日本ならば竹松舞、英国ならカトリン・フィンチといった若手ハーピストですが、ロイヤル・ハーピストに任命され注目を集めています。
今年6月に来日し、コンサートがありました。1曲1曲、曲の紹介をして、愛嬌のある、まるでお茶目なフィンチさんでした。軽やかな演奏に豊かで大きな音色が素晴らしかったです。
本CDでは、クラッシックだけを集めての演奏、ドビュッシーのきらめく音もいいし、意外とスメタナの“モルダウ”がよいのでちょっと驚きでした。大きな音が出せるので、音の強弱で表現の豊かさが感じ取れます。心地よい演奏、1台のハープだけでも十分人を楽しめることができることを証明しています。