1996年にアメリカのウィスコンシン大学で結成されたファンクバンド。輸入盤が国内でも一部でヒットしたお陰か、国内盤でも発売されるようになったとの事。ライナーによるとシカゴ(イリノイ州)近辺にてライヴ活動を行い、同じ地域で活躍するTower Of PowerやMaceo Parker等といったファンクバンドとも、幾度もライヴで共演しているらしい。
それ故か、Tower Of Power等とよく比較されて評価されているけれど、どちらかと言うとUKクラブシーンを代表するAcid Jazzの色に近く、洗練されたスマートな楽曲が多い。これは彼等の所属している、Jazzを基盤としてPopとのクロスオーバーを目指す若いレーベル、NARDISの影響もあるのではないか?と思う。とは言え、Acid Jazzに近いサウンドでありながらも、ギターが前面に出てきたり、整ったホーンセクション陣が揃えてあったりと、アメリカの伝統的なファンクサウンドも健在。それに加え、ラップをサウンドの上に展開させたりとHip Hopの影も上手く取り入れている。それ故、多くの年齢層に好まれるバンドであると思う。
1.Untitled (Weekend Special) 2.You and Me 3.Higher 4.How Do I Get To Your Heart 5.Rocco 6.Rock Star 7.Never Be The Same 8.Integrity 9.A Little Bit 10.Red Carpet 11.Always 12.Stand Up
の全12曲です。
そして中身の方は、みなさん仰られている様にまずTower Of Powerの影響が濃く伺えます。 それは「Rocco」なんて曲名を付けてしまう事からも明らかですね。