お届け先を選択

アフター・アワーズ 特別版 [DVD]

3.9 5つ星のうち3.9 54個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD 通常版
¥1,639 ¥1,809
DVD 通常版
¥3,980
今すぐ観る レンタル 購入
フォーマット 色, ドルビー, ワイドスクリーン
コントリビュータ ロザンナ・アークェット, リンダ・フィオレンティーノ, ジョセフ・ミニオン, マーティン・スコセッシ, テリー・ガー, グリフィン・ダン
言語 スペイン語, 英語, ポルトガル語
稼働時間 1 時間 37 分

【まとめ買いフェア開催中】よりどり2点以上で5%OFF
アウトドア用品、ファッション、食品・飲料、母の日ギフト、父の日ギフト関連商品など、10万点を超える対象アイテムからよりどり2点以上で5%OFF。 セール会場はこちら

商品の説明

商品紹介

1986年カンヌ国際映画祭監督賞受賞。大都会で起こる奇妙な物語をダイナミックに描くブラックコメディ。初DVD化。
【映像特典】
●Filming For your Life
●Deleted Scenes
【音声特典】
監督マーティン・スコセッシによる音声解説
※ピクチャーレーベル仕様

《監督》 マーティン・スコセッシ
《製作》 エイミー・ロビンソン 他
《脚本》 ジョセフ・ミニオン
《出演》 グリフィン・ダン、ロザンナ・アークェット、テリー・ガー

Amazonより

仕事を終えたコンピュター・プログラマーのポール(グリフィン・ダン)が、ひょんなことから美女マーシー(ロザンナ・アークェット)と知り合ったのが運のツキ。暴走タクシーに乗せられたり、一文無しになったり、ついには殺人事件に巻き込まれたりと、次々とトラブルが彼に襲いかかっていく。
ニューヨーク派のマーティン・スコセッシ監督が同地を舞台に描いた、一夜の巻き込まれ型風俗コメディーだが、その中にはニューヨーカーの孤独や現代社会を生きる人々の神経症的気質も巧みに盛り込まれており、小品ながらもなかなか一筋縄ではいかない逸品に仕上がっている。悪人がひとりも出てこないのに、主人公がどんどん不幸になっていく不条理性が、何とも軽やかに繰り広げられていく、その過程がふと無気味に思えたりするのが、本作のミソともいえるだろう。矢継ぎ早に登場する女性陣が常に主人公のトラブルのポイントになっている構造もおもしろい。(的田也寸志)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ スペイン語, 英語, ポルトガル語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988135550002
  • 監督 ‏ : ‎ マーティン・スコセッシ
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー, ワイドスクリーン
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 37 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/10/29
  • 出演 ‏ : ‎ グリフィン・ダン, ロザンナ・アークェット, リンダ・フィオレンティーノ, テリー・ガー
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語, 英語, 中国語, 韓国語, スペイン語, タイ語, ポルトガル語
  • 言語 ‏ : ‎ 英語 (Mono), スペイン語 (Mono), ポルトガル語 (Mono)
  • 販売元 ‏ : ‎ ワーナー・ホーム・ビデオ
  • ASIN ‏ : ‎ B0002UOR3E
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 54個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.9つ
5つのうち3.9つ
54グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2024年2月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんかよくわからないけどすごく引き込まれてしまいました。寝ているときに見る夢を具現化したような映画です。
つげ義春のねじ式を思い出しました。
2023年5月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世にも奇妙な物語のちょっと笑えるタイプの話というか(もっと上質ですが)、不気味だけど楽しくて、ずっと変な感じがたまりませんでした。主人公の眉毛、最初気になったけど途中からただの男前に見えてきました。ロックスターみたいで味がある俳優さんです!
こうゆうタイプの映画って、ありそうでないので貴重だと思います!レンタルで観ましたがやっぱり購入しますw!
2021年7月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
26,7年前にテレビで観て感心した映画。今回それがスコセッシ作品だと知り、改めて観なおしてみた。

NYを描いた映画ではウディ・アレンの「ハンナとその姉妹」と、スコセッシの「タクシードライバー」が両極に位置すると個人的には考えていて、前者はユダヤ人にとってのNY(高級アパート、オペラ、グルメ、おしゃれな古書店、クラシックな名建築)が、後者はイタリア人にとってのNY(ムキムキの黒人おかま、食料品店に押し込む黒人強盗、ポン引き、少女売春婦)がイメージ化されている。

この映画は後者をさらに徹底させた感があり、スコセッシのソーホー観が集約されている。(おそらくこれを模倣したであろうと思われる映画もニ三思い当たる。)
ただ巻き込まれ型のストーリーなのに、伏線回収をほとんどやらないので、好みは分かれると思う。自分も今回見直してみて、以前見た時ほどは引き込まれなかった。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年12月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
テリーガーさんが好きです
2022年2月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
さすがスコセッシ。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年1月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ジョークというよりひたすらくらい出来事の連続で、構成はいいと思うが途中で笑えなくなった
2014年8月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1985年、アリスとオズ、カフカ、そしてフリッツ・ラングにまたしても子どもが生まれた。

アフター・アワーズafter hours とは仕事がはけた後の時間。主人公ポール(グリフィン・ダン。ちょっとヤッピー)が迷いこむ迷宮は、現代のマンハッタンのソーホー。スコセッシ監督の手にかかると夜のソーホーが暗黒の森に変わる。彼が動けば動くほど底なし沼か蟻地獄さながら「抜き差しならない」状況に陥るようすは、まさに地獄巡り。この恐怖と笑いの不条理劇は、ポールの退屈とスケベ心から始まる。仕事を終えた彼は夜の街でマーシー(慈悲)という女性(パトリシア・アークェット)と知り合い惹かれるのだが、タクシーでソーホーへ向かうあたりから状況は少しずつ狂い始める。主人公を右往左往させる女性たち。へとへとになる彼の頭にあるのは自宅に帰ってベッドに入ることだけ。「お家に帰りたい」、これだけなのだ。
でもどうしてもお家に帰れない。

すべてが突然に始まり、突然に終わり、必然性がない。起きないと思ったことが起きるのはもちろんだが、起こると思ったことが起きないこと、普通に見える人が異常、実はこれもたまらなく不安だ。思わせぶりなカメラワークが一役買っている。流れの中の木の葉のようにあっちに流されこっちに流され、怒られて謝って・・。どんな小さな出来事もまったく彼のコントロールの外。これは怖い。被害妄想だけでなく、関係妄想・「加害」妄想までくわわって彼のパラノイアは頂点に達する。

本作には『不思議の国のアリス』『オズの魔法使い』、フリッツ・ラングの『M』、そして『M』に影響を与えているらしいブレヒトの『三文オペラ』の匂いも感じられる。クルト・ヴァイルのような音楽は使われていないがモーツァルトやポピュラーソングとともにハワード・ショアの無機質な楽曲が使われている。異形の者こそ出てこないが、彼が出会う人たちは不思議の国の住人のようであり、ポールは何とかして「お家」に帰ろうとする『オズの魔法使い』のドロシーのようでもある(実際、最初に出会う女マーシーとの会話の中にドロシーが登場する。笑ってしまう状況ではあるが)。そして自警団から追われる彼は『M』のよう。ドアーズのアルバムStrange dayのジャケさながらstrangeな人々が跳梁跋扈。若干、「クリスマス・キャロル」のツイストを加えた物語ともいえるが(スクルージが亡霊に見せられる悪夢のようだ)。しかしここには因果応報や生き方の反省・皮肉などの教訓めいたものは見られない。この因果応報のなさ、関節の外し具合が本作の特徴だ。

以下、★まで核心に触れています。
彼をこの状況から救い出す役目なのであるが、クラブで出会う中年女性の存在は何なのだろう。この点はぜひ再見して考えてみたい。石膏で固められムンクの「叫び」さながら像になるシーンは不条理の極み。つい笑ってしまうのだが、目の奥でキョロキョロ動く眼にはゾッとさせられた。ここに至って自分はもうお家には帰れないのだと悟ったことであろう。ラストはあのまま車で・・・というラストもありえたが、それでは観客は頭を抱え劇場を後にすることになる。★

撮影は映画内の時間さながら日没後に始められ、日の出前に終えるというスタイルであった。そのためラビリンスのような夜のソーホーの不気味さ、いかがわしさ、得体の知れなさ、地獄めぐりの創出に大変効果的であった。撮影はライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督作品で知られるミヒャエル・バウハウス。アメリカ時代には本作を始め、スコセッシ監督とのコラボレーションが多い。実験的手法を駆使して引き込まれる。

鑑賞し終えてはたと思い当たる。不条理だ、狂気の世界だと思うけれども実は(ここまでオカシくはないが)近いことはみなさんこれまでも経験したのではありませんか?すべてうまくいかない日。歯車がかみ合わない日。ちゃぶ台返しをしたい日。みなさんのすぐ隣にも不条理の闇が口を開けているかもしれません。しかし不条理が人を襲おうとも毎日は始まります。Good morning, Paul. Good morningみなさん。世界は個人のことなど素知らぬ顔で廻っています。

After Hours 1985, US.
特典のメイキングFilming for your lifeが面白く興味深い。音声解説は1種だがスコセッシ監督だけでなく部分部分でバウハウスなどのコメントも入ります。あるスコセッシ本では、本作はスコセッシの悪魔祓いだと書かれておりました。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年6月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
仕事にくたびれたしがないサラリーマンであるポールはある夜女性から話しかけられ、電話番号を教えてもらう。
家に帰った彼は少しの好奇心から電話をかけてしまうのだが・・・

非日常的世界の魅力と怖さを描いた傑作だ。
ポールの相手をする人々は何か奇妙で気持ち悪い。
不条理の連続、奇妙な人物、自警団に襲われるくだりは下手なホラー映画より怖い。

ラストいつもの平凡な人生に戻った彼はどれだけ幸せだっただろうか。

(商品解説)
スコセッシ、グリフィンダンによる音声解説
20分ほどのメイキング
未公開シーン
劇場予告などがギャラリーとして収録されている。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート