~旧GoLive~~ CyberStudioをAdobeが買収してからというもの、バージョンアップするたびに問題になるのは日本語版のバグです。そしてそのバグは毎回修正されないまま次のバージョンに移行してしまうという悪しき習慣があります。
私は今回のバージョンを購入してから、バグでHTMLが破壊されて作業を旧バージョンでやり直すことになった揚げ句、結局バグが修正されないのでその後~~一度も使用していません。
今回のバグも主に日本語化の際に生じたと思われるものです。特に問題になっているモバイル用途などでの半角カタカナ使用時にソースが消える問題の他にも、欧文入力モードで日本語の文章をした場合、レイアウトモードでは正常に表示されていてもソースは文字化けしてしまうという問題があり、ペースト時の入力モードにつねに注意~~を払う必要があります。なおかつそれらは発売後かなり時間が経つ今でも修正されないままです。
致命的な度合いは前バージョンの方が少ないので、GoLiveにこだわりたい場合はこのバージョンは見送り、次のバージョンのバグが一通り修正されるのを待った方がいいでしょう。
新しくHTMLエディタの購入、DreamWeaverからの乗り換えを検討している場合には、日本語~~版のサポートに不安がありますので、GoLiveの導入はお勧めしません。このバージョンでのバグの修正は諦められているようで、使い続けるのであれば次のバージョンアップへの出費を強いられる上に、これまでの経緯を見ると次のバージョンの日本語化にも不安が残り、さらにはサポートに対する不安があります。前バージョンでも欧文入力モードの日本語の扱いに問題~~がありましたが、修正されずにメジャーバージョンアップしているからです。
Adobeの他の製品との親和性の高さ、インターフェイスの完成度などDreamWeaverを上回る点もあるのですが、製品の完成度としては、市販してよいレベルに達しているとは思いません。~