お届け先を選択

ざくろの色 [DVD]

4.6 5つ星のうち4.6 73個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD 1枚組 ¥3,747
DVD 通常版
¥9,800 ¥4,400
DVD DVD
¥13,498 ¥10,623
DVD 3枚組
¥24,000 ¥15,800
フォーマット 色, ドルビー
コントリビュータ セルゲイ・パラジャーノフ, ソフィコ・チアウレリ
稼働時間 1 時間 13 分

CD・DVD・テレビゲーム・PCソフト お買い得ストア
タイムセール、キャンペーン、クーポン、在庫処分ワゴンセール、バーゲン品、廉価版など、お買い得商品がもりだくさん。 ⇒いますぐチェック

メーカーによる説明

       
ざくろの色【アルメニア・ヴァージョン復元版】 [DVD] ざくろの色(デジタル・リマスター版) [DVD] ざくろの色【アルメニア・ヴァージョン復元版】Blu-ray ざくろの色 [DVD]
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.6
73
5つ星のうち4.6
73
5つ星のうち4.6
73
5つ星のうち4.6
73
製品仕様 DVD DVD Blu-ray DVD
発売日 2018/4/28 2010/12/22 2018/4/28 2004/6/23

商品の説明

商品紹介

タルコフスキーと並び称される旧ソ連の巨匠、セルゲイ・パラジャーノフの代表作がついに初DVD化! その夢幻的で緻密な映像詩はゴダールを始め多くの映像作家に影響を与えた。

レビュー

監督・原案: セルゲイ・パラジャーノフ 撮影: スゥレン・シャフバジャン 美術: ステパン・アンドラニキャン 音楽: チグラン・マンスゥリャン 出演: ソフィコ・チアウレリ/M.アレクヤン/V.ガスチャン/G.ゲゲチコリ/O.ミナシャン
--
内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.33:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 75 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988001950349
  • 監督 ‏ : ‎ セルゲイ・パラジャーノフ
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 13 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/6/23
  • 出演 ‏ : ‎ ソフィコ・チアウレリ
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 販売元 ‏ : ‎ 日本コロムビア
  • ASIN ‏ : ‎ B00023GSIS
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 73個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
73グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2022年8月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本公開時に観たいと思っていて観られなかった映画。
何十年か経って、願いが叶った。そういうことも含めて異国情緒と懐かしさを感じます。
ハリウッド映画とは正反対の美しい映像詩。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年4月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ソビエト政府に、徹底的に弾圧されても、負けなかった、アルメニア人映画監督。
眠くなる、とも言われてますが、美術的に素晴らしい「映画」と思います。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本では情報が少ないアルメニア映画。ドラマでもドキュメンタリーでも無いが、アルメニアの文化や風習からイメージされた色彩豊かな映像詩は、他には無い唯一のもの。よくぞレストアしてくれたものだ。値段が高いのが唯一の欠点。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年2月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まだパラジャーノフが伝えたかったことが分かるわけではないが,映画で描かれているサヤト・ノヴァの生涯は美しく,私はこの映画が大好きになった。政治的側面だけではなく,芸術的側面から鑑賞することもオススメの作品。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年7月27日に日本でレビュー済み
映像詩、絵画的。
 みなさんに語り尽くされた感があるので、別の観点から。
 睡眠時の「夢」みたいな映像である。白昼夢、とも違うが、イメージ的には夢のような感じである。
 確かに、色を含めた、全ての要素が美しいのだが、わたし的にはそれを際立たせているのは、一人で何役もこなしている、「超」がつく美女(あくまで私の主観です)主演女優のソフィコ・チアウレリによるところが大きい、と感じる。
 残念ながら、2008年に亡くなられているとのことだか、この方の存在が、この映画の究極の美である、というのが、私が最も感じたところである。
 結局、「人」の美しさに勝るものはない。
【追記】
「夢のよう」と前述したが、本当に次の本を基に撮影されたのですね。この映画のファンの方は、先刻ご存知のことなのでしょうか?
                       七つの夢
パラジャーノフ セルゲイ【著】;露崎 俊和【訳】
映像魔術師パラジャーノフが夢みた煌めくように美しい七篇の詩的物語。理不尽な弾圧のもとで彼は生涯にたった四本の長編映画しか完成することが出来なかった。しかし残されたこのテキストから私たちはページをめくることで、色が弾け、香りが立ち、音楽が響くパラジャーノフの映画を読むことができる。「撮影するシーンは前の晩、夢でみておく」。

 とにかく私はハマりました。好きな方は大好きになると思います。
 強くお勧めします!

【追記2】
VHSの後、ついにBlu-rayを入手して、感想を一言。

1 Blu-rayの方が鮮明なのは当然として、発色は VHSもなかなか鮮やかで、これはこれで良い。
2 VHSに比べてBlu-rayはかなり長い。ソ連当局が削除した部分に特段、問題があるようには感じられなかった。なぜ削除したのか、意図が全く分からない。政治的、宗教的に問題があるとは到底思えないのだが。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
地上で最も美しい映画。全編台詞無し。静止画のような構図のみで撮影。果物・楽器・動物といった様々なモチーフ、美しい衣装、人物のゆったりした動作...それらがイメージとして網膜に焼き付く。章ごとに挿入される詩的なテキストは、主人公の心情とリンクする。「サヤト・ノヴァ」が生まれて死ぬまでを映した映像詩。表現は前衛的だが、決して難解でも冗長でもない。全ての映像が繋がっているから。イメージだけで観ても、意味を考察しても良し。強烈に観衆のイマジネーションを喚起させる映画‼美しい映像が、夢みたいに何らかの関連づけによって紡がれていく...。アルメニアの伝統音楽が実に効果的に使われていて映像と同じく言葉以上に何かを語る。キリスト教のモチーフがソ連当局の怒りに触れたかパラジャーノフは15年の軟禁生活を強いられる。苦難の映画人生と相俟って、一層切なく、儚く美しい映画に感じます。

本当の映画は何億もの興行収入上げて大衆に消費されるものではなく、作家の表現主義を追求した先にあると思う。金にならなくても少数に支持される映画。「ざくろの色」は人間を変え、天啓となる映画。

2018年、パラジャーノフ作品のBlu-ray化は初!オリジナルに近いアルメニア版。この上なく鮮明です。美しい映画に相応しい形態でのソフト化。もう言葉もない。生きてて良かった!
49人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年10月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ほかの方のおっしゃっておられるように、私も映画というより映像詩として受け止めました。
見てそのひとなりのなにか感じればいいのではないでしょうか。

かなり昔、NHKで夜中やっていた映画。東欧系の装束の女性が出てくる鮮烈な映像で、しかし映画の名前も作者も見損ない、いったいなんなのだ、と想いだけは消えずに10年以上たち。なにかの拍子にパラジャーノフという名前を知り、彼の出身地などを見て、もしかして、と思ったところ、ビンゴ。
これが検閲により削除された部分がある、散逸した部分があるものだ、というのが信じられない。
でももし世界のどこかに、完璧な作品が残っていたとしても、作品の一部が散逸することによって、ミロのビーナス的にこの美しさをたたえているなら、私は完璧な作品を見たくはない、とさえ思わせられる、そんな作品です。
投獄されたとき、著名な映画人たちが抗議したのがわかる、、、最後の「アシクケリブ」を観ると才能の色あせを正直感じずにはおれず、投獄そのほかで奪われた時間がもし彼に与えられていたら、と考えずにはいられない。
ほかのレビューを見るにつけ、好きな方はほんとに好きで、思い入れのある言葉を捧げずにはいられない作品だと思います。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アルメニア出身の映画監督。長編は4本しか残していないとのこと。
本作発表後、いわれの無い罪で投獄されました。これに対し、フェリーニ、ロッセリーニ、ヴィスコンティ、トリュフォー、ゴダールといった映画人が抗議をし1977年に釈放されたそうですが、その後も(旧ソ連時代)軟禁されるなど苦労の連続だったようです。
アルメニアの詩人『サヤト・ノヴァ』へのオマージュのようですが、最初に次のような字幕が出ます。
「18世紀アルメニアの詩人サヤト・ノヴァの伝記ではない」

「詩人の幼年時代〜死」と8章に区切られ順に字幕が出ます。
ストーリーを追うというより、次々に差し出される美しいイメージを受け止めていけばよいのだと思います。エキゾチックな音楽(アルメニアの民族音楽だと思います。)が流れ、時々短いことばと字幕が入ります。動く絵画のような、あるいは演劇性の強いダンスのような、とにかく(私にとっては)初めて見る作風でした。
そして、作品のイメージは美しいだけではなく、とてもピュアで健やかで悠久の時を偲ばせるものでした。宗教、習慣などが異なっても、底に流れる何かが私たちともつながっていると感じられ、画面から目が離せなくなりました。心がリセットされます…。(目の覚めるような赤をはじめとした色彩の美しさは格別です。)

※山羊を捌くシーンに「流血」が見られますが、表現としては穏やかなものです。私たち日本人が魚を捌くのとなんら変わりのないものとして受け止められました。普段、映画の「流血シーン」は人一倍苦手な私です…。
32人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート