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昭和歌謡大全集 [DVD]

3.6 5つ星のうち3.6 51個の評価

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フォーマット ワイドスクリーン, 色, ドルビー
コントリビュータ 安藤政信, 村田充, 篠原哲雄, 池内博之, 村上龍, 近藤公園, 大森寿美男, 斉藤陽一郎, 樋口可南子, 松田龍平
稼働時間 2 時間 17 分

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商品の説明

Amazonより

定期的にカラオケパーティを開いている6人の少年グループ(松田龍平、安藤政信、池内博之など)と、全員ミドリという名前のおばさん6人(樋口可南子、岸本加代子、鈴木砂羽など)が、ちょっとしたいさかいからいつしか殺しあいへと発展。しかもその武器もどんどんエスカレートしていき……。
村上龍の同名小説を『はつ恋』『命』などの俊英・篠原哲雄監督が映画化した近未来風ノンストップ・バイレンス映画。しかし、そのテイストは一貫してブラック・ユーモアにあふれたもので、またそれらのシーンをタイトルさながら『恋の季節』『また逢う日まで』などさまざまな歌謡曲が一見何の脈絡もなく(!?)彩り、一段と不可思議な映像空間へといざなう。殺し合えば殺し合うほどお互いのグループが生き生きとし始めていくという、病める現代日本に棲息する者たちの屈折したパワーの解放がすさまじくもおもしろい。(的田也寸志)

レビュー

村上龍によるナンセンス小説が原作。村上自身「この映画を観て笑える人と、不快になって怒り出す人に二分される」と言っていたとか。安藤政信がぶっ殺されたときにピューッと放尿しちゃったり、口説かれた鈴木砂羽が背中のエレキバンのせいで振られたり……な~んて場面に代表されるように、かなりブラック・ユーモア的。神経質な専門学校性が引き起こした通り魔殺人を引き金に、少年たちとオバサン軍団は復讐合戦を展開。殺人を通して、両者はそれぞれ生き生きとしてくる。全編に流れる「恋の季節」「骨まで愛して」などの昭和のヒット・ソングが郷愁を誘い、工夫を凝らした画面構成が目に楽しい。壮絶なクライマックスが突き抜けていて、また痛快だ。 (米田由美) --- 2004年07月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)

製作・企画: 鈴木光 プロデューサー: 藤田義則/原田文宏/渡辺正子 監督: 篠原哲雄 原作: 村上龍 脚本: 大森寿美男 撮影: 高瀬比呂志 照明: 赤津淳一 美術: 小澤秀高 録音: 田中靖志 装飾: 松本良二 視覚効果: 橋本満明 編集: 深野俊英 スクリプター: 皆川悦子 キャスティング: 名須川伸吾 助監督: 村上秀晃 製作担当: 森太郎/曽根晋 音楽プロデューサー: 裕木陽 音楽: 池頼広 出演: 松田龍平/池内博之/斉藤陽一郎/村田充/近藤公園/安藤政信/樋口可南子/森尾由美/細川ふみえ/鈴木砂羽/内田春菊/岸本加世子
--
内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 75 g
  • EAN ‏ : ‎ 4934569618986
  • 監督 ‏ : ‎ 篠原哲雄
  • メディア形式 ‏ : ‎ ワイドスクリーン, 色, ドルビー
  • 時間 ‏ : ‎ 2 時間 17 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/5/28
  • 出演 ‏ : ‎ 松田龍平, 池内博之, 斉藤陽一郎, 村田充, 近藤公園
  • 販売元 ‏ : ‎ バンダイビジュアル
  • ASIN ‏ : ‎ B0000YTR7I
  • 原産国 ‏ : ‎ 日本
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    3.6 5つ星のうち3.6 51個の評価

重要なお知らせ

原材料・成分

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カスタマーレビュー

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5つのうち3.6つ
51グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年4月16日に日本でレビュー済み
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このエスカレートの仕方と結末の凄さは筒井康隆原作だけど知らない作品だな、と思ったら村上龍だった。
2022年9月16日に日本でレビュー済み
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良い意味で最低の味噌汁的ごった煮映画。
個々の目的意識が希薄だし、集団での原動力もとても弱い、でもやってることは滅茶苦茶でエスカレートしていくあたりがまったく納得いかないままに面白い。しかも、両グループの代表が幕引きを宣言しているのに止められない辺り(やりたがりもちゃんといるし)暴力の恐ろしさも垣間見れていいな。
市川美和子の存在や、警察がほとんど登場しないなど、大人の寓話感が極めて強く、その観点に立てる人ならきっと楽しめるんじゃないかと思います。
古田新太のエピがあんまり必要に思えなかったのと、おばさんたちが風貌的に女優強すぎておばさん感が弱かったのが残念。もっと愛嬌のない“崩れかけ”みたいな人を入れてほしかったな。その点でダンス講師という内田春菊は絶妙だった。気化爆弾の炸裂も「仕事の成功」とか「親子愛」とかのもっと幸せの絶頂期に残酷に炸裂させてほしかった。そうなってはいるんだけど描き方が中途半端でお飾りになっちゃってたのが残念。
しかし「進化が止まるとおばさんになる」って凄いセリフだな。だから女性の方が平均寿命が長いんだね、となんとなく納得。コンプラ全盛期の令和という腐った時代にこそ、こういう映画が返ってきてほしい。あんまり連発されたくないけどー
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年11月16日に日本でレビュー済み
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登場人物のカリカチュアライズに失敗しており、歌の使い方が下手で、文学的な雰囲気を捨て切れず、『ファイト・クラブ』みたいなことやって、ギャグがない、カメラ暗く、物語は平坦(へいたん)、衝撃度なし、それだけ。
2022年1月10日に日本でレビュー済み
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異様な作品でした。最初は岸本加世子が「お嬢」の役で昭和の歌謡曲をドラマ仕立てで回していくようなものを想像して見始めたのですが、あまりのシュールさにぶっ飛びました。でも、この役者陣。シュールレアリスムな展開の中にレアリスムがちらほら。加世ちゃんの「おばさん丸出しの気遣い」とか、公園さんの車中での食事とか、細部がリアル。で、全体がシュール。けっこうというか、かなり楽しめました。(「星の流れに」では泣きましたがね)
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年10月16日に日本でレビュー済み
中弛みが… 嫌いじゃないよこう言うの。 ただ、なんかイライラする。
2021年11月22日に日本でレビュー済み
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タイトルからして「三丁目の夕日」のような昔懐かしい映画かと思ったら、全く違った。
内容はぶっ飛び過ぎて、一周回っておもしろかった。星三つ。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年1月23日に日本でレビュー済み
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いきなりの殺人シーン。
B級ほのぼの映画だと思ってたんだが。
ストーリーが途中から、ヤクザ抗争からテロにまで発展。
純愛物だと思って借りたAVが猟奇的趣向だった位の衝撃。
2021年4月11日に日本でレビュー済み
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タイトルやポスターを見ると、昭和歌謡を新たなカルチャーとして捉える少年達と、それを懐かしむ昭和世代のおばさん達の共有と融合劇か…?と、思いきや憎悪に燃えた復讐劇だった。復讐殺人という重大な出来事をサラッとやってのけてしまう妙なシュールさと言おうか不思議な展開なのに、なんともあまり違和感を持たず観られてしまう作品だった。最後の『また逢う日まで』、やっぱり昭和歌謡の代表だった…。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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