DIRECTORS LABEL スパイク・ジョーンズ BEST SELECTION [DVD]
フォーマット | ドルビー |
コントリビュータ | スパイク・ジョーンズ |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 3 時間 30 分 |
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曲目リスト
ディスク: 1
1 | California(ワックス)〈ミュージックビデオ〉 |
2 | Sure Shot(ビースティ・ボーイズ)〈ミュージックビデオ〉 |
3 | Sabotage(ビースティ・ボーイズ)〈ミュージックビデオ〉 |
4 | Drop(ファーサイド)〈ミュージックビデオ〉 |
5 | Cannonball(ブリーダーズ)〈ミュージックビデオ〉 |
6 | Da Funk(ダフト・パンク)〈ミュージックビデオ〉 |
7 | What’s Up Fatlip(ファットリップ)〈ミュージックビデオ〉 |
8 | Undone(The Sweater Song)(ウィーザー)〈ミュージックビデオ〉 |
9 | Buddy Holly(ウィーザー)〈ミュージックビデオ〉 |
10 | Praise You(ファットボーイ・スリム)〈ミュージックビデオ〉 |
11 | Weapon Of Choice(ファットボーイ・スリム)〈ミュージックビデオ〉 |
12 | Feel The Pain(ダイナソーJr.)〈ミュージックビデオ〉 |
13 | If I Only Had A Brain(MC 900ft ジーザス)〈ミュージックビデオ〉 |
14 | Sky’s The Limit(ノトーリアス B.I.G.)〈ミュージックビデオ〉 |
15 | Elektrobank(ケミカル・ブラザーズ)〈ミュージックビデオ〉 |
16 | It’s Oh So Quiet(ビョーク)〈ミュージックビデオ〉 |
ディスク: 2
1 | 〈ショート・フィルム〉「How They Get There」/「Mark Paints」/「The Oasis Video That Never Happened」(実現しなかったオアシスのビデオ)/「Rockafella Skank」(リチャード・コウフェイ出演ファットボーイ・スリムのためのオーディション・テープ)/「The Woods」(ガール・スケートボード「Mouse」より)〈ドキュメンタリー〉「What’s Up Fatlip」/「Amarillo By Morning」/「Torrance Rises」\〈映像特典〉[1]ビョーク,ビースティ・ボーイズ,クリストファー・ウォーケン,ケミカル・ブラザーズ,ダフト・パンク,ウィーザー,ファットボーイ・スリム 他による音声解説/ミュージシャン+キャスト インタビュー/メイキング ファーサイド「Drop」/関連作品予告篇集 |
商品の説明
商品紹介
映像表現の最先端を疾走し、全世界から熱狂的な支持を集める監督をフィーチャー。傑作ミュージック・ビデオのほか、ショートフィルム、TVコマーシャル、ドキュメンタリーなどに加え、インタビュー、ミュージシャンたちによる作品解説+メイキングなどの特典映像も満載。豪華ブックレットも封入予定。
【収録予定内容】
●ミュージック・ビデオ
・ビースティ・ボーイズ「Sabotage」「Sure Shot」
・ビヨーク「It's Oh So Quiet」
・ウィーザー「Buddy Holly」「Undone (The Sweater Song)」
・ファットボーイ・スリム「Praise You」「Weapon Of Choice」
・ダフト・パンク「Da Funk」
・ケミカル・ブラザーズ「Electrobank」
・ダイナソーJr.「Feel The PAin」
・ノートリアスB.I.G.「Sky's The Limit」
・ファーサイド「Drop」
・ワックス「California」ほか
●コマーシャル / 短編ほか
・ショートムービー
「How They Get There」「Mark Paints」ほか
・ドキュメンタリー
「What's Up Fatlip?」「Amarillo By Morning」「Torrance Rises」
●特典映像
・ビースティ・ボーイズ、ビヨーク、ケミカル・ブラザーズ、クリストファー・ウォーケンなどによる音声解説
・ミュージシャンへのインタビュー
・ファーサイド「Drop」メイキングほか
●封入特典
日本語版豪華ブックレット(52P)
【関連商品】
『DIRECTORS LABEL ミシェル・ゴンドリー BEST SELECTION』
『DIRECTORS LABEL クリス・カニンガム BEST SELECTION』
