アイデン & ティティ [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 大森南朋, マギー, 岸部四郎, 田口トモロヲ, みうらじゅん, コタニキンヤ, 麻生久美子, 峯田和伸, 宮藤官九郎, 中村獅童 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 58 分 |
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商品の説明
Amazonより
ロックバンド、SPEED WAYは、人気バンドだったが、ギターの中島は自分の世界を貫くことと、売れることの違いに悩み苦しんでいた。そんなとき目の前にボブ・ディランにソックリの男が現れる。中島は彼に見つめられ、流されている自分を恥じるようになるが、それをきっかけに自分を取り戻していく。
みうらじゅんの原作漫画を『木更津キャッツアイ 日本シリーズ』などの宮藤官九郎が脚色、俳優の田口トモロヲが演出した青春バンド映画。原作者自身、バンド経験があるゆえ、商業主義に巻き込まれ、自分を見失ってしまいそうになるミュージシャンたちの苦悩がリアルで興味深い。とはいえ、その苦悩を絶妙のユーモアとブレンドさせて親近感のわく作品に仕上げたのは、田口監督のセンスとこれ以上ないキャスティングの勝利。主演の峯田和伸の自分を取り繕うとしない素直なキャラは好感度大。また中村獅童、マギー、大森南朋、麻生久美子などが好演している。(斎藤 香)
レビュー
私事で恐縮だが、僕の地元はこの映画の舞台となった高円寺。というわけで、そこここに登場する路地やスタジオ、飲み屋が日常だったりするが、出演者たちの苦悩や会話も、街のあちこちで繰り広げられる風景そのものだったりする。バンド・ブーム終焉の頃、SPEED WAYはデビューを果たすものの、理想と現実の間で葛藤。そんな中で“ボブ・ディラン”に啓示を与えられながら、主人公が“アイデンティティ”に辿り着くまでを描いている。音楽業界への鋭い批判を盛り込みつつも、根本にあるのは可笑しくも情けない青春の断片。大人一歩手前のあなたはもちろん、すっかり大人になってしまったあなたにも、自分らしさとは何かを優しく投げかけてくる作品だ。 (兒玉常利) --- 2004年10月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
製作: 瀬崎巌/甲斐真樹/村山創太郎 プロデューサー: 小西啓介/代情明彦 監督: 田口トモロヲ 原作: みうらじゅん 脚本: 宮藤官九郎 撮影監督: 高間賢治 アソシエイトプロデューサー: 太田裕子 ラインプロデューサー: 八木欣也 助監督: 崎田憲一 製作担当: 梶川伸幸/村瀬正憲 照明: 上保正道 衣裳: 丸尾知行 編集: 上野聡一 スクリプター: 長坂由起子 録音: 岩倉雅之 音楽: 白井良明/大友良英/遠藤賢司 出演: 峯田和伸/麻生久美子/中村獅童/大森南朋/マギー/コタニキンヤ/岸部四郎
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83 g
- EAN : 4933364610973
- 監督 : 田口トモロヲ
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 58 分
- 発売日 : 2004/8/27
- 出演 : 峯田和伸, 麻生久美子, 中村獅童, 大森南朋, マギー
- 字幕: : 英語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo), 日本語 (PCM)
- 販売元 : 東北新社
- ASIN : B00016ZLIE
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 19,322位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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副音声がいい。副音声でディランの歌を流せるエピソード聴いたら、なんか小手先のコトとかどうだって良くなる。
みうらじゅんさんのギュイーンが愛おしい。
