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CASSHERN [DVD]
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フォーマット | ワイドスクリーン, 色, ドルビー |
コントリビュータ | 紀里谷和明, 小日向文世, 菅正太郎, 寺尾聡, 竜の子プロダクション, 佐藤大, 伊勢谷友介, 麻生久美子, 樋口可南子 |
稼働時間 | 2 時間 21 分 |
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メーカーによる説明
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カスタマーレビュー |
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価格 | ¥5,170¥5,170 | ¥2,518¥2,518 | — |
製品仕様 | DVD | DVD | DVD |
発売日 | 2004/10/23 | 2014/6/7 | 2007/1/27 |
商品の説明
Amazonより
そこはアメリカが存在しない世界。大東亜連邦共和国の遺伝子工学の権威・東博士(寺尾總)は人体のスペアパーツを可能とする新造人間の開発に勤しんでいたが、その結果生まれたブライ(唐沢寿明)は人類に宣戦布告。博士は、自分に逆らい戦場に赴いて戦死した息子・鉄也(伊勢谷友介)を新造人間としてよみがえらせた…。
吉田竜夫原作の名作SF-TVアニメを『SAKURAドロップス』など数々のPV演出で知られる紀里谷和明監督が、その独自のイマジネーションを駆使して映画化した話題作。ほぼ全編CGと実写の融合による世界観は、まさに新たな映像の時代を予感させるものがあるが、その一方で人肌の温もりがきちんと伝わる映画になっているのが嬉しい。原作アニメと設定の異なる部分も多いが、それらが原作に対するリスペクトを得ての結果であることは、シーンの端々にこめられた要素からおのずと理解でき、結果として原作に対するオマージュ感あふれる作品としても十分捉えることが出来る。悪の総帥ブライの悲しき美学にシンパシーをこめて、そこから全ての争いを否定していくストレートなメッセージ性も、実に潔いものがあった。(的田也寸志)
レビュー
公開される前から批判されてしまった不幸な作品だが、実は革新的映像(製作費はわずか6億円)だけでなく深いテーマを持った作品だ。貧しい者が次々と殺されていく独裁政権の世界、人間の交換パーツ用に生み出された新造人間が、残酷で自分勝手な人間に復讐を始める……。しかし観ていると敵であるはずの新造人間側に不思議と感情移入してしまう。実は『CASSHERN』は二度目からがいい。すべての真実を知ってからもう一度観ると、新造人間たちの悲しい運命に思わず……。難解な部分についていけなかった方は、音声解説を聞けばほとんどの謎は解消され、その深い世界観と物語に驚くはずだ。2時間を超えるメイキングや23分の未公開シーンなど充実の3枚組。 (竹之内円) --- 2004年12月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
監督・脚本・撮影・編集: 紀里谷和明 脚本: 佐藤大/菅正太郎 音楽: 鷺巣詩郎 出演: 伊勢谷友介/麻生久美子/寺尾聰/樋口可南子/宮迫博之/佐田真由美/要潤/西島秀俊/及川光博/唐沢寿明/小日向文世/大滝秀治/寺島進/三橋達也
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 19.2 x 14.2 x 2.2 cm; 399.16 g
- EAN : 4988105029774
- 監督 : 紀里谷和明
- メディア形式 : ワイドスクリーン, 色, ドルビー
- 時間 : 2 時間 21 分
- 発売日 : 2004/10/23
- 出演 : 伊勢谷友介, 麻生久美子, 寺尾聡, 樋口可南子, 小日向文世
- 字幕: : 英語, 日本語
- 言語 : 日本語 (DTS ES 6.1), 日本語 (Dolby Digital 2.0), 日本語 (Dolby Digital 6.1 EX)
- 販売元 : 松竹
- ASIN : B0001A7D0O
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 3
- Amazon 売れ筋ランキング: - 30,431位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 60位日本のファンタジー映画
- - 88位日本のSF映画
- - 398位日本のアクション映画
- カスタマーレビュー:
イメージ付きのレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
違和感を感じるかもしれませんが、
独立した作品と見れば
素晴らしい作品だと思います。
美しい映像、それに負けず劣らずの煌びやかなBGM、
出演されている方々の演技・・・
SF的な設定も良くできてるし。
できれば、映画館の大スクリーンで見たいものです。
よせばいいのに、日曜日の夕方の回、相当に混んでました。
みんな二時間半、息を殺してじっと観ていた感じだったですよ。
(まあ、寝ていた人もいたとは思うけど。気持ちよく寝られる映画だから)
これ、松竹は興行的に儲けたんですよね、たしか16億とかなんとか。損はしてない。
でね、否定派、アンチ派の意見、だいたい正しいです。
「独りよがり」「抽象的に過ぎる」「物語がない」「映画とPVは違う」
「だるい」「何もない」「世界観だけ」「催眠映画」「イデオン」(笑)
全部、ほぼその通りです。自分は『イデオン』マニアではないので、最後だけは
スルーさせていただきますが(音声解説でみっちーが「イデの発現~~~!!」とか
独りで騒いでいて呆れる(笑))。その点以外はまったくその通りなんです。マジで。
それで、普通に考えればダメダメな映画のはずなんだけど、結構いいんです。いろいろ。
「案外好きかも」なんて書いてらっしゃる方もいますが、その程度の脱力系感想が、
この映画の真実を衝いているかもしれません。天空のロボットみたいな雷(いかづち)で
新造細胞活性化とか、ハルコネン男爵的「大東亜共栄圏国家」の賑わいとか、そういう
ところでつまづいてしまうとダメみたいですヨ。別の方で「レビューなんか読まずに
見た方がいい」と言ってる人もいますが、至言だと思いますね。ダメな子ほどかわいい、
いやいや、そうじゃなくって、ダメな映画だけど面白い、そういうことも多々あるんで、
そういうスタンスで楽しんでもらえれば、いいんじゃないですかね?
