何度も見返してます。
買って良かった。やっぱり石坂浩二シリーズは良い。
病院坂の首縊りの家 [DVD]
フォーマット | 色 |
コントリビュータ | 佐久間良子, あおい輝彦, 萩尾みどり, 桜田淳子, 大滝秀治, 中井貴恵, 石坂浩二, 小沢栄太郎, 加藤 武, 小林昭二, 横溝正史, 草刈正雄, 三木のり平, 入江たか子, ピーター, 市川崑, 草笛光子 表示を増やす |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 19 分 |
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商品の説明
Amazonより
市川崑監督、石坂浩二主演の名コンビによる横溝正史原作シリーズの最終作。「病院坂の首縊りの家」と呼ばれる古い館に、人間の生首が風鈴のように吊るされるという猟奇事件がぼっ発し、やがてそこから次々と惨劇が繰り広げられていく。
名探偵・金田一耕助は、なんと生首の現場におもむいた際に、犯人は誰であるかを見抜いており、その模様は映像でもきちんと描かれているので、目をこらして観てもらいたい。また本作は金田一最後の事件であり、原作ではおよそ28年にも及んでの事件解決となるのだが、映画化に際しては、それを数か月に凝縮している。
横溝夫妻も冒頭とラストで特別出演し、シリーズの終えんをねぎらってくれているのがうれしい。シリーズ常連キャストも、それぞれ名演。特に『無法松の一生』さながらのいでたちと雰囲気で迫る小林昭二がすばらしい。(的田也寸志)
レビュー
製作・監督: 市川崑 製作: 馬場和夫/黒沢英男 原作: 横溝正史 脚本: 日高真也/久里子亭 撮影: 長谷川清 美術: 阿久根厳 録音: 矢野口文雄 照明: 佐藤幸次郎 音楽: 田辺信一 出演: 石坂浩二/佐久間良子/桜田淳子/萩尾みどり/あおい輝彦/草刈正雄/入江たか子/加藤武/草笛光子
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988104022349
- 監督 : 市川崑
- メディア形式 : 色
- 時間 : 2 時間 19 分
- 発売日 : 2004/5/28
- 出演 : 石坂浩二, 佐久間良子, 桜田淳子, 草刈正雄, あおい輝彦
- 販売元 : 東宝
- ASIN : B0001W8HUM
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 157,816位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,415位日本のミステリー・サスペンス映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.3つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2021年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ストーリーやトリックはちょっと無理がある
犬神家の一族みたいなインパクトのある絵面もなし
もはや金田一と美人女優さんが見たくて見てるだけ
しかし、このシリーズは戦時中や戦後のゴタゴタを感じられるところは面白い
犬神家の一族みたいなインパクトのある絵面もなし
もはや金田一と美人女優さんが見たくて見てるだけ
しかし、このシリーズは戦時中や戦後のゴタゴタを感じられるところは面白い
2024年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作品も何度か観ていて、一連の5作品の中では、「悪魔の手毬唄」「獄門島」と共に気に入っています。
この作品の弱点として、真犯人の行動の動機が弱い、説明不足であると言う点があるかと思うのですが、実はそれはシリーズ5作を通じて何が齎されているかを考えてみると、あまり弱点とは考えられなくなるとも言えるのではないかと感じるのです。これは苦労を重ねた美しい女性が、一身に負うには相応しくない不幸と過去のもつれの精算を行い去って行くと言う点です。悲劇の重さに見合う美しさが無くてはならない、その点で佐久間良子、萩尾みどり、桜田淳子と言う三人の血縁の流れ、配役は的を射ています。内面とは異なる言葉を重ねなくてはならない佐久間の人形の様な美しさ。出演場面が少なく、内面を語る言葉の少ない中間的な存在、選択権の無い存在である萩尾の華奢な儚さ、そして二役で苛立ちと戸惑い、恐怖や苦しみの振幅の中にある強さを内包した桜田。萩尾と桜田の対面の場面やあおい輝彦を拒絶する時の強さに注目しなくてはならないのです。佐久間が何故未来を桜田に託すのか。
石坂浩二=金田一には二つの役割が有る。それは過去を開示し、それをそのまま未来に持ち込むことが出来ない事を犯人にアドヴァイスする役目と観客に対する解説者と言う立場のものです。本当に彼は事件を解決したり、殺された人物を救う事は出来ない、重要な事ではない。背負うべき過去の重荷を外す時が来たと告げる為に存在したのです。彼が袴姿で下駄ばきなのは彼が過去に属しているからであり、未来を生きる人には積極的には関われない、桜田も草刈正雄も、今作で坂口良子の役割を引き継ぐ中井貴恵にも、思い起こされる過去になる人物なので、彼らはそれぞれの未来を生きる。
佐久間良子と比較し、殺される人物は男性の多くが惨い死に様なのは、女性の憎しみが反映されています。その中であおい輝彦が生首となったのは、女性への憎しみではなくその逆側にある愛情の選択に裏付けられています。
やはりこの作品は撮影と音楽が良く、カットの繋ぎも前作に比べ計算されたものですし、2カ所あるオーヴァーラップも非常に効果的でした。また特に屋内の撮影が俳優の動きとカメラの移動や配置が計算されていて、冒頭の横溝正史の立ち姿に光線の変化からドアの閉める事が伺え、金田一が訪問すると言う期待値を高める所には感心しました。音楽も時代考証的には多少疑念を感じますが、ジャズ・コンボ的バンド演奏が前半のBGMで、後半東北が映されるとストリングスが前面に出始める。これは現在から過去、犯罪から悲劇への転換を示していると考えられます。またカットの繋ぎに脇役たちのえーっとかひーっとかの声を配していて、草刈正雄が割と大袈裟な演技をしているのも全体的なアンサンブルの計算のもとに有ると感じました。
全然関係ないのですが、レヴューを読んでいて割と感じるのが、ミステリファン的な心理には、アイドルファンと共通するものを感じるときが有ります。割と内的なルールに縛られた価値観の反映が有って、そのルールに基づいて受け取り側の知的快楽が得られる、需要側の優位性の保持が実際は供給側の設定するルールに基づいている事を見逃しているなと感じるんですよね。金田一の解説抜きに快感は得られない筈なのですが。
この作品の弱点として、真犯人の行動の動機が弱い、説明不足であると言う点があるかと思うのですが、実はそれはシリーズ5作を通じて何が齎されているかを考えてみると、あまり弱点とは考えられなくなるとも言えるのではないかと感じるのです。これは苦労を重ねた美しい女性が、一身に負うには相応しくない不幸と過去のもつれの精算を行い去って行くと言う点です。悲劇の重さに見合う美しさが無くてはならない、その点で佐久間良子、萩尾みどり、桜田淳子と言う三人の血縁の流れ、配役は的を射ています。内面とは異なる言葉を重ねなくてはならない佐久間の人形の様な美しさ。出演場面が少なく、内面を語る言葉の少ない中間的な存在、選択権の無い存在である萩尾の華奢な儚さ、そして二役で苛立ちと戸惑い、恐怖や苦しみの振幅の中にある強さを内包した桜田。萩尾と桜田の対面の場面やあおい輝彦を拒絶する時の強さに注目しなくてはならないのです。佐久間が何故未来を桜田に託すのか。
石坂浩二=金田一には二つの役割が有る。それは過去を開示し、それをそのまま未来に持ち込むことが出来ない事を犯人にアドヴァイスする役目と観客に対する解説者と言う立場のものです。本当に彼は事件を解決したり、殺された人物を救う事は出来ない、重要な事ではない。背負うべき過去の重荷を外す時が来たと告げる為に存在したのです。彼が袴姿で下駄ばきなのは彼が過去に属しているからであり、未来を生きる人には積極的には関われない、桜田も草刈正雄も、今作で坂口良子の役割を引き継ぐ中井貴恵にも、思い起こされる過去になる人物なので、彼らはそれぞれの未来を生きる。
佐久間良子と比較し、殺される人物は男性の多くが惨い死に様なのは、女性の憎しみが反映されています。その中であおい輝彦が生首となったのは、女性への憎しみではなくその逆側にある愛情の選択に裏付けられています。
やはりこの作品は撮影と音楽が良く、カットの繋ぎも前作に比べ計算されたものですし、2カ所あるオーヴァーラップも非常に効果的でした。また特に屋内の撮影が俳優の動きとカメラの移動や配置が計算されていて、冒頭の横溝正史の立ち姿に光線の変化からドアの閉める事が伺え、金田一が訪問すると言う期待値を高める所には感心しました。音楽も時代考証的には多少疑念を感じますが、ジャズ・コンボ的バンド演奏が前半のBGMで、後半東北が映されるとストリングスが前面に出始める。これは現在から過去、犯罪から悲劇への転換を示していると考えられます。またカットの繋ぎに脇役たちのえーっとかひーっとかの声を配していて、草刈正雄が割と大袈裟な演技をしているのも全体的なアンサンブルの計算のもとに有ると感じました。
全然関係ないのですが、レヴューを読んでいて割と感じるのが、ミステリファン的な心理には、アイドルファンと共通するものを感じるときが有ります。割と内的なルールに縛られた価値観の反映が有って、そのルールに基づいて受け取り側の知的快楽が得られる、需要側の優位性の保持が実際は供給側の設定するルールに基づいている事を見逃しているなと感じるんですよね。金田一の解説抜きに快感は得られない筈なのですが。
2023年8月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原作は昔買った時に長さに挫折して、しばらく忘れてたんだけど、ふと思い出し、DVDで映画で観ようと。私は横溝ファンではありますが、この作品はスケールのわりにあまり評価が高くないような気がしていましたが、映画はとても面白かった。少しエグい場面はあるけど、それも含めて金田一モノって気もするし。ただひたすら悲しい最後だったですね。小林昭二さんとおっしゃるのかな。名演でした。他のキャストも豪華ですし、桜田淳子さんは演技も良くて綺麗でしたね。ケチを敢えてつけるなら、2回観たけど、未だに完全には人間関係が理解できてないです。複雑!でも名作!
2023年3月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全編を通して決して成功しているとは言えないが、終盤の怒涛のような回想の連続にやっぱり丹念に撮ってるなぁと改めて感銘を受けました。
特典も見応えあり。手塚監督、長田さん、五十畑さんとみなさんお元気そうで何よりです。
公開当時、完成披露試写会に当たったのですが、舞台挨拶で加藤武さんが「あんたそれで芝居やってんの、なんて言うんですからねえ」と市川さんのことを言ってたのを憶えています。それと岸恵子さんが観に来てらっしゃいました。懐かしい想い出です。
特典も見応えあり。手塚監督、長田さん、五十畑さんとみなさんお元気そうで何よりです。
公開当時、完成披露試写会に当たったのですが、舞台挨拶で加藤武さんが「あんたそれで芝居やってんの、なんて言うんですからねえ」と市川さんのことを言ってたのを憶えています。それと岸恵子さんが観に来てらっしゃいました。懐かしい想い出です。