お届け先を選択

人間の証明 DVD-BOX

3.7 5つ星のうち3.7 37個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD 通常版
¥26,980 ¥6,197
フォーマット 色, ドルビー
コントリビュータ 高岡蒼佑, 前川洋一, 森村誠一, 夏川結衣, 大杉漣, 田辺誠一, 竹野内豊
言語 日本語
稼働時間 7 時間 48 分

【まとめ買いフェア開催中】よりどり2点以上で5%OFF
アウトドア用品、ファッション、食品・飲料、母の日ギフト、父の日ギフト関連商品など、10万点を超える対象アイテムからよりどり2点以上で5%OFF。 セール会場はこちら

商品の説明

レビュー

プロデューサー: 鈴木吉弘 演出: 河毛俊作/成田岳/久保田哲史 原作: 森村誠一 脚本: 前川洋一 音楽: 岩代太郎 出演: 竹野内豊/夏川結衣/大杉漣/田辺誠一/高岡蒼佑/横山めぐみ/池内博之/緒形拳/ボー・スヴェンソン/風間杜夫/國村隼/松坂慶子/鹿内孝/松下奈緒
--
内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 20 x 14 x 8 cm; 662.26 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988632122375
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー
  • 時間 ‏ : ‎ 7 時間 48 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/2/16
  • 出演 ‏ : ‎ 竹野内豊, 夏川結衣, 大杉漣, 田辺誠一, 高岡蒼佑
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
  • 販売元 ‏ : ‎ ポニーキャニオン
  • ASIN ‏ : ‎ B0002KU986
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 5
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 37個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.7つ
5つのうち3.7つ
37グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2011年10月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
このドラマを見た後で、映画の「人間の証明」を深夜放送で見ました。
昔の角川映画らしく、大袈裟でお金をたくさん使ったあまり意味のない映画に仕上がっていました。
それを考えると、このドラマは本当に奇跡的に良いです。というか、素晴らしいです。

人間というものを全く信用していない棟居刑事と郡恭子。この似たもの同士が、それぞれに紆余曲折を経て、最後取調室に辿りつくのですが
二人の対決、ドラマ史に残るやり取りでした。いままで、凡百のサスペンスドラマの犯人自白シーンを見てきましたが(崖の上が多い)
ここまで緊迫した、そしてエモーショナルなものは見たことがありません。
決して激しかったり、声を荒げたりしているわけではないのに、二人の攻防はまさしく戦いでした。

何がすごいって、郡恭子が最後まで一切反省も後悔もしていないところが凄いんです。
じゃあ何故落ちたのか?
棟居は、この女のかすかに残る人間性の名残りのようなものを信じていました。だから、最後の最後には、厳しさではなく、優しさで攻めたのです。
それは、殺された彼女の息子の心を語ることでした。その瞬間、女は目の前に、自らが殺した息子を見たのです。
そして、一瞬ではありましたが、自分が人間であることを思い出してしまったのです。
隙を突かれたというところでしょうか。

この難しいシークエンスを、竹野内豊はじっくりと、彼の持ち味である優しさあふれる演技で見せ
松坂慶子は滅多に演じない役柄ながら、鋭い冷たさを全身から滲ませて演じていました。
時間延長も無く、地味に終わったという印象のあった本放送ですが、
このただ犯人を自白させるためだけの45分間は、大変濃密なものでした。
無理に薄めたエピソードを入れて、間延びするより良かったと思います。
ここまでよく出来たサスペンスは、もう出来ないかもしれません。
視聴率狙いのキャラ立ちしたようなドラマしか作れない今の日本では。

ちなみに、DVDには、テレビになかったシーンがいくつか入っています。
ちょっと嬉しいかも。
31人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年5月18日に日本でレビュー済み
先日、金湯館に行った際に原作小説を丁寧に読んだところで
あらためて、昔見たこのドラマを見たくなり
DVDで購入しました

自分にとって竹野内豊と國村隼の印象は この作品で決定づいたと言っても良い
思い出深いドラマでした
再度見ても、本当に良いドラマだと思います

原作と比較して好印象と言えるのは
主人公の心の動きの描写が丁寧なところです

主人公は人間を憎んでいます 心の底から憎んでいます
それなのに、最後は人間を信じるのです
このドラマは、連続ドラマであることを活かして、複数のオリジナル登場人物を混ぜつつ
主人公が、人間を信じてみようと思えるような事実が、ちゃんと積み重なっていきます

だからこそ、最後のパートの棟居の言葉に説得力が出る

原作では、メタ視点でしか完結していなかった主人公の過去も、
しっかり主人公視点でけじめをつけています
だからこそ、原作より心的に手強くなってる犯人に対しても、語りかける言葉を持てている

大好きな原作を批判的に述べることになりますが
原作は、最後、主人公と犯人が、そしてもう一人の因縁ある人物が、どうしても唐突に性善に傾いたように感じた

本作では、作中の出来事がきっかけで、心境に変化が生じている
ここが、物語の読み手としては、よりリアルなものとして受け入れやすかった

このように主人公の心が大事なストーリーである中
竹野内豊の鬱屈した、それでいて一瞬感情がこもる演技は、見事です

今見ると、「あ、こんな人も」と気づく場面も多く
ドラマにお金と時間をかけられた時代の作品の良さを
強く感じられます

他の登場人物も語るところがたくさんあるのですが
メインの部分で終えておこうと思います
他は実際に見てください
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年9月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「人間の証明」や棟居シリーズは、様々な俳優を起用して映像化されましたが、竹野内豊主演版が一番見ごたえがあり説得力のある内容でした。
脇役からすべてのキャストがぴったりはまっていて、回を追うごとにまるでパズルのピースが次々に埋まっていくような感覚で、非常に見ごたえがあります。
既に何度かツタヤでリピートしていて、たぶんこれからも繰り返し見たいと思うだろうと思い、思い切って購入しました。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年11月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全部観てるけど、竹野内のが一番いいよ。と満足そうな笑みを浮かべていた緒方拳さん。様々な役者さんが演じてきた、森村誠一の代表作「人間の証明」。ボクも、竹野内豊 版が一番好きです。丸首シャツがはみ出し、無精髭を蓄えていても、カッコイイし。そして何処か繊細な魅力がありますね…。

連続ドラマ向けに登場人物を増やし、現代の都市構造に合わせてトリックも修正した、「平成版」。アレンジのセンスが良く、原作と異なる部分も、新鮮に見ることが出来ました。個人的に気に入ったのが、ジョニー・ヘイワードを演じた池内博之さんのピュアな人物描写。彼が残した「ストウ・ハ」という言葉に、説得力を持たせていました。

超人的な精力さで捜査を続ける棟居刑事。彼を突き動かす「過去の傷」。避けてきた故郷:横須賀。戦後の日本、進駐軍。

必死の捜査も虚しく消されていく痕跡。困難な状況を打破するため、棟居は最後の賭けで、ジョニーの父親の故郷アメリカへ飛び立ちます。そしてジョニーの持ち物の中に、棟居は意外な人物を発見するのでした。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年3月7日に日本でレビュー済み
ネタバレあります。

全体としては良かったと思う。長尺なのでディテールを楽しめるドラマである。特に小山田と新見の件は映画では端折るしかなかったが、このドラマでは実力のある俳優を使っている。とくに文枝の遺体と面会するシーンは衝撃的で涙が止まらなかった。惜しむらくは棟居演じる竹野内豊の影の無さと演技のブレ(たまに素が出るところがある)。佐藤二郎のクサい演技がドラマの質を落としている。そしてなにより音楽の選択のまずさだろう。エンディング曲が明るい曲調の「太陽のあたる場所」だ。なぜこの曲を使うのか理解できない。最後に翔平役の高岡蒼佑は二面性のある人物をものすごく上手に演じていたのと、その彼女の路子役の松下奈緒が不良だが優しく若いのに母性も感じられる不思議なキャラを見事に演じていた。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年10月14日に日本でレビュー済み
最初から最終回まで見ましたが、はっきり言ってあまり面白くもなく、むしろがっかりしました。昭和53年に放送された「人間の証明」の方がすごく良かったです。高峰三枝子や林隆三の演技にとても感動しました。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年8月21日に日本でレビュー済み
他のレビューの通り、奇跡的な出来栄えのドラマです。
1点特筆するならば、やはり竹内豊のもつ、
生真面目さ、優しさ、芯の強さが、棟居刑事にドハマリしてる事。
3枚目もこなす事が必ずしも、名俳優の条件とは限らない。
また、いつか、こんなドラマが出てくる事を期待したい。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年9月16日に日本でレビュー済み
全ては、最終話の竹野内豊と松坂慶子の対決に向けた序奏に過ぎず、正にそこがクライマックスであり、この作品の核心である。
脇を固めるキャスティングと、音楽の選曲も秀逸で、初めから犯人は判っているのに、視ていて飽きません。

最終話の取調室は、この作品に限らず、役者に相当の技量が要求される場面ですが、竹野内豊の人間らしさを棄てない真っ直ぐな姿勢と、松坂慶子の人間らしさを棄てた潔さが一番の見所。

最終的に松坂慶子は人間らしさを棄てきれておらず、涙が頬を伝う瞬間は圧巻の演技です。

視聴者の共感や涙を誘う類いの作品ではありませんが、見終わった後、エンドロールをバックに何かしら考えさせられるものはあると思います。

余談ながら、あの頃、フジテレビには、こんなにいい作品を作れる力があったのに、と残念でならない。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート