LOVIN’ YOU (MISIA 1999 LIVE VERSION) (additional track)
商品の説明
メディア掲載レビューほか
愛のメーセージが込められた1枚。ファースト・アルバム『Mother Father Brother Sister』に続くセカンド・アルバム。美しい情景が目に浮かぶラブチューン「It`s just love」、信じることの大切さについて考えさせられる「BELIEVE」、思い出に浸れる「忘れない日々」他を収録。 (C)RS
アルバムのラストに収録されているミニー・リパートンの名唱をカバーしている「LOVIN' YOU(1999 LIVE VERSION )」を聴いただけでその素晴らしい感性と歌心に参ってしまいます。 ミニーへのリスペクトに溢れたその歌声がこのアルバムの価値を一層高めていると思います。 時折ハスキーヴォイスを交えながら、透明感溢れるその高音の伸びにライヴの聴衆が聞き惚れている様子がよく伝わってきます。演奏終了後のものすごい拍手と歓声はこの歌を聴いたリスナーの気持ちの表れでもありますね。 夭逝された天国のミニーがこの日本の歌姫の素晴らしいヴォーカルを聴いたらどのような感想をもつかを伺いたいものですね。ミニーを評価したスティービー・ワンダーにも聴いて欲しいとも思います。世界に通用する実力を秘めた歌姫です。
アップ・テンポのリズミカルな曲だけでなく、「It’s just love」、「あの日のように」、「忘れない日々」のようなスロー・バラードにこそMISIAの歌の実力が如実に表れていますね。切なさが声に内在されていますから、とても説得力があり、感情移入も見事です。 勿論、ヒットした「BELIEVE」も収録していますし、MISIAの魅力が満載された傑作アルバムだと言えましょう。 臨場感のある録音ですので、ライヴ会場にいるように感じました。
MISIAの作詞作曲は8「愛しい人」と9「あの日のように」。前者はほっこりしたR&Bです。後者はサビが久保田利伸の名曲「Missing」にも通じますね。 プロデュースは佐々木潤が2・6「アツイナミダ」、島野聡が3「sweetness」・4「It’s just love」・9、与田春夫が8・12、松井寛+与田春夫が5「Sweet pain」(作曲筒美京平)・7「雨の日曜日」・10・11、そのうち4・9・12は+MISIAとなっています。全体的なソウル・テイストが二作目にして彼女の可能性を更に広げた作品だったと思います。