タイニー・ヴォイシズ
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, インポート, 2003/9/23
"もう一度試してください。" | インポート |
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CD, CD, インポート, 2003/9/18
"もう一度試してください。" | CD, インポート |
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曲目リスト
1 | ディス・アフタヌーン |
2 | アニマル・スキン |
3 | タイニー・ヴォイシズ |
4 | ソールド |
5 | ダーティ・マガジン |
6 | フラッグ |
7 | ラヴズ・ユー・マッドリー |
8 | ライトハウス |
9 | ウィドウズ・オブ・ザ・レヴォリューション |
10 | ラーニング |
11 | フレッシュ・アンド・ブラッド |
12 | ユア・サイド・オブ・マイ・ワールド |
商品の説明
内容紹介
新世代の才能溢れる"詩人"の誕生!
胸に沁み入るCOOL JAZZトム・ウェイツ所属アンタイ・レーベルより、新世代の才能溢れる"詩人"の誕生。あくまでも知的に、あくまでも独自の世界観をもち、孤高の存在感を示すシンガー・ソング・ライター、ジョー・ヘンリー!胸に沁みるJAZZYなサウンド。常に魂の奥底に闇を抱えているようなシンガー・ソング・ライター。01年には、ますますジャズ化も著しい傑作、オーネット・コールマンも参加した「SCAR」を発表。以来、02年にはソロモン・バークのアルバム『Don't Give Up On Me』をプロデュースし、ソロモンとともにグラミー賞を受賞。今作は2年ぶり、通算9作目となるニューアルバム。「洗練されたリリックと粋なアレンジが、このシンガー・ソングライターの音楽をまた新たな段階に導いている」とロサンゼルス・タイムズ紙も絶賛!日本でも既にミュージックマガジンの輸入盤レビューで絶賛されるなど、新世代のシンガーソングライターとして大注目!!
Amazonレビュー
エピタフ傘下の「Anti」レーベルに移籍しての2004年、9作目となるアルバム。フォークやジャズ、ソウルなどのテイストを加味しながらも、陰翳に富んだ繊細なソングライティングと枯れたヴォーカルは唯一無比のもの。ソウル/R&B界の大御所ソロモン・バークのプロデュースを経たこともあってか、その歌声はよりソウルフルに、よりエモーショナルに変貌を遂げている。聴けば聴くほど味わいを増す、簡素でありながらディープな世界は暗く、そして美しい。短編小説のようにディテール豊かな歌詞にも注目。(山崎智之)
メディア掲載レビューほか
アルバム全体の雰囲気について、ジョー・ヘンリー自身はこのようにコメントしている。「映画の見せ場を思い描いて、それに合う曲を書いていったんだ(エドワート・ノートンやウェズリー・スナイプスがこの役を演じてくれればいいね)。聴いてみて、シーンが目に浮かばないか?」――この問いかけに応えよう。エドワート・ノートンは、名門の家柄の出身、しかもイエ-ル大学卒という超エリートだ。ところが、過去に付き合った女性の中には、ドリュー・バリモアやコートニー・ラヴがいる。ノートンは、『ファイト・クラブ』で暴力の快楽に目覚め、転落していくヤング・エグゼクティヴを演じたが、本人も破滅願望を抱いているのでは、と勘ぐりたくなる。それはともかく、本作の前半を聴いて思い浮かぶのは、『ファイト・クラブ』でのノートンだ。ただし、映画自体のイメージは、ノートン演じる主人公の心の闇が浮かび上がるようなフィルム・ノワール風のサイコ・ドラマ。舞台はなぜか雨がしとしと降っているロサンゼルス。監督はデヴィッド・リンチが妥当だろうか。当然のごとく、全体の雰囲気はダークで謎めいていて……このような映画が思い浮かぶ。もっとも、キューバ革命を題材とした(1)は、主人公のモノローグで綴られる回想劇とでも言うべき作品。が、いずれにせよ、オーディオ・シネマというか、映画のシーンが目に浮かぶような作風である。
いわば闇の彼方から“ジャズ”が聴こえてくるシンガー・ソングライターのアルバム。ヘンリーの憂愁と苦渋を滲ませた歌が、たまらなくいい。また、演奏の面では、ドン・バイロン(クラリネット)とロン・マイルズ(トランペット)の活躍が光る。彼らは救世軍の楽団のように物悲しい調べを奏で、なおかつ時には歪でありながら美しいハーモニーを紡ぎ、リスナーを迷宮に誘う。なおヘンリーは1960年、ノース・カロライナ生まれ。この秀作は通算9作目にあたる。 (渡辺亨) --- 2004年03月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
新世代の才能あふれる詩人、ジョー・ヘンリーの2年ぶり、通算9作目のアルバム。洗練されたリリックと粋なアレンジが、シンガー・ソングライターの新たな可能性を示す。大注目の1枚だ。
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : はい
- 梱包サイズ : 14.2 x 12.4 x 1.2 cm; 99.79 g
- メーカー : ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
- EAN : 4547366014723
- 時間 : 1 時間 6 分
- レーベル : ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
- ASIN : B000197KV2
