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マイルス・デイヴィス・オールスターズ Vol.1

4.4 5つ星のうち4.4 12個の評価

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新品 中古品
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曲目リスト

1 テンパス・フュージット
2 ケロ
3 エニグマ
4 レイズ・アイデア
5 ウ・ディープ・イズ・ジ・オーシャン
6 C.T.A. (別テイク)
7 ディア・オールド・ストックホルム
8 チャンス・イット
9 イエスタデイズ
10 ドナ (別テイク)
11 C.T.A.
12 ウディン・ユー(別テイク)

商品の説明

内容紹介

「テンパス・フュージット」 「ディア・オールド・ストックホルム」 他、名演揃い。帝王初期の最高傑作。
ブルーノートに2枚あるマイルスの作品は、来るべきハード・バップ黄金時代の黎明を告げるジャズ史上の記念碑だ。入門者には40年代ビ・バップと50年代ハード・バップへ、スタイル変遷の過程を検証する上で恰好の教材でもある。
《アーティスト》 マイルス・デイヴィス(tp)、J.J.ジョンソン(tb)、ジャッキー・マクリーン(as)、ジミー・ヒース(ts)、ギル・コギンズ(p)、オスカー・ペティフォード(b)、ケニー・クラーク(ds)、パーシー・ヒース(b)、アート・ブレイキー(ds)
(1952年5月9日録音、1953年4月20日録音)

Product Description

24bit digitally remastered Japanese release.

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 製品サイズ ‏ : ‎ 14.15 x 0.99 x 12.52 cm; 90.72 g
  • メーカー ‏ : ‎ EMIミュージック・ジャパン
  • EAN ‏ : ‎ 4988006820258
  • 時間 ‏ : ‎ 44 分
  • レーベル ‏ : ‎ EMIミュージック・ジャパン
  • ASIN ‏ : ‎ B000228WL0
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 12個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
12グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2007年7月28日に日本でレビュー済み
アルバム全体の解説は他の人に譲るとして、
個人的に特筆しなければならない部分が三箇所ある。
まず7のマイルスのソロの音。なんと表現してよいか、世間の世渡りを拒否した引きこもりのみが到達しうる優しさ!
とにかくいい。
次に2。これだけ惜しみなく溢れ出るマイルスってあるか?
まったくケチケチしていないでまるっきり溢れ出ている!麻薬付けの当時、なんでこんなに
(パチンコで言えば)「フル解放」の流れるような、溢れ出るような演奏ができるのか。とにかくいい。
そして最後は12の二回目のソロの最初の四小節!このまるで処女のような下手の装いの上手さ!この三箇所だけを聞くために、俺はもう一度生まれたら100万円払ってもいい。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年6月7日に日本でレビュー済み
なぜこんなに哀しいのか。バラードだけでなくChance It やWould'n Youのようなバップのお馬鹿な曲まで、ここでは後悔と諦念のなかで奏でられる。音と音の隙間にある空気が沈んでいる。御大が滅多に開かぬ胸襟を開き、全てをさらけ出すかのようだ。
SP盤3枚と別テイクをLPサイズ2枚に編集した盤でありながら、Vol.1は全て哀しい(なぜかVol.2は余り面白くない)。50年代マイルスでも、陽気な『リラクシン』と対をなす突出した傑作と思う。
バラードのDear Old StockholmとYesterdaysが素晴らしいため、そのように聴こえるのだろうか。前者の解釈はデレク&ザ・ドミノスのLittle Wingの元ネタに違いありません(面白いことにゲッツの演奏はジミ・ヘンに似ている)。後者も泣きのロック・ギターに無茶苦茶影響を与えたはずである。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年10月22日に日本でレビュー済み
この時期のマイルスは正直言って人生の中で最悪の状態であった。仕事もなく麻薬付けの体はぼろぼろで、音楽的にも行き詰まり、東海岸のジャズメンが置かれている環境も劣悪だったときく。そのような状況の中で苦悩しながらブルーノートに吹き込んだのがこのアルバムで、かねてよりマイルスの才能に注目していたアルフレッド・ライオンがレコーディングの機会を与え実現したのであった。記念すべきブルーノートの1500番台の嚆矢となった本アルバムこそいわゆるイーストコースト・ジャズの隆盛の出発点でもある。クールな演奏の中にもバップ魂が随所に見られ、来るべきハード・バップの萌芽が感じられる。特にテンパス・フュージット、C.T.A.などにハードな演奏を試みているが、一方でエニグマ、ハウ・ディープ・イズ・ジ・オーシャン、ディア・オールド・ストックホルム、イエスタデイズといったロマンティックな曲で見せるマイルスのセンシティブな感性は後のミュートプレイにおけるマイルス・リリシズムを彷彿とさせる。マイルスの50年代の出発を印象付ける重要な録音である。J.J.ジョンソン、若きジャッキー・マクリーンなども好演しており50年代の創造の源泉が凝縮されている。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年12月30日に日本でレビュー済み
麻薬漬けで、人気もなくなったMilesが、なんとかつてを頼ってBlue Noteにとりあえず吹き込んだ(そのあと、ギャラは麻薬代に変わるんだろうけど)という事情?はともかく、ここでは若いMcLeanを聴ける!!という素晴らしいものが残っているじゃ~ありませんか。ホント、ここでのMcleanはプチプチ、若い。全編出てないけど、これはCheck out!ですよ
2005年1月23日に日本でレビュー済み
1952年5月9日、1953年4月20日録音。
本作はブルーノートが1955年に当時主流だった10インチ盤に変えて12インチLPを発売する時に真っ先に発売されたものである(vol.1・2)。マイルスのレコーディングからvol.1には52年セッションから6曲と53年セッションから3曲、vol.2には52年セッションの2曲と53年のセッション3曲、そして54年3月6日のセッション6曲全曲が収められている。
マイルスが自らの地位を確立した時期というのは1950年代の半ばである。『クールの誕生』が1950年3月9日のニューヨークの録音であるからして、vol.1・2を録音したこの時期というのはまさにマイルスが試行錯誤の中自らのスタイルを確立するまっただ中であった。そういう意味でこのあたりの録音は実に興味深く、マイルスの音楽を知る意味で必要不可欠な時代であると断言出来るだろう。
重要なのは未だマイルスのスタイルというのがそのコンボに浸透していないと言う点だろう。それでもマイルスのトランペットは光を増しつつあるのが十二分に聴き取れる。
今では24ビットでRuby van Gelderエディションで聴くことが出来る。何て幸せな時代なのだろうとつくづく思う。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート