戦前トーキーアニメとして資料的価値のある、ベティーの主に後期作品です。
ミニー・ザ・ムーチャーは必見。
漫画のベティさんは、元祖’ププッピドゥ・ガール’である女優のヘレン・ケイン嬢との
訴訟問題により歌のシーンを、政治的な映画浄化運動により、ナンセンス、お色気シーンの
制限を余儀なくされます。
人気低迷を打破するため、原作者フライシャー兄弟のエッセンスをこめた発明家の’グランピー’や、
ペットの’パジィ’、人間の恋人’フレッド’の投入、あげくディズニー風のアレンジと、
ベティさんの運命は戦中映画界に翻弄されることになります。
vol.1と合わせてどうぞ。