彼女が死んじゃった。 DVD-BOX
フォーマット | 色, ドルビー |
コントリビュータ | いしのようこ, 西村雅彦, 赤坂七恵, 香川照之, 長瀬智也, 一色伸幸, 木村佳乃, 深田恭子 |
稼働時間 | 7 時間 |
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商品の説明
Amazonより
突然自殺をとげた一人の女をめぐって、その女と一夜をともにしただけの落ち目なダンサー、その女の妹、そしてその女の自称婚約者の3人が、女の携帯電話に登録された196人を手がかりにその死の謎を探していく心の旅を描いた、それぞれにとっての再生の物語。ラブホテルの待合室で違う相手と一緒にいたハジメ(長瀬智也)とゆかり(木村佳乃)は、そこに流れたBGMを口ずさんだことで意気投合。泥酔のお互いの相手をくっつけてホテルを抜け出すと、ハジメがねぐらにしている江ノ島のハーバーにつながれたクルーザーで一夜を共にし、電話番号をお互いの携帯に登録しあって朝になって別れた。早速ハジメはゆかりに連絡しようとするが、携帯に番号が見当たらない。熱海のホテルでダンサー稼業をこなし、一緒に踊っていた八千代(赤坂七恵)をクルーザーに連れ込んだ次の日の朝、金魚鉢を持って現れたゆかりの妹で女子大生の玲子(深田恭子)とゆかりのフィアンセを自称する寿司職人の良夫(香川照之)から、ゆかりがマンションから飛び降り自殺したことを聞かされる。
ロードムービー風の携帯巡りの旅の中で、すでにこの世にいない人物のパーソナリティを多くの人々の回想を通して浮き彫りにしていくちょっと風変わりな語り口は、人生の光と影を独特のアングルでのぞき込むこのドラマにとってのユニークさの一つでしかない。その道程を追体験していけばいくほどに、破天荒にして奇想天外な人間像を垣間見せてくれる愛しいほどの人生の迷子、ゆかりがはかなげで色っぽくたまらなく魅力的に見えてくる。そんな回想のみに存在するゆかりを演じる木村佳乃の圧倒的な存在感こそが、このドラマのエキスそのものと言えるだろう。コミカルにしてハードボイルドに、そして最後にはせつなさがこみ上げてくるような物語のタッチは、17年ぶりに民放ドラマの脚本を手がけた一色伸幸によるズラした面白さの筆致が冴え渡るところである。(麻生結一)
レビュー
演出: 佐藤東弥/吉野洋/猪股隆一 原作・脚本: 一色伸幸 原作: おかざき真里 音楽: CHORO
CLUB
feat.Senoo 出演: 長瀬智也/深田恭子/香川照之/赤坂七恵/いしのようこ/西村雅彦/木村佳乃
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 19.6 x 14 x 6.4 cm; 498.96 g
- EAN : 4988021119931
- メディア形式 : 色, ドルビー
- 時間 : 7 時間
- 発売日 : 2004/6/23
- 出演 : 長瀬智也, 深田恭子, 香川照之, 赤坂七恵, いしのようこ
- 字幕: : 日本語
- 販売元 : バップ
- ASIN : B00023BNJ2
- ディスク枚数 : 4
- Amazon 売れ筋ランキング: - 145,384位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 8,189位日本のTVドラマ
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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買ってよかったです。
そんな似た者同士の二人が巡り合う。
(劇中歌「5:55」は名曲)
"あなたを見ていると あたしを見るようで" "あなたはあたしなの 届かない夢ばかりだ ふたりは"
あれは自殺ではなく、事故だったのか。あの出会いは、やり直しのきっかけになる筈だったのか。
どうでもいいものを失うことはできない。彼女が死んだ時ではなく、彼女の真実に辿り着いた時、初めて彼は彼女を失った。
予め失われた恋人ゆえに成就不能、なのに、終わらせることもできない恋?
そうかもしれない。
でも、――。
シビレル。
確かに、若い女性とか(うちの嫁)みたいにもろに恋愛ドラマ好きとかには受け入れにくいと思う。
でもちょっとだけ同じ経験のある人とかには特に胸に突き刺さる物があるんじゃないかな?
これもいろんな形の恋愛の1つだと思うし、リアルにもがいて生きてる人間を感じることのできるドラマだと思う。
でも今は私が夢中です。
長瀬くんではありません。香川照之の豆知識にです。
若い人は長瀬君のハジメに感情移入するでしょうが、
私のような×代の女性には豆知識の方が百倍イイ男に見えます。
オカマのももえ(陣内さん素晴らしい!)が
ハジメよりも彼を選んだ気持ちよーくわかります。
ハジメとゆかりの恋愛は、ゆかりが自殺したからこそ成就したのです。
ゆかりが死なず、再会できていたとしても
結局別れいていたと思います。(娘は怒りますが)
ゆかりがもう少し年を重ね、ふと気がついた時、
傍にずっといてくれた豆知識の良さにきっと気がついたはず・・。
「太陽が爆発した最後の8分に吉川良男(?)を押し倒す」
この言葉はその予感を彼女が感じていたからではないでしょうか?
それにしても香川照之は上手い!
彼の演技を見るだけでも、このDVDの価値はあります。
深くて温かくて何度も涙をこぼしたドラマだった。
深田恭子に泣いたドラマ。 結局この年末も取捨選択に生き残り、お正月に見直すのだろう。