着いたこうなっていたかも知れない現代という感じ。いきなりの斬新なアイデアによるタイトルバックに唖然。文字が使われない社会を逆手にとった皮肉。その色使い。今のハリウッドならすべてを映し、すべてを説明し、迫害される少数派、主人公はそれに抗うヒーローとなるが、トリュフォー監督はそんな手法は使わない。社会の全体像や統制システム描写はない(『1984』のBig brother的存在はない)。ある郊外のミニマムな範囲で映画は進む。牧歌的ですらある。あるレビュアーさまのご指摘のように寓話的。詩情がある。つ監督が尊敬するヒッチコック作品のようなタッチも時に感じられる。作品をジャンル分けするのはあまり意味はないが、あえていうなら、マイノリティを巡る美しき寓話的スリラーといってよいかと思う。本作は主人公2人(firemanのモンターグと謎めいた隣人のクラリス)の内心の変化・理由を丁寧には展開しない。トリュフォーが「人間を描くことができなかった」というのはそういうことなのかも知れない。しかし狙った結果とは別に、それを超える厳粛な美しさがありる。ハッとさせられるイメージがある。全体的に静謐でひんやりとした空気に包まれていて。竜の舌のような禍々しく噴き出す焔。断末魔の叫びすらあげず無力に燃え上がる書物・活字。滑稽だが、緑の中をひた走る赤が美しいfire car。モノレール・・。そしておばさんのシーンはショッキングだが気高さすら漂う。焚書の歴史には触れないが、ここで「書物」が象徴しているものは何か。それは疑問を持ち、思索し、対話し、奔放なイマジネーションを楽しむことではないか。叡智の承継。書物がない世界は、過去を振り返らず伝承しない世界。感情の高揚を認めない、疑問・憧憬を持たせない社会。ここでは個々の書物の出来不出来や内容が重要ではなく、一方向の情報を無批判に受け入れる怠惰(TVモニターとアンテナがその比喩)への批判なのではないか。自戒。しかしなによりも後半の「本の人々(Book People)」の描写に揺さぶられた。このコミュニティの描写は類を見ない静かな力強さと儚さに満ちていて、私に忘れがたい印象を残す。ここに至って本シーンは一気に歴代映画の私のベスト・シーンの一つとなった。以下、★まで核心に触れています。広大で寂しげな林のさらに奥、廃線の鉄路。書物に魅せられた者が、自ら選んだ書物を一字一句頭に記憶し再びいつか印刷される日を待つ・・。1冊また1冊。来る日も来る日も覚えては焼き、また覚える。「荒野に叫ぶ少数の異端分子」たち。モンターグが暗記するのはエドガー・アラン・ポーの「怪奇と幻想の物語」。人が「本」になり、コミュニティが「図書館」となる。池のほとりのテントの床で少年に口授する老人。テントの外は雪。少年も年老いてまた明日の少年に書物を伝えるだろう。舞い散る雪の中、本を口ずさみながら林を行きかう人々。そこに現れる本作で初めての「文字」。The End. ★最後に、撮影のニコラス・ローグ(後に監督となり『美しき冒険旅行』『赤い影』『ジェラシー』など)とバーナード・ハーマン(ヒッチコック、デ・パルマ作品で知られる。他に『タクシー・ドライバー』『恐怖の岬』など)の2人に最大級の賛辞を送えう。時に軽妙に、時にヒッコック作品ばりに謎めいて、ラストでは静謐なハーマンのサウンド・マジックに完敗。新世界への誘惑に抗えないモンターグに扮するのはオスカー・ウェルナー(『突然炎のごとく』『寒い国から帰ったスパイ』)。謎の女性を演じるのはジュリー・クリスティ(ここではモンターグをBook Peopleに誘う女性と空虚な妻の2役。『ダーリング』『ドクトル・ジバゴ』『赤い影』など)が凛とした美しさを見せている。焼却される本たちにも注目。あの本この本が出てくる。本を読むことは本と自己との絶え間のない対話であり、時を飛び越えるもの、なんて言葉が浮かぶ。再度言う。私は書物を愛するようにこの映画を愛する。Fahrenheit 451 1966 FR=UK Universal Pictures16:9仕様でアスペクト比は1.78: 1 ビスタサイズ。2008年のEAN 4571264905784と同じ特典付き。ただし特典に日本語字幕なし。言語:英語、日本語 字幕:日本語、英語
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2022年7月22日に日本でレビュー済み
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2021年7月12日に日本でレビュー済み
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2012年11月30日に日本でレビュー済み
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2021年8月20日に日本でレビュー済み
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2016年2月10日に日本でレビュー済み
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2015年1月6日に日本でレビュー済み
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5つ星のうち5.0 この映画を愛する。
2015年1月6日に日本でレビュー済み
素晴らしい。打たれる。私は書物を愛するようにこの映画を愛する。
本を所持すること、読むことが禁止される世界。見つけられた本はfiremanにより焼却される社会。SFときき、高度な近未来世界を想像すると面食らうと思う。2015年から見ればパラレル・ワールドというか、歴史上のどこかで角をまがりそこねてたどり着いたこうなっていたかも知れない現代という感じ。いきなりの斬新なアイデアによるタイトルバックに唖然。文字が使われない社会を逆手にとった皮肉。その色使い。

今のハリウッドならすべてを映し、すべてを説明し、迫害される少数派、主人公はそれに抗うヒーローとなるが、トリュフォー監督はそんな手法は使わない。社会の全体像や統制システム描写はない(『1984』のBig brother的存在はない)。ある郊外のミニマムな範囲で映画は進む。牧歌的ですらある。あるレビュアーさまのご指摘のように寓話的。詩情がある。つ監督が尊敬するヒッチコック作品のようなタッチも時に感じられる。作品をジャンル分けするのはあまり意味はないが、あえていうなら、マイノリティを巡る美しき寓話的スリラーといってよいかと思う。

本作は主人公2人(firemanのモンターグと謎めいた隣人のクラリス)の内心の変化・理由を丁寧には展開しない。トリュフォーが「人間を描くことができなかった」というのはそういうことなのかも知れない。しかし狙った結果とは別に、それを超える厳粛な美しさがありる。ハッとさせられるイメージがある。全体的に静謐でひんやりとした空気に包まれていて。竜の舌のような禍々しく噴き出す焔。断末魔の叫びすらあげず無力に燃え上がる書物・活字。滑稽だが、緑の中をひた走る赤が美しいfire car。モノレール・・。そしておばさんのシーンはショッキングだが気高さすら漂う。

焚書の歴史には触れないが、ここで「書物」が象徴しているものは何か。それは疑問を持ち、思索し、対話し、奔放なイマジネーションを楽しむことではないか。叡智の承継。書物がない世界は、過去を振り返らず伝承しない世界。感情の高揚を認めない、疑問・憧憬を持たせない社会。ここでは個々の書物の出来不出来や内容が重要ではなく、一方向の情報を無批判に受け入れる怠惰(TVモニターとアンテナがその比喩)への批判なのではないか。自戒。

しかしなによりも後半の「本の人々(Book People)」の描写に揺さぶられた。このコミュニティの描写は類を見ない静かな力強さと儚さに満ちていて、私に忘れがたい印象を残す。ここに至って本シーンは一気に歴代映画の私のベスト・シーンの一つとなった。

以下、★まで核心に触れています。
広大で寂しげな林のさらに奥、廃線の鉄路。書物に魅せられた者が、自ら選んだ書物を一字一句頭に記憶し再びいつか印刷される日を待つ・・。1冊また1冊。来る日も来る日も覚えては焼き、また覚える。「荒野に叫ぶ少数の異端分子」たち。モンターグが暗記するのはエドガー・アラン・ポーの「怪奇と幻想の物語」。人が「本」になり、コミュニティが「図書館」となる。池のほとりのテントの床で少年に口授する老人。テントの外は雪。少年も年老いてまた明日の少年に書物を伝えるだろう。舞い散る雪の中、本を口ずさみながら林を行きかう人々。そこに現れる本作で初めての「文字」。The End. ★

最後に、撮影のニコラス・ローグ(後に監督となり『美しき冒険旅行』『赤い影』『ジェラシー』など)とバーナード・ハーマン(ヒッチコック、デ・パルマ作品で知られる。他に『タクシー・ドライバー』『恐怖の岬』など)の2人に最大級の賛辞を送えう。時に軽妙に、時にヒッコック作品ばりに謎めいて、ラストでは静謐なハーマンのサウンド・マジックに完敗。新世界への誘惑に抗えないモンターグに扮するのはオスカー・ウェルナー(『突然炎のごとく』『寒い国から帰ったスパイ』)。謎の女性を演じるのはジュリー・クリスティ(ここではモンターグをBook Peopleに誘う女性と空虚な妻の2役。『ダーリング』『ドクトル・ジバゴ』『赤い影』など)が凛とした美しさを見せている。

焼却される本たちにも注目。あの本この本が出てくる。本を読むことは本と自己との絶え間のない対話であり、時を飛び越えるもの、なんて言葉が浮かぶ。再度言う。私は書物を愛するようにこの映画を愛する。

Fahrenheit 451 1966 FR=UK Universal Pictures
16:9仕様でアスペクト比は1.78: 1 ビスタサイズ。2008年のEAN 4571264905784と同じ特典付き。ただし特典に日本語字幕なし。言語:英語、日本語 字幕:日本語、英語
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2017年12月6日に日本でレビュー済み
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Andrew Buckle
5つ星のうち5.0 Enjoyed this
2024年4月23日に英国でレビュー済み
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MALROU
5つ星のうち5.0 Farenheit 451
2024年4月4日にフランスでレビュー済み
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5つ星のうち5.0 Gran pelicula
2023年11月7日にスペインでレビュー済み
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5つ星のうち5.0 Mi aspettavo meno omissioni di rispetto al libro però gran film
2022年5月11日にイタリアでレビュー済み
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Cambier Thierry Daniel M
5つ星のうち5.0 Parfait
2023年9月10日にフランスでレビュー済み
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