30世紀から20世紀へと脱走してきた犯罪組織ロンダーズファミリー。
タイムレンジャーの目的は、あくまでも彼等の再逮捕であって、完全にトドメを刺す訳ではない。
その為、本作は怪人達が全員生存し、逆に死亡したのはドルネロとギエンのみという、大変珍しい作品になっているといえる。
怪人達も、チンピラ、爆弾魔、インチキ宗教家、結婚詐欺師、汚職警官等、様々な無法者達が登場。
ちなみに本作の真の黒幕は、リュウヤ隊長ともいえる。
彼は自らの死を逃れる為に直人をタイムファイヤーにしたのだが、結局、死の運命からは免れなかった…。
また、本作は戦闘員が追加戦士を殉職させるという大金星を成し遂げた作品でもある為、かなり伝説になっているとも言える。
シリアスなエピソードの数々に、ハイテクなOP等、まさに本作は20世紀最後の戦隊に相応しい作品でしたね。