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サロメ [DVD]

4.2 5つ星のうち4.2 11個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD 通常版
¥703
フォーマット 色, ドルビー
コントリビュータ カルロス・サウラ, アイーダ・ゴメス, オスカー・ワイルド, トマティート
言語 スペイン語
稼働時間 1 時間 27 分

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商品の説明

Amazonより

『カルメン』をはじめとしたフラメンコ・ミュージカルや、近作の『タンゴ』など、徹底してダンスと映像の関係を追求してきたカルロス・サウラは、他に類を見ない映画監督だ。この『サロメ』でも、前半はダンサーへのインタビューや振付の風景、衣装デザインの過程といった舞台裏をドキュメント。映画の中盤からは、ダンス作品としての『サロメ』が、そのまま映像に収められている。
フラメンコを基本に、地中海やアラビアの匂いも漂わせる振り付けが印象的。なかでもサロメ役のアイーダ・ゴメスが、7枚のベールを1枚ずつ脱ぎ捨てていくソロが官能的だ。首を斬られるヨハネ役の男性ダンサーの、ダイナミックな動きにも惚れぼれする。ただ、『サロメ』という舞台の作品を、なぜ、わざわざ映画にしたのかという主張が見えてこないのは気になるところ。アングルや照明にはこだわりが感じられるものの、ひたすらダンスを記録している印象を受けざるを得ない。もちろん、ダンスのすばらしさは充分に伝わってくるのだが。(斉藤博昭)

レビュー

監督: カルロス・サウラ 原作: オスカー・ワイルド 音楽: トマティート 出演: アイーダ・ゴメス
--
内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ スペイン語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988132683383
  • 監督 ‏ : ‎ カルロス・サウラ
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 27 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/5/19
  • 出演 ‏ : ‎ アイーダ・ゴメス
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 言語 ‏ : ‎ スペイン語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
  • 販売元 ‏ : ‎ ポニーキャニオン
  • ASIN ‏ : ‎ B00014N7LO
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 11個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
11グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2009年6月30日に日本でレビュー済み
サウラのいつものフラメンコ映画と同じく、これもリハーサル風景の積み重ねが、いつの間にかストーリィをつくり出していくという、メイキング/ドキュメンタリータッチの作品となっている。

相変わらずひとつひとつのカットの構成が素晴らしく、場面の移り変わりだけでため息が出るほどに美しい。

そして極めつけのサロメの舞では、決めてとなるヴェールのつくり方に関する衣装係との丹念な打ち合わせから始まり、(ある意味本番の)リハーサル風景ではごく薄く重ねられた何ともいえない色合いのヴェールがほんとうに一枚ずつ脱ぎ捨てられ、最後はほぼ裸体をさらしたサロメがヘロデにヨハネの首を請う。

思わず義娘の乳房に見入られたヘロデがそれを拒否できるまでもなかった。

官能美に満ちあふれた映像の洪水。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年11月26日に日本でレビュー済み
フラメンコ中心の表現で余りストーリー構成が分かり辛い。ある程度、サロメの予備知識持ってる人向けの映画。一見さんお断り的で微妙に敷居が高いので観たとき困惑。よく調べてから観るのをオススメする!

星3つ
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年2月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 芸術ゆえに感性の合わない人は楽しめないかも。 どれも純度が高く美しい。 サロメは、お刺身な映画だ。(ハリウッド映画などが脂コテコテ・全てが過剰だとしたら。)過剰な演出は避け、本編は台詞もなしにして、国境や時代を超える芸術にしてあります。世界的な現代スペイン舞踏家、アイーダ・ゴメスに台詞は不要。前半に製作過程をドキュメント仕立てで加え、後半の本編の理解を助けます。 映画にしたおかげで、多くの人が何度でも芸術に触れる機会ができたので、ぜひDVD化して欲しいです。
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年11月28日に日本でレビュー済み
アイーダ・ゴメスのこの作品は舞台でも観たけれど、映画の方が細かな

