デフォルトではチョソン語音声&日本語字幕で再生が始まりますけれど、日本語吹き替え音声も収録されています。商品の登録情報に吹き替え音声のことが全く書かれていないのは、なぜでしょうか。
ちなみに、この作品がブルーレイディスク化する機会は……たぶん来ないでしょうね、現状ですと……。
プルガサリ~伝説の大怪獣~ [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー |
コントリビュータ | リ・イングォン, チャン・ソニ, チョン・ゴンジョ, ハム・ギソプ, リ・ジョングク |
言語 | 韓国語 |
稼働時間 | 1 時間 35 分 |
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商品の説明
Amazonより
女優である夫人の崔銀姫ともども北朝鮮に拉致・監禁されていた韓国の申相玉監督が85年に製作。翌年、彼らが決死の脱出を果たしたため公開を阻まれ、以後、長い間観ることのできなかった幻の怪獣映画。
映画マニアと伝えられる金正日がいわばスポンサー兼プロデューサーなだけに、かなり贅沢な作りである。なかでも『ゴジラ』シリーズの東宝特撮チームやゴジラ俳優・薩摩剣八郎まで日本から招いて撮った王宮破壊の場面は迫力十分。1万人ものエキストラをつぎ込んだ合戦シーンも、これぞスペクタクルと興奮させられることうけあい。描かれているのは、暴政に苦しむ民衆が自ら生みだしたプルガサリの助けを得て、悪を討つというストーリー。ただし、それでめでたしめでたしとはならず、救世主もやがて邪魔者になってしまう暗転のラストが泣ける。(武内 誠)
レビュー
監督: チョン・ゴンジョ 脚本: キム・セリュン 撮影: チョ・ミョンヒョン 出演: チャン・ソニ/ハム・ギソプ/リ・ジョングク/リ・イングォン/ユ・ギョンエ/ロ・ヘチョル
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 韓国語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988102999919
- 監督 : チョン・ゴンジョ
- メディア形式 : 色, ドルビー
- 時間 : 1 時間 35 分
- 発売日 : 2004/6/25
- 出演 : チャン・ソニ, ハム・ギソプ, リ・ジョングク, リ・イングォン
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 韓国語 (Mono)
- 販売元 : ジェネオン エンタテインメント
- ASIN : B000244RO4
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 210,938位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 3,726位外国のSF映画
- - 16,194位外国のアクション映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2024年4月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人民総動員しての迫力あるアクションシーン、潤沢な予算が注ぎ込まれたであろう特撮やミニチュア等のシーン。
ストーリーもベタではあるがしっかり作られている。
全てにおいて満点な映画でありますが、この映画が作成された背景を考えるとスタイリッシュ国際問題が多い映画だと思います。
一言で申しますと
ミサイル撃ってないで映画作ろうぜ!
ストーリーもベタではあるがしっかり作られている。
全てにおいて満点な映画でありますが、この映画が作成された背景を考えるとスタイリッシュ国際問題が多い映画だと思います。
一言で申しますと
ミサイル撃ってないで映画作ろうぜ!
2016年9月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
監督の申相玉は、韓国から拉致され、この映画の撮影後、再び亡命していることは周知のとおり。金正日はとにかく北朝鮮の映画がつまらない詩世界的に遅れていることは映画マニアとしてよくわかっていて、いい作品を作るために韓国から監督をさらってくるという、まあひどい話ではあるけどなんか笑ってしまう事件でもありました。しかし、この作品を撮影していた間、北朝鮮のスタッフはすごくやりがいを感じていたと思います。やっぱり、つまらないプロパガンダ映画ばっかり作っているより、世界に冠たる日本の特撮チームと、怪獣が暴君を倒す特撮を作っているほうが絶対作っていて楽しいはずだし(ただ、大量に動員されるエキストラ、観てみると相当危険なモブシーンをやらされていて、あれちょっと怖くなった)映画人として興奮していたと信じます。あの映画に関わった方々は、いまいったいどうしているのだろうか。
飢えた農民軍が木の皮をはぎ、草や根っこを煮て飢えをしのぐシーン、罪もない農民たちが、暴君の戦争の武器のために大切な農具を没収され(先軍政治そのもの)、それを阻もうとした鍛冶屋が拷問を受け殺されるシーン、なんだかこの映画、北朝鮮そのもののようにみえてくるし、「将軍」がまさに思い付きのような無謀な作戦をしたり、山をも吹き飛ばす兵器「将軍砲」「獅子砲」をぶっ放す(その割に全然効かないのですが)など、どうも見れば見るほど、北朝鮮の先軍政治のパロデイのように見えてくる。映画の作成者たち、無意識のうちにこの映画の中で反政府の心情を込めていったような気すらしてきます。
金正日は果たして、この映画を観終わった後どう思ったのだろうか
飢えた農民軍が木の皮をはぎ、草や根っこを煮て飢えをしのぐシーン、罪もない農民たちが、暴君の戦争の武器のために大切な農具を没収され(先軍政治そのもの)、それを阻もうとした鍛冶屋が拷問を受け殺されるシーン、なんだかこの映画、北朝鮮そのもののようにみえてくるし、「将軍」がまさに思い付きのような無謀な作戦をしたり、山をも吹き飛ばす兵器「将軍砲」「獅子砲」をぶっ放す(その割に全然効かないのですが)など、どうも見れば見るほど、北朝鮮の先軍政治のパロデイのように見えてくる。映画の作成者たち、無意識のうちにこの映画の中で反政府の心情を込めていったような気すらしてきます。
金正日は果たして、この映画を観終わった後どう思ったのだろうか
2020年7月6日に日本でレビュー済み
この映画を見た後でいいので、「ゴジラが見た北朝鮮」という
薩摩剣八郎(ゴジラ、プリガサリのモンスタースーツアクター)氏著書の書籍を読むことを強くお勧めします。
ISBN-10: 4890367470
ISBN-13: 978-4890367474
制作時期が84年ゴジラの直後で、本作の特撮に東宝の特撮チームが北に招致されたとのことですが、
中野昭慶特技監督率いるいわゆる「中野組」がそのまま招致されたと言っていい座組です。
薩摩氏の著書を読む限り、これだけのことをあちらでやってのけるにあたり、現地スタッフとの友情もしかり、
中野組のチーム感も高まるでしょうから、その後の川北組での薩摩氏の振る舞いを見ていると、
なんとなく頷けるものを感じますね。
映画の評論は他の方に譲るとして、個人的な感想を簡単にのべると
前半のチビガサリが出てくるあたりの牧歌的な雰囲気やレフ板ばればれの照明、音楽の使われ方など、
当時の北朝鮮の撮影レベルと申相玉監督ののんびりした個性が出てて好きですね。
中野特撮も相変わらず合成ラインばればれの合成や、派手な火薬の使い方など、当時のノリが出てて実にいいです。
予算が湯水のようだったとのことですので、北の映画では超大作の部類なのかもしれませんが、
相対的には微笑ましい映画に感じます。(笑)
特撮の中身自体は実にオーソドックスで、ガチのスーツアクションとミニチュアワーク。
技術的に見るべき点はあまりないですが(笑)安丸氏の造形と中野特撮ファンはやはり必見の作品です!
薩摩剣八郎(ゴジラ、プリガサリのモンスタースーツアクター)氏著書の書籍を読むことを強くお勧めします。
ISBN-10: 4890367470
ISBN-13: 978-4890367474
制作時期が84年ゴジラの直後で、本作の特撮に東宝の特撮チームが北に招致されたとのことですが、
中野昭慶特技監督率いるいわゆる「中野組」がそのまま招致されたと言っていい座組です。
薩摩氏の著書を読む限り、これだけのことをあちらでやってのけるにあたり、現地スタッフとの友情もしかり、
中野組のチーム感も高まるでしょうから、その後の川北組での薩摩氏の振る舞いを見ていると、
なんとなく頷けるものを感じますね。
映画の評論は他の方に譲るとして、個人的な感想を簡単にのべると
前半のチビガサリが出てくるあたりの牧歌的な雰囲気やレフ板ばればれの照明、音楽の使われ方など、
当時の北朝鮮の撮影レベルと申相玉監督ののんびりした個性が出てて好きですね。
中野特撮も相変わらず合成ラインばればれの合成や、派手な火薬の使い方など、当時のノリが出てて実にいいです。
予算が湯水のようだったとのことですので、北の映画では超大作の部類なのかもしれませんが、
相対的には微笑ましい映画に感じます。(笑)
特撮の中身自体は実にオーソドックスで、ガチのスーツアクションとミニチュアワーク。
技術的に見るべき点はあまりないですが(笑)安丸氏の造形と中野特撮ファンはやはり必見の作品です!
2005年5月7日に日本でレビュー済み
偉大なる領導者金正日同志が日本反動の大魔神をパクリ・・・じゃなくて参考にされて作られた映画です。劇中で使われている岩石が、どうみても発泡スチロールにしか見えなかったりするなど、共和国の映画制作に対する熱意が伺えます。
偉大なる将軍様、マンセー!
偉大なる将軍様、マンセー!
2014年5月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
民衆や兵士の数、王朝の建物のセットなど、いくつかの場面には見所もありますが
この映画の一番の付加価値は「北朝鮮の怪獣映画」であることに尽きると思います。
表層ではあるかもしれませんが異国の文化が感じられる怪獣映画です。
この映画の一番の付加価値は「北朝鮮の怪獣映画」であることに尽きると思います。
表層ではあるかもしれませんが異国の文化が感じられる怪獣映画です。
2018年9月8日に日本でレビュー済み
特撮映画にはまったく詳しくないのだが、特撮ファンにとって見せ場はあまりない映画だと感じた。
模型撮影(クライマックスの太和殿破壊や序盤のミニガサリ)と大衆動員のシーンは文句なしの出来だが、それ以外は技術の低さが目立つ。
なにより合成技術に限界があったらしく、人物と巨大怪獣が一緒に映っているカット自体が数えるほどしかない(しかもショボい!)。
決して「手抜き」ではなく、「ノウハウや機材が限られる中で頑張って作った」という印象を受けた。
附録の劇場版予告は内容があまりにも投げやりで当時の日本国内での扱いがよく分かるが、これを真に受けて映画館に行ってしまった子供がいたら少し可哀想ではあるw
逆に革命プロパガンダ映画として見ればこれほど面白い映画はない。
表現技法やテーマ性はソ連映画そのものなのにそれ以外がぶっ飛びまくっている「不思議惑星キン・ザ・ザ」というカルト的ソ連映画があるが、これの北朝鮮版と言えないだろうか。
北朝鮮の映画をyoutubeなんかで見る限り、演出が幼稚でストーリーも「お約束」で早送りしたくなる映画が多いのだが
この映画は非常に展開が早いながらそれでいて分かりやすく、ビジュアルもアクションシーンも際立っており北朝鮮映画としては群を抜いて面白い。
そこに怪獣が出てくるのだからこれはもう傑出した作品と言えるのではないか。
人民の味方であるはずのプルガサリが結局旧体制と同じ人民の負担に成り下がってしまう終盤の展開などは体制への風刺と捉えられかねず、実際に当時の西側でそういう評価もされたという。(出展は曙機関氏「萌え萌え北朝鮮読本」)
またラストシーンで主人公のアミが「死んだ」としているレビューが多いのだが、別の解釈もできる終わり方になっている。
本当に体制批判の真意があるのかは再亡命後の監督の発言を調べねば何とも言えないのだが、複数の解釈ができるという点では他の教条的な北朝鮮製映画と一線を画している。
「北朝鮮の特撮映画」としてではなく、「怪獣が出てくる北朝鮮映画」と解釈されるべきだろう。
なお、今時の韓国映画からしたら可愛いレベルなのだろうが、拷問や動物の屠殺体(多分本物)はかなりリアルで見ててヒエッてなるので注意。
模型撮影(クライマックスの太和殿破壊や序盤のミニガサリ)と大衆動員のシーンは文句なしの出来だが、それ以外は技術の低さが目立つ。
なにより合成技術に限界があったらしく、人物と巨大怪獣が一緒に映っているカット自体が数えるほどしかない(しかもショボい!)。
決して「手抜き」ではなく、「ノウハウや機材が限られる中で頑張って作った」という印象を受けた。
附録の劇場版予告は内容があまりにも投げやりで当時の日本国内での扱いがよく分かるが、これを真に受けて映画館に行ってしまった子供がいたら少し可哀想ではあるw
逆に革命プロパガンダ映画として見ればこれほど面白い映画はない。
表現技法やテーマ性はソ連映画そのものなのにそれ以外がぶっ飛びまくっている「不思議惑星キン・ザ・ザ」というカルト的ソ連映画があるが、これの北朝鮮版と言えないだろうか。
北朝鮮の映画をyoutubeなんかで見る限り、演出が幼稚でストーリーも「お約束」で早送りしたくなる映画が多いのだが
この映画は非常に展開が早いながらそれでいて分かりやすく、ビジュアルもアクションシーンも際立っており北朝鮮映画としては群を抜いて面白い。
そこに怪獣が出てくるのだからこれはもう傑出した作品と言えるのではないか。
人民の味方であるはずのプルガサリが結局旧体制と同じ人民の負担に成り下がってしまう終盤の展開などは体制への風刺と捉えられかねず、実際に当時の西側でそういう評価もされたという。(出展は曙機関氏「萌え萌え北朝鮮読本」)
またラストシーンで主人公のアミが「死んだ」としているレビューが多いのだが、別の解釈もできる終わり方になっている。
本当に体制批判の真意があるのかは再亡命後の監督の発言を調べねば何とも言えないのだが、複数の解釈ができるという点では他の教条的な北朝鮮製映画と一線を画している。
「北朝鮮の特撮映画」としてではなく、「怪獣が出てくる北朝鮮映画」と解釈されるべきだろう。
なお、今時の韓国映画からしたら可愛いレベルなのだろうが、拷問や動物の屠殺体(多分本物)はかなりリアルで見ててヒエッてなるので注意。
2004年10月30日に日本でレビュー済み
朝鮮半島の昔の生活や人民の間の伝承などがわかりやすく
描けていて、とてもシンパシーを感じました。
とてもアイロニーに満ちた悲しい結末も 好きです。
描けていて、とてもシンパシーを感じました。
とてもアイロニーに満ちた悲しい結末も 好きです。