ギルティギアイスカのサウンドトラック。従来の固有キャラクターのテーマはなくステージごとのBGMと異色なタイトル。 曲数も減っていますがその分濃い内容でDrunkard Does Make Wise RemarksやRiches In Meなどが個人的に好きでした。本編では使われなかった未使用曲も収録…ですが家庭用でのみ使われたアクションメインのステージ曲は収録されておらずそれも入れてほしかったです。
なので少々曲数が少ないですが内容は期待を裏切らないデキです。 一曲目の「God Bites Own Lip In Chagrin」は歴代オープニングの中で一番好きですね。 「Sheep Will Sleep」と「Push a Bush」がお気に入りです。前者は曲の構成が。後者はイントロのヘヴィなリフとそれに相反するかのような哀愁味を帯びたメロディが。
このサントラはこれまでのシリーズとは曲のかぶらない全曲新曲となっています。 そのため最初は戸惑うかもしれませんが聞いているうちに同シリーズの他のサントラと同じ『根源』を感じられると思います。 今回は音楽の幅も広く、以前より曲調が細分化している感じがします。 かといってギルティのロックやメタルの曲調が無くなる訳ではなく、それが『根源』として作り手の中にあるからこそこのような曲ができるのかなと思います。改めて石渡太輔という人の才能に驚かされます。 お勧めの曲をあえて挙げるとすれば『Riches In Me』、『Home Sweet Grave』、『The Cat Attached To The Rust』の三つ。 特に『Home Sweet Grave』は秀逸です。 あとは『Kill Dog As A Sacrifice To Dog』かな。 曲自体はすごい好きと言う訳ではないのですがバックで流れるノイズにまみれたシャウトが石渡さんの声、しかも日本語で何かを言っているというから驚き。まぁ、自分には何を言っているかわかりませんでしたが。