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 326,641位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 23,703位ポップス (ミュージック)
- - 67,091位ロック (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
イーグルスの「ホテル・カルフォルニア」がわかるなら聴いてみて欲しい。
あの憂愁をさらに深く、深く、どす黒くなるまで煮詰めた音。
くせになる、憂鬱。
前作「SCAR」も素晴らしいがこれも素晴らしい。
ホント、いい曲揃い。
日本では彼は全然有名じゃないけど、 プロのソングライターとはこういうものだ。
完成度の高さ、曲作りの巧さには感服しました。
こんな音楽をきちんと評価できる耳をもつのも大事なのに、日本では知られていない。
ひとり、ほの暗い寝室できいてみてください。
麻薬のように甘い憂鬱に浸りたいときに。
近年の細分化された聴き手の音楽的趣向に対して、
広く深くアプローチしてくる、稀に見る意欲作。
スコアの質の高さに加えて、鳥肌が立つような詞、声、アレンジ。
何度も聴きこんで、気付かされるそれぞれの音の躍動感。
誤解を恐れず、あえて一言で表現するならば、
シカゴ派(Tortoiseなど)が好きな人でも納得できる歌もの。
特に、8曲目のLighthouseの管楽器のアレンジと主旋律の
計算しつくされたバランスには、奇跡めいたものを感じた。
個人的に、日本と世界の音楽シーンの温度差を嫌というほど再認識。
日本の若い人たちに、視聴だけでも良いから一度聴いてもらいたい。
Elvis Costelloも帯でコメントを寄せている。
メロディもよく書けていて、近年のエルヴィス・コステロのキャバレー風のメロディ、そしてレーベル仲間のトム・ウェイツの酔いどれ風のメロディに通じるものがあります。とくに、トラック9がいいですね。
ギターの存在感はどちらかと言うと希薄で、音響系のアプローチ・エコー、スロー・テンポ、立ち込める深い夜の雰囲気のなか、重厚に響くドラム、キーボード、クラリネット、トランペットの存在感が圧倒的です。重厚な音響のゆえに、コステロ『ノース』のキャバレー音楽よりも、この『タイニー・ヴォイシズ』のキャバレー音楽は、音の闇がずっしりと重く深く煙るキャバレー音楽になっています。ただし、音がくぐもりながらもシャープです。
一曲一曲のつなぎかたにも気が遣われていて、曲が替わったとたん、技術上しかたない途切れがしたのに、それを音とびかとこっちが錯覚するほどこだわって、曲同士をつなげています。
総じて、クラリネット、トランペットがキャバレー音楽の香り、響きを残しながらも、音響系のアプローチで、それを現代風にシャープにまとめている大名盤。ヘンリー自身によるセルフ・プロデュースということなので、その計り知れないミュージシャンとしての力量のゆえに次回作も楽しみです。
他の国からのトップレビュー
Monsieur JOE HENRY chapeau bas !
From what I've read, the making of Tiny Voices was quite the daring effort, but one Henry handled quite ably. It was captured with eight cohorts over a five-day period. Considering the formidable talents of each individual involved, the results could have simmered into a safely calculated mash of pristine session player prowess. Fortunately, the artist knew what he was doing and delivered a collection of songs that are acoustically chaotic, lyrically confounding, yet oddly comforting. It's a discomforting comfort, a comforting discomfort, and one never gnaws to the marrow of such a paradoxical bone. Perhaps that's why I love it like I do.
Like the two previous albums, Tiny Voices probably shouldn't be sold by daylight. It probably should be listened to only under the shadow of night. Maybe if it bore a warning label he might move more units. I've bought a handful of copies for close friends I trust with such a treasure. It feels a bit dismissive to say it's my favorite album of 2003; it's also a woefully selfish and provincial view of a work that I hope will someday find a broader audience and receive the greater praise it is due.