60年代に活躍したバーズというバンドが出したサイケなアルバムのタイトルと同じ。グッバイのアルバムはタイトルだけを見ても奥が深いです。 それにしてもこんなサイケなアルバムが他にあるだろうか。先行シングルを全く入れなかっただけでもこのアルバムの意気込みを感じられます。ライナーにも書いてありますが、まさにグッバイの『Revolver』。ポップな曲を得意とするヤッちんまでがサイケな曲を歌っています。 そのヤッちんが作った「The Void」。曲は「She Said She Said」の影響を受けて作っていますが、タイトルの「The Void」は「Tomorrow Never Knows」の歌詞から引用しています。共に『Revolver』収録曲です。 更に「Unfinished Music No.3」。何故No.3かと言うと、ジョン・レノンとオノ・ヨーコの共作アルバムにNo.1とNo.2があり、その続きの数字を使っています。ただ、ジョンとヨーコのアルバムはサイケを通りすぎてアバンギャルド。