メディア掲載レビューほか
6枚目となるオリジナル・アルバム。前作『愛のポルターガイスト』が夜のイメージならば、本作は太陽が輝いてる時間のアルバム。伸びやかで開放的な彼女の歌声が躍っている。
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
ジャズやシャンソンの洗練された雰囲気を、アンニュイかつノスタルジックに色づけて自分のものにしてしまう小島麻由美。この6作目では夏の最後を惜しむように躍動する彼女を楽しめる。陽気なギターと寡黙なアップライト・ベース、ラテンのホーンと野性的なパーカッションを従えた無敵のロリータ声はくるくると表情を変え、曲に合わせて甘いカクテル・ドレスからアダめくロング・ドレスまで大胆に着こなす。そんな小悪魔ぶりにたっぷり翻弄されながら、そこはかとなく佇む秋の気配で火照りをクールダウンさせてみてはいかが? (周東香里) --- 2004年10月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)