ジ・アメイジング・バド・パウエル Vol.1
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, 限定版, 2024/6/26
"もう一度試してください。" | UHQCD | ¥2,200 | — |
CD, 限定版, 2024/6/26
"もう一度試してください。" | 特典付 UHQCD | ¥2,200 | — |
CD, オリジナルレコーディングのリマスター, 1995/7/26
"もう一度試してください。" | オリジナルレコーディングのリマスター |
—
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CD, 限定版, 2019/4/10
"もう一度試してください。" | 限定版 |
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CD, 限定版, オリジナルレコーディングのリマスター, 2009/6/10
"もう一度試してください。" | オリジナルレコーディングのリマスター, 限定版 |
—
| — | ¥880 |
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曲目リスト
1 | ウン・ポコ・ローコ(テイク1) |
2 | ウン・ポコ・ローコ(テイク2) |
3 | ウン・ポコ・ローコ |
4 | 異教徒たちの踊り |
5 | 52丁目のテーマ |
6 | イット・クッド・ハプン・トゥ・ユー |
7 | チュニジアの夜(別テイク) |
8 | チュニジアの夜 |
9 | ウェイル |
10 | オーニソロジー |
11 | バウンシング・ウィズ・バド |
12 | パリジャン・ソロフェア |
商品の説明
内容紹介
「ウン・ポコ・ローコ」 の3ヴァージョンで始まる悲運の天才ピアニストの炎のセッションを記録した不滅のアルバム。
バド・パウエルがビ・バップの最重要ピアニストであることを端的に証明した1枚。同時期のルースト、ヴァーヴ盤と比較しても、このブルーノート作品が最もインパクトが強い。マックス・ローチとの 「ウン・ポコ・ローコ」 は3テイク連続で聴かされても全く飽きる事なく、その迫力にただ圧倒されるだけ。ジャズが持つ巨大なパワーを体で感じずにはいられない強烈な作品だ。
《アーティスト》 ファッツ・ナヴァロ(tp)、ソニー・ロリンズ(ts)、バド・パウエル(p)、トミー・ポッター(b)、ロイ・ヘインズ(ds)、カーリー・ラッセル(b)、マックス・ローチ(ds)
(1949年8月8日録音、1951年5月1日録音)
Amazonレビュー
バド・パウエルは、ジャズ・ピアニストの改革者だ。それまでバンド内ではリズムセクションに甘んじがちだったピアニストの地位を、リーダーシップをとるソロイストとして一躍表舞台に押し出したからである。バド・パウエルはまた、ベース、ドラムスを従えたジャズのピアノ・トリオ・フォーマットを最初に完成させた人物でもあるのだ。
このアルバムは彼の絶頂期の演奏で、モダン・ジャズ・ピアノの聖典といわれた傑作である。演奏はトリオ編成と、トランペッターのファッツ・ナヴァロ、テナー・サックスのソニー・ロリンズなどが加わった、クインテット編成の2つのセッションから成る。特に、トリオで演奏されるパウエルのオリジナル曲「ウン・ポコ・ロコ」は、彼の圧倒的なスピード感覚が満喫できる壮絶な演奏だ。(後藤雅洋)
Product Description
24bit digitally remastered Japanese release.
メディア掲載レビューほか
ブルーノート・レーベルの音源をデジタル・リマスタリングして発表する2004年時、65周年特別企画。`ブルーノート決定盤! 1500`シリーズ。ジャズ・ピアニスト/バド・パウエルによる1949、51年録音盤。 (C)RS
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 製品サイズ : 12.45 x 14.22 x 1.02 cm; 91 g
- メーカー : EMIミュージック・ジャパン
- EAN : 4988006820265
- 時間 : 42 分
- レーベル : EMIミュージック・ジャパン
- ASIN : B000228WLA
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 256,389位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 2,375位ビバップ
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
なぜもう少し早く聴かなかったか後悔しています。
バドのアルバムの中では、最も好きなアルバムになりました。
ウン・ポコ・ロコ3連発はやはり強烈。
その後もバドの快調なピアノがたっぷり聴けます。
まさにバドのピアノの神髄そのものです。
でも、ある程度バドの他のアルバムを聴いてからの方が良いかも。
あと最後の曲 パリジャンソロフェア が突然終わったのには驚いた
言い方は良くないかもしれないが、ジャズ・ファンを自称する人たちの誰もが、「判で押したように」ひたすらに「ウン・ポコ・ローコ」3連発のことばかりを語ってきた感がある。
その結果、いわゆる「世評が固まってしまった」作品と言って良いだろう。
個人的には、このアルバムのそうした風潮が好きではない。
もちろん、責任はバド・パウエル本人ではなく、日本の昔からのジャズ・ファンにあるのだが・・・
「ウン・ポコ・ローコ」は確かに「凄い曲だ」とは思うのだが、バド・パウエルのキャリア全体を見渡した時に、この曲はどう考えても「異色作」である。
そして、もっと広くジャズの世界全体を見渡しても、やはり飛び抜けて「異色作」だろう。
そんな曲を作ってしまい、レコーディング当日は麻薬でラリッた状態で強引に演奏してしまったパウエルは、そりゃあ凄い。
ブルーノートの社長兼プロデューサーだったアルフレッド・ライオンは結局、この曲のテイク1~3までをすべて収録して「実質的な組曲」の構成とした。
これを「ナイス判断」と称賛する向きもあるようだが、「そうするしか他にしようがなかった」という方が正解だろう。
しかし、誤解を恐れずに私見を述べるなら、この「ラリッた状態で演奏された、変わった曲」が、余りにも話題に上り過ぎるが故に、この曲によってこのアルバムのイメージが決まってしまったと思うし、さらにはバド・パウエル自体のイメージまでもが印象づいてしまっている部分があるように思う。
だが・・・正直に言えば、この名曲はどうも「固い」感じがして、まったくパウエルらしいと思わない。
余りにも曲の構成がカッチリとしているがために、「曲を仕上げる」というところに意識が向かい過ぎて、ジャズの本質のひとつである「自由奔放さ」=「柔らかさ・しなやかさ」が、天才バド・パウエルにしては薄れているのだ。
「自分で作った曲が手強かったので、完成させようとしてちょっと肩に力が入ってしまった」あるいは「アルフレッド・ライオンの期待に応えようとし過ぎた」・・・というような感じだろうか。
アルバム自体は、不世出の天才ピアニストによる名作のひとつであることは間違いないので、当然のように「★5つ」ではあるが、初めて聴く方は、あまり世評に踊らされて「ウン・ポコ・ローコ」だけに囚われずに聴いてほしいと願う。
もちろん、そんな曲を作ってしまうバド・パウエルが、「作曲家としても超一流の天才だった」ということなのだが・・・。
複数枚のアルバムが収めてあり、大変お得でした。
同じくマストアイテムであるRoost盤「Bud Powell Trio(邦題:バド・パウエルの芸術)」、Verve盤「Jazz Giants」や「The Genius of Bud Powell 」、Prestige盤「Sonny Stitt With Bud Powell And J.J. Johnson」とは、明らかに雰囲気の異なる緊迫感、この破壊衝動を伴う緊迫感こそSwingJazzファンに眉を顰めさせたBeBop本来のテイストではないかと思う。
本作を聴いて、BeBop本来の熱さを分かち合おうではないか。