『DIRECTORS LABEL スペシャル・トリプル・パック (初回限定生産)』
Amazonより
『DIRECTORS LABEL スパイク・ジョーンズ BEST SELECTION』を見ると、何でも起こり得て、実際に起きてしまう世界へ一歩踏み込むことになる。『マルコヴィッチの穴 』や『アダプテーション』らを手がけた天才ディレクターのミュージック・ビデオ、ドキュメンタリー、インタビュー、初期の貴重な作品を集めたこの作品集は、ジョーンズが斬新なアイデアと革新的な方法を持つ大物の映像作家だという何よりの証拠である。コレクターにとっては、40以上もあるジョーンズのミュージック・ビデオのうち、たった16作品しか収められていないことが残念かもしれないが、どの作品にもジョーンズの特徴や溢れんばかりの才能がよく表れていて、これ以上はないものばかりだ。ビースティ・ボーイズの人気パロディ番組『Sabotage』や、フィルムの逆回転が効いたファーサイドの『Drop』から明らかなように、ジョーンズはユニークな街頭劇を好んでいて、ファットリップの悲喜こもごもをつづった『What's Up Fatlip』や、ポップスとジャズがにぎやかに混在したビョークの『It's Oh So Quiet』にもそれが表れている。技術力の高さもジョーンズの特徴で、『Happy Days』をフィーチャーしたウィーザーの『Buddy Holly』や、クリストファー・ウォーケンが軽快にダンスするファットボーイ・スリムの『Weapon of Choice』などは手が込んでいる。その技術の高さは素晴らしく、これらの映像はいずれも何らかの賞を受賞してもおかしくないほどのもので、難しい技術と楽しもうという気持ちが一緒になったジョーンズの傑作である。52ページの冊子つきのこの両面DVDには(ミシェル・ゴンドリー、クリス・カニンガムの同じく傑作を集めたDVDと3部作になっている)、彼の芸術的な挑戦も見られ、珍しい映像や3つの30分ドキュメンタリーなどもあるが、それが一番顕著なのが、ファーサイドを脱退後のファットリップに対するユニークなインタビューだ。これらのミュージック・ビデオは、ジョーンズの、「自分が本当にその作品を敬愛するアーティストにしか、ベストの作品を作らない」という信念に支えられた価値のあるものばかりだ。彼は、自分の楽しみを皆に伝えてくれているのだ。何とラッキーなのだろう。(Jeff Shannon, Amazon.com)
レビュー
監督: スパイク・ジョーンズ
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語
- 梱包サイズ : 19.4 x 13.8 x 2 cm; 322.06 g
- EAN : 4988126201838
- メディア形式 : ドルビー
- 時間 : 3 時間 30 分
- 発売日 : 2004/3/5
- 出演 : スパイク・ジョーンズ
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 英語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
- 販売元 : アスミック
- ASIN : B0000TXOH2
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 41,324位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 611位ホビー・実用 (DVD)
- - 3,731位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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同シリーズの徹底した映像美やインパクト、アート?なんかにこだわったクリスカニンガム、
ミシェルゴンドリーなんかと比べると確かに低予算な香り、どこかチープさも漂います。
ただ、ビデオとしての面白さは独特の笑いやユーモアのようなものが炸裂しています。
映像的には、ホームビデオでとっているような普通の日常風景などが多いのですが
その中で「人間」が、演者が歌手がとてもユーモラスに動いてくれます。
ドラマーが立ち上がり腰を振りながら踊りだしたり、いきなり犬郡が乱入してきたり
オムツ姿で犬に追いかけられたり、殺し屋のような俳優がいきなり超ファンキーに踊りだしたり。
見ているといつのまにか、ニコニコ疲れが取れるような楽しい作品ばかりです。
そして本作は一部を除いてアーティストからの豪華なコメンタリーつき。
(風呂に浸かりながらコメントするノーマンクック、ファットリップの最初は気に入らなかった
という(そりゃそうですよね(^^;))、爆笑だけどあったかい裏話など盛りだくさん!)
Disc2では未公開含むショートフィルム、監督の人柄がじっくり堪能できるドキュメンタリー
など、これでもか!という特典満載のシリーズの中でもおススメの内容です。
特にファットボーイが「Praise You」で受賞しまくった1999年のMTVアワードでは偽名を使い登場し、ファットボーイよりも目立ちまくったスパイクが忘れられずにいたので、その舞台裏(偽)ドキュメンタリー「Torrance Rises」は必見です!
やはり何と言っても「weapon of choice」でのクリストファー・オーケンのダンスですね。笑
真面目なツラして黙々と、かつ華麗に踊る姿は何回見ても面白いです。
「electrobank」「drop」そしてスパイクといえばコレ!の「it's oh so quiet」と、
スパイク・ジョーンズはダンスものが強いのかな?
収録されている曲は極めてポップです。トンでもアイディア満載のミシェル、カリスマ性全開のクリスと比べると
ややインパクトに欠けるのは仕方ないところかもしれません。じっくり何回も凝視するような
作りではありませんが、その分飽きが来ないためダラダラ流すVGMとしては最適です。
この辺は、このシリーズに何を求めるのかで評価の分かれるところでしょう。
そしてこのS.ジョーンズです。彼の名を知ったのはやはり『マルコビッチの穴』でしたが、その後から「ああ、あの作品もこの作品も彼が監督していたんだ」と再発見しました。名作は多いですが私の一番のお気に入りはケミカルブラザースの“Elektrobank”です。90年代最先鋭アーテイストの楽曲が新体操アスリートの肉体表現にこれ程マッチしているという驚き。実演者とコーチと監督の精神的紐帯がひしひしと感じられる温もりある作り。そして何と言っても元妻ソフィア・コッポラが実演する肉体の躍動感。当時猫も杓子もCGで糊塗した人工的画面をPVで展開していた中にあって、「やっばり根源はここなんだよ」と感嘆したのを覚えています。
現在の映画界は90年代PV界の才能を投入していますが余り成功しているとは言えません。PVと長編映画では別個の才能が必要なのだなんてよく言われますがそうではないと思うのです。それは監督のコントロールが効くか効かないかという、組織の規模と圧力の問題なのではないでしょうか。長編映画は作家性を殺され妥協を余儀なくされる恐ろしい世界なのです。S.ジョーンズも近作の噂を聞きませんが、元妻の様にミニシアター系の佳作を撮ると良いのでは。もしくはもはや退潮気味のPV界に再び息を吹き込んで欲しいです。
でもそこはスパイクジョーンズ。いくつかやっぱりステキすぎて汁が出そうになるものももちろんあります。中でも一番好きなのはfatboy slimの"Weapon of choice"。面白い。クリストファー・ウォーケンが一心不乱に踊るだけのクリップですが、カッコよすぎる。めちゃめちゃ踊りうまいし。
関係ないですが、この間ツタヤで借りた"Catch me if you can"でもクリストファー・ウォーケンは踊りまくってました。
思いっきり人を欺いたり、こばかにした演出と独特のユーモアセンス。
生真面目な人は頭にくるかもしれないけれど、ただの悪ふざけではなく、きっちりと曲とつながってひとつになっているのはすごい。
どの曲も音だけで聴いたとき、彼の映像が頭にくっきり蘇ってくる感じがするのだ。
クリストファー・ウォーケンにタップダンスをやらせ、さらには宙を舞わせる「Weapon of coice」。
今やアカデミー賞にも名を連ねる女監督ソフィア・コッポラ(元妻)に床運動をやらせる「Elektrobank」。
そんなむちゃくちゃなセンス、やっぱりスパイク・ジョーンズは凄い!
映画もいいけど音楽とリンクする彼の映像をもっともっと見たいなぁ。
スロー、逆再生、200パーセント撮影→100パーセントスロー、古きよき時代の変装メイク、ゲリラ、ショートドラマ調、ミュージカル調、などなどテクニックとアイデアの宝庫である。これから映像を始めようと思っている人間やスパイクジョーンズのハリウッドにもたらした新しい可能性を認識するためには、教科書のような存在のMV集である。