いい映画なんだけどツマラナイ、そういうこともありますからね。
これはその裏返し。「オモテ返ったんだ!」あ、それは『ヤマト2199』ですけど。
(大元は戦前の『雄呂血』だい!次にソノシート「バルタン連合軍」、それで『ヤマト』ね)
音楽(スコア)は鷺巣詩郎さんなんですが、『エヴァ』みたいところは微塵もなくて、
これはすごくいい感じだと思いますよ。あたしゃ好きですね。
とにかく長いです。新造人間と明確に敵対してるわけでもなく、いろいろな人間模様を描いているから関係性が分かりづらいし、最後目がうつろになってました。
憎しみを嫌い、平和を願うアピールのごり押しもすごく、重たい内容でしたね。
もう二度と見ることはないと思いました。
見る人にそんなことを、自然に考えさせる不思議な余韻のある作品でした。
音楽の使い方もとてもよかった。
タツノコプロのアニメのキャシャーンも見て育った世代ですが
あんなんだったらやだなと思っていました。
だってあれは子供の見るテレビ漫画ですし・・・・
まあ、そう言うのでも実写でやったらやったで、楽しい作品になったかもしれませんが
意外なところから切り込んでくるな、これは意外だったという感じでした。
その意外性が私にはとても受け入れやすいものだったのがよかったのだと思います。
私も、唐沢寿明演じる新造人間の怒りや、西島秀俊演じる上条中佐の憎しみが
何だかわかる気がする方なので、何だか泣けて来て仕方なかったです。
美意識の強い映像、舞台劇風な演出、キャストの美しさ、唐沢さん西島さんの演技にツボり、パンフやDVDは購入した(だがDVDでは本作の映像の良さが全くといって伝わってこない。もったいない)。
ヨーロッパでBlu-rayが出たのでそちらを入手したところ映画公開版に近い編集だった。DVDやAmazonビデオは東博士の「上月、欠陥人間は排除される」の台詞が削除されている。ブライ蘇生と同時に東博士は罪を感じ取っていることが判る。
原作アニメは孝行息子が自らアンドロイドボディに身をやつし、父の汚名をそそぐべく、孤軍奮闘する家族愛と受難の物語だが、本映画では正義らしきものは東一家や人類側には一切なく、「新造人間」を自称して、復讐するブライキング側にある。
東鉄也は東博士を、上条中佐は上条将軍をその身勝手さから嫌い、終始いがみあって黒富野めいたシェイクスピア悲劇へと向かう。なんともな変容だ。
しかし紀里谷監督は製作発表の席で「なぜ戦いがなくならないかを僕なりに描けました」と述べ、パンフレット冒頭でも「子供の頃キャシャーン1話を見てブライキングボスの台詞に感銘を受けた」と書き、製作意図にブレはなかったらしい。
さて「病死克服の目的のため、禁断の秘儀に手を染めてしまう医学者」、「その結果産み出されたが、愛されなかったために復讐しつづけるモンスター」という構図は、メアリー・シェリーの「フランケンシュタイン」(原題 "Frankenstein: or The Modern Prometheus” )そのものだ。
モンスターは「愛してくれないのなら、せめて伴侶をよこせ」と要求、だが創造主で医学生のヴィクター・フランケンシュタインは応じず、モンスターはヴィクターの家族や婚約者の生命をも奪う。
ブライはまず東博士の最愛の妻ミドリを奪い、旧友の上月を殺し(直接にではないが)、鉄也をも奪う。
ヴィクターは人類未踏の地の果て(当時)の北極まで逃亡後、衰弱して死亡。追ってきたモンスターはそれを知って、同じ場所で焼身自殺を遂げる。
東博士は憎まれるままに鉄也に殺され、鉄也とルナは「憎しみの連鎖」を断ち切るべく祈りと共に炎上自爆する。と結末まで一致している。
原作アニメは、そもそもメアリーの小説ではなく、有名で興行成功した1931年のユニバーサル映画の翻案である。
だが本映画は意図か不意図か先祖返りして、人間の愚かさと罪深さをひどく真摯に批判して見せた。
(本レビューは 2013年に別SNSへ投稿したものの改稿です)