動きを追えるので、DVDの方が彼女の天才的な踊りを堪能できる。

情熱的で細かな表情の出し方は彼女だけにしかできない表現。もちろん

かなり大胆でもある。美しい者だけに許される官能的なダンスはさすが。

踊りも映画も芸術的で美しい。オスカー・ワイルドの戯曲に忠実に創った

作品。物語を知っておかないと「?」の映画になるのでケン・ラッセル

監督の作品「サロメ」を見て知識をつけておいたほうが無難。

意味は分からなくても彼女の踊りの素晴らしさには感嘆される。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年6月24日に日本でレビュー済み
スペイン・バレエの舞台を、そのまま映画にしたような、比較的短い作品です。
実際には、舞台演出と映画は、同時にできあがったようです。
オリエンタル趣味な音楽にのって、くつろいで楽しめるエンターテイメントになっています。
冒頭30分弱のメイキング映像は、本編が台詞もなくスピーディーに展開するので、理解を助けるという意味でも良いアイデアだと思いました。

ただ、あくまで「オスカー・ワイルドの戯曲を前提にすれば」というにすぎませんが、演出に違和感がありました。

サロメは、狂的な若い娘ですが、ゴメスの演技には、“狂気”は感じられません。
また、洗礼者ヨハネは、サロメを欲情させるほどの、「ザクロの花」より赤い唇をもち、「象牙の人形」のように痩せた、頽廃を告発し続ける苛烈な男です。
本作のような、マッチョで優しげな男では、ヨハネらしくなく迫力が出ません。

アートの点でも不満があります。
強烈な舞台照明の色で塗り込められて、すべての色が消されてしまっています。
衣装も、色の区別どころか、形まで判然としません。
ワイルドの戯曲では、「月」が重要なモチーフとなりますが、背後に三日月の形は見えていても、黄〜赤系の照明によって、夜どころか真昼の情景です。

しかし、幾多の不満も、最後のゴメスの「ベールの踊り」が、見事なまでに帳消しにしてくれました。
もう何も言うことはありません。
 
(※)ちなみに、冒頭、ヨハネの首の演出方法をどうするかで、悩んでいるシーンが写りましたが、見事に解決されていたと思います。
テリー・ギリアム監督の映画「バロン」の、“月の王”を思い出して、ちょっと笑ってしまったのは私だけでしょうか?
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年7月13日に日本でレビュー済み
実を言うと「サロメ」の物語はちゃんと読んだ事が無く、大まかな筋しか知りません。しかし賛否両論のある舞台当日までのドギュメンタリーと、本番の2部構成、私は楽しめました。こんな事を考えて舞台を作ってる、というのは興味深く、本番を観る時に参考になり(無言劇ですからなおさら)、楽しみに思う部分が見つかります。そして始まった本番は、踊りも芝居も素晴らしいものでした。ヨハネの首を得た後のサロメの悲劇性も十分伝わってきます。しかし…!!

7つのベールの踊りの見所である衣装が…!!

折角、色も布も7枚前部違うと聞いてどんな美しさかと期待したのに照明で一色にしか見えない…(がっかり)。アイーダ・ゴメスさんの鍛え上げられた素晴らしいボディはキレイですが、女の私は衣装が観たかったのに、肩透かし…(アハハ…)。何故に7色が死んでしまう照明にしたのでしょう?なので★−1。
という訳で良いDVDではありますが、私の場合失望が大きく結果、この「サロメ」は棚に眠り続ける事になっています。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年5月14日に日本でレビュー済み
戯曲のサロメは勿論、シュトラウスのオペラも大好きで

何度も読み、聴いているので、なかなかその印象を払拭しながら

観るのは少々大変だった。が、アイーダ・ゴメスは素晴らしい。

でも、原作と解釈がややズレを感じさせてしまう点は複雑。

メイキングシーンに関しては正直ダレる。

純粋にフラメンコ好きな方々が観るのとでは全く視点が変わって

しまうであろう作品だと思います。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年11月22日に日本でレビュー済み
この作品を見て私が感じたのが、「無駄な部分がそぎ落とされている」
といった印象でした。前半部分にメイキングの説明がありますが、
後半は、台詞なしで物語が進行するため、最初ものすごい違和感を
感じましたが、作品を見ていくうちにこれは、芸術を「感じる」映画
なんだと思いました。そうやって見てみると一つ一つの動作にいろん
な意味が感じ取れ楽しむことができました。この作品を見て改めて
僕の取り巻く環境は、情報が多すぎるんだなと感じたりしました。
この作品はいろんなことに気付かせてくれるすばらしい作品です。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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