Be yourself.その大事さ。みうらさん自身も一貫してそうである様に思えています。この映画も一貫してそのテーマで。でもちょっと待てよと私は思います。この映画を見て、では日本人は、今の若者は、Be yourself.をどう捉えるんだろう。そこが描き足りない様に思えています。
「自分の好きに生きたらいい」、そう受け取ったらどうなるんでしょう。私は社会の中のキーワーカーと呼ばれる人が大好きです。曜日ごとに分別したゴミを時間通りに持って行ってくれる人。蛇口をひねれば昨日と同じ綺麗な水が出る様にしてくれる人。トイレを流せば私の糞尿を上手に処理してくれる人。そういった社会の基礎を作って維持してくれる人と職業です。
好きに生きる人や主義に生きる人も、その様な社会の基盤を作っている人や職業に大きく負って生きています。ならば「ロックに」生きる人だって、キーワーカーの様に誰かや社会の役に立つ事を人として忘れてはならないです。私には、こと「日本のロック」を言う多くの人から、そんな本当の社会性のある言葉を聞いた事が殆どありません。この映画からも。
ロックを言う人にそんな視野はないのかも、公共心みたいなもの。私にはロックを言う人が「魂を売り渡した大人たち」というのと同義語で、「貴方も同じ、感じている事に蓋をして」という視点でいます。好きを通せばいいだけではない権利も義務もちゃんとある大人の歌が本当には聞きたいです。そんな時、本当に憧れた、最初に聞いたロックの歌詞の意味に近づくと思っています。
自分のアイデンティティにも権利と義務の両方があるインテリジェンス。それがないと「社会がオカシイ」と言っても物笑い。音楽もロックも、本当に健康なら、キーワーカーの様に自分の好みを越えてやっているんじゃないかと思います。
開けてみると、DVD、スコアブック、トートバッグ、缶バッジは入っていたものの、Tシャツが入っていませんでした。
自分の勘違いだったかもと思い、出品者に連絡したところ、検品ミスとのことでした。
写真は訂正して、今後気をつけるとの返信をいただきました。
ただ、検品ミスに対しての正当な対応とは思わなかったので、ここで相応の評価をすると伝えました。
可能性としては、他の物が検品ミスにより入っていない可能性もありますので、ご購入を検討されている方はご注意下さい。
峯田和伸だけでなくこの映画に出た役者さんたちを応援します。Disc 2のメイキング凄いよかったです…メイキング普段は見ないですけど引き込まれました。('°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)銀杏ボーイズ脱退があった後この4人でバンド組めばなんて事が頭によぎるくらいみんな仲良しでしたね。(๑˃̵ᴗ˂̵)
スペシャルライブも最高でした(๑˃̵ᴗ˂̵)('°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
やりたい事をやり通すのがロックだと思う。しかし、みうらじゅんいわく誰もその答えを見つけてはいない。
ただ、メジャーなアーティストにも悩みはあると思う。売れ続けたアーティストにしか解らない悩みもきっとあると思う。それをやり通すのも、それはそれできっとロックなんだと思う。
GLAY万歳!GLAY最高!あんた達も俺はロックだと思う。
峯田とTERUの対談を見てみたい。
星は五つにしたいけれどあえてあえて三つ!
原作者のディランと「あの頃」への思い、全編を通して真正面から問われ続ける「ロックとは何か」という問い。星を一つ削った理由は、主人公の語りが少々長く感じたからだが、そうだとしても、普通の映画なら大人が観たらこっ恥ずかしい青春映画になるはずなのに、ギリギリのところでそうならなかったことは奇跡である。原作者と制作陣の純でストレートな思い、役者の皆さんの演技の素晴らしさの賜物だろう。(主役の峯田さんは演技・演奏ともに本当に自然だし、麻生久美子の世間離れした魅力、外見に反していい奴をコミカルに演じた獅童もお見事。)
さて、みうら氏の語るところによると、劇伴音楽での楽曲使用は基本断るというボブ・ディランが、本作の脚本(英訳)をチェックして許可を出したという。そんなエピソードも、ロックの神様がほほ笑んだこの奇跡の映画にふさわしいではないか。
人間は魂の生き物なので、姿、形にとらわれていては真実は見えません。そんなことを教えてくれた峯田くん主役の映画、ベストです。
あと、メイキングも必見なので、映画を劇場で見た方も購入必須です。