大ヒットシングル「桜」「愛の歌」「水曜日の朝」を含む、ワーナー移籍後初のアルバムは、日本語の持つ普遍的な美しさを大切にした、いかにも河口恭吾らしいエヴァーグリーンな1枚。フジテレビ系ドラマ『人間の証明』主題歌「A Place In The Sun」(スティーヴィー・ワンダーのカバー曲、“Kyogo Kawaguchi”名義にてリリース)も、ボーナス・トラックとして収録。 ※Amazon.co.jp ではジャケットのご指定はできません。ご了承ください。
大ヒットした「桜」から始まり最後の曲は「A Place In The sun」で 締めくくっている。とにかく優しい歌声に癒される。タイトル「日々燦々」からわかるように毎日のなにげない日常をテーマに描かれている。 何気ない毎日をあたり前に過ごしている私たちだが、その日常にも実は様々なドラマがある。そんなことを頭において聴いてみるとなるほどと思わされる。優しく甘い歌声で言葉一つ一つをとても大切に語りかけている。 せつなくなるような曲もあり、少し激しさを感じる曲もある。 仕事が終わりほっとした時間に聴いてみるととても癒されるアルバムである。
シングル連続リリースの後の河口さんのCD発売。期待が膨らみます。 ①「さくら」は、ご存じ、曲は諸説いろいろありましたが、やはりいつ聴いても心温まる名曲だと実感。②「空と自転車」は、ピアノとボーカルにほのぼのした曲調で河口さんのボーカルも自然体です。③「冬の匂い」は、河口さん特有のメロデイーの繰り返しが印象的な楽曲。④「水曜日の朝」もシングル既発表曲で、当たり前の詩という人もいるかもしれませんが、今、自分、を見つめしてくれる、自然にいやしてくれる名曲だと思います。⑤「どこにもいない」は、かなり力強く「君のかわりはいない」と歌うボーカルが印象的です曲。⑥「休憩」は、かなりラフな曲調でピアノやギターとでバラードとは違う河口ボーカルが楽しめます。⑦「くちぶえ」は、くちぶえが君の思いへとそんなせつなくしっとりしたバラード。⑧「無情」は、ストリングと共にハイトーンボイスが印象的なバラード。⑨「カペラに願いを」は、一変してキーボードとドラムなどが入った星をテーマにした明るめラブソング。⑩「さかさまの雨」は、雨をテーマにミディアムテンポでしっとりしたボーカルです。⑪シングル曲「愛の歌」のウクレレバージョン。ウクレレが逆にボーカルを際だたせているように思いました。⑫「A Place In The Sun」は、既発表のシングルでドラマ主題歌だった曲。カバーの河口さんっていいなあ。とボーカリストの魅力を感じさせてくれる作品です。 曲は全曲ゆったりとしていて、詩は身近にある気持ちをテーマにしたものです。今までの曲でも言われているように、ボーカルはいいけど、曲のオリジナル性というか、それぞれの印象が薄い、曲の個性がないと思われる方もいるかもしれません。ゆったりした気分でゆったりした曲を聴きたい人にぴったりのアルバムだと思います。心和むボーカリストです。