女の子がリングにあがるっていう設定的にちょっと興味を惹かれて観てみました。印象的だったのは、冒頭での主演の女の子がカメラに向かって睨むシーンでした。本当に怖いです(笑)。
ストーリー的にもう少し何かあってもいいんじゃないかという、そんな映画でした。
フォーマット | 色, ドルビー, DTS Stereo, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | サンティアゴ・ダグラス, ジェイミー・ティエリ, ポール・カルデロン, カリン・クサマ, ミシェル・ロドリゲス |
言語 | 英語, 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 50 分 |
学校もつまらない、家族ともうまくいかないと、日々イライラを募らせていたダイアナが、ボクシングに出会い、その情熱をボクシングに注ぐ。毎日怒り、ケンカばかりしていたヒロインが、ボクシングによって自己鍛練を学び、汗をかきながらボクサーとして成長していく姿はたくましくクールだ。
一方ボクサーとの恋では、すっかり普通の女の子になってしまうところはかわいく、ミッシェル・ロドリゲスは、女優デビュー作とは思えない演技の幅の広さを見せつける。カリン・クサマ監督も、本作がデビュー作。男に媚びないガッツあるヒロインのキャラクター作りや、フラメンコのリズムを効果的に使った音楽など、随所にセンスが光っている。(斎藤 香)
監督・脚本: カリン・クサマ 撮影: パトリック・ケイディ 音楽: テオドール・シャピロ 出演: ミシェル・ロドリゲス/サンティアゴ・ダグラス/ジェイミー・ティレリ/ポール・カルデロン/レイ・サンティアゴ/エリサ・ボカネグラ/シャノン・ウォーカー・ウィリアムス/アイリス・リトル・トーマス/ジョン・セイルズ/アリシア・アシュレイ
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)