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ブラウン・バニー [DVD]

3.7 5つ星のうち3.7 263個の評価

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新品 中古品
DVD 通常版
¥7,980 ¥1,210
DVD 完全限定生産
¥22,800
DVD 1枚組
¥759
DVD 1枚組
フォーマット 色, ワイドスクリーン, ドルビー
コントリビュータ クロエ・セヴィニー, ヴィンセント・ギャロ
言語 英語
稼働時間 1 時間 33 分

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商品の説明

Amazonより

『バッファロー’66』に続く、ヴィンセント・ギャロの監督・主演作。バイクレーサーとして全米を転戦するバドが、別れた恋人デイジーへの想いを胸に東海岸からカリフォルニアへ向かう。旅の途中、彼は何人もの女性と出会うが、そのたびに頭をよぎるのはデイジーの面影。カリフォルニアに着いたバドは、かつて彼女と暮らした家に置き手紙を残すのだが…。
物語は『バッファロー’66』以上に淡々と進行。一面に広がる砂漠からラスベガスの雑然とした裏町まで、アメリカを象徴するような光景を美しく切り取った映像や、選曲にはギャロのセンスが感じられる。バドと女性たちのエピソードは、次の愛に踏み出せない彼の心象をそのまま映像にしたかのよう。ひたすらもどかしいバドの行為を、退屈と感じてしまう観客もいるだろう。しかし、そのもどかしさはすべて、ラストシーンのための助走であると言っていい。カンヌも騒然とさせた生々しい映像と、その後の展開は、好き嫌いはあれ、誰もが衝撃を受けることは間違いない。(斉藤博昭)

レビュー

製作・監督・脚本・撮影・出演: ヴィンセント・ギャロ 音楽: ゴードン・ライトフット 出演: クロエ・セヴィニー
--
内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ 英語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.8 x 14 x 1 cm; 99.79 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988102037635
  • 監督 ‏ : ‎ ヴィンセント・ギャロ
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ワイドスクリーン, ドルビー
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 33 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/12/3
  • 出演 ‏ : ‎ ヴィンセント・ギャロ, クロエ・セヴィニー
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 言語 ‏ : ‎ 英語 (Dolby Digital 5.1)
  • 販売元 ‏ : ‎ ジェネオン エンタテインメント
  • 生産者 ‏ : ‎ ヴィンセント・ギャロ
  • ASIN ‏ : ‎ B0002XG8L0
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 263個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.7つ
5つのうち3.7つ
263グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2012年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ヴィンセント・ギャロについては自己中野郎だとかとんでもないナルシストだとか言われますが、多分その通りなのだと思います。
ただ彼は、自分が「ナルシストで弱っちいダメ人間なのだ」というのをきちんと認識しており、
映画を作るときはその「ダメな自分」を客観的に”演じる”というアプローチをとっていて、彼の映画のクオリティはそのある種冷静な態度に保証されています。

普通に考えて、ナルシストが自己愛やら苦悩やらをそのまま吐き出した映画なんて、第三者にとっては見るに耐えない仕上りになるはずです。
この作品がそうなっていないのは、彼が自らの自己愛、ダメさ加減を「芸風」として対象化して表現する術を身につけているからで、そのあたりが非常に「太宰っぽいなあ」と。
(この映画について、まさに「見るに耐えない、ナルシストが自己愛を見境なく吐き出した映画」だと感じる人もいるのでしょうが)

ストーリーだけ取り出せば、絶望の中に愛情や希望を見つけ出す前作『バッファロー’66』の方が好きです。
この『ブラウン・バニー』は希望を失った男の絶望(その結果としてのはた迷惑)が延々と描かれた映画です。
ストーリー的には「後退した」ともとれるこの映画を、なぜギャロは撮らなければならなかったのか?
結局は「前作で見つけた種類の希望はあまり長持ちしなかったよ」ということなのでしょうか。身も蓋もない言い方だけど。

ギャロがペットショップの店員に、ウサギの寿命について質問するシーンがあります。店員の答えは「長くて5〜6年」。
1998年製作の『バッファロー’66』で「希望」を獲得した主人公の名前が”ビリー・ブラウン(BB)”で、『ブラウン・バニー(BB)』の製作が2003年。
これはちょっとこじつけ過ぎでしょうか・・・
ウサギが何を表しているかについては色々な解釈が可能でしょうが、「愛情」や「希望」の寿命だと捉えるとあまりにも寂しいですね。

いっぽう映像と音楽は素晴らしく、この純度の高さに関していえばこの作品は『バッファロー’66』を凌いでいます。
車のフロントガラスからの風景を固定カメラで捉えた映像が延々と映し出される箇所がいくつかあるのですが、これがいつまででも眺めていられる美しさ。
平和で退屈な午後の光に包まれた郊外の住宅街や、フロントガラスをつたわる雨のしずく、黒く濡れたアスファルトの路面。
映画でここまで美しいアメリカの風景を見たのは、自分の中ではヴィム・ヴェンダースの『パリ・テキサス』以来でした。
(そういえば、あれもダメ男がひたすらクヨクヨする映画だったようなw すごく好きですが)

映画は、ギャロの盟友ジョン・フルシアンテがあらかじめ書き下ろしたサウンドトラックを聴きながら撮影されたそうですが、これらの音楽は最終的には映画に使われませんでした。
ギャロはフルシアンテの音楽に惚れ込んでいたのに、なぜ映画には使われなかったのか?
サントラ盤にはフルシアンテの曲が収録されており、2人のライナーノーツも掲載されています。

「映画が最終的に完成した時、どうしてジョンの音楽が使われなくなってしまったのか、その経緯と理由を説明するのはとても難しい。ある意味で、説明できないことだと言える。
 しかしながら、俺はジョンの音楽に会わせて映画を作り、ジョンは俺の映画のために音楽を作ってくれたのだ」(ヴィンセント・ギャロ)

「映画がスクリーンに映し出され、音楽と映画が一緒になったとき、なぜかしっくりこなかった。なぜかうまく流れず、互いに響き合わなかったのだ」(ジョン・フルシアンテ)

フルシアンテの曲は、ボーカル曲もインストも孤独や苦悩といった生の感覚を全面に押し出していて、それ自体は曲として素晴らしいものです。
しかしギャロの映像やシナリオは「自分の苦悩をいったん対象化してから表現する」というプロセスを経ているので、曲と映像を一緒にしたときに齟齬が生じてしまう。
あるいは、せつない場面で、そのまませつない曲がかかるという演出を「ベタすぎる」と避けた部分もあったのかも知れません。
どちらにせよ、このあたりからもギャロが意外と客