日本での知名度が、本国USAよりだいぶん低いMAZEですが、そのサウンドは
質の高いもので、(今現在も、現地Cal.では、揺ぎ無い地位を保って活動しているBandですが)単なる軽いSoulful Jazzとしか聞けない人には、お勧めしません。いわゆる通好みの曲作り・フィーリングです。演奏・ヴォーカル共、リーダーのFrankey Beverlyが、かなりうるさくメンバーにも指示を出しているとの事。このバンドは、完成度はかなり高いし、Live盤を聞けばわかると思いますが、大物BANDです。間違いなく。自分も79年当時、Album“Insiration”を初めて買ってから、1作戻ってこの1stを買い戻したのですが、ビニールLPで計6枚現在所蔵しています。(気に入ると、そのグループのAlbumを全部揃えるタイプのリスナーなもんで、それからしてもかなり思い入れていたんだなーと思い返しています)27年経過して今冷静に聞いてみて、このDebutが1番よいAlbumとは(6枚中)言い難いのですが、それは全のAlbum のLevelがかなり他のMusicianに比して高いという中での話で、決して悪くない出来です。
とくに、Sigle Cutの“Happy Feelin'”は
Mellow and Tight Rythmで(Mazeの定番のスタイル)是一聞の価値あり、ディスコ全盛時の当時こうゆう踊りやすくない音とスタイルで、押し通しながら人気を、維持し続けるには、それなりの理由があることにあなたは、気付くでしょうか?十分楽しめる方なら、Black Music通と思いますけど。
Debutだからといって有難がって買う様なグループではない、という事だけは、確かです。他のAlbumを聞いてみてなるほどと思われるはずです。 Funky-Rocket でした。失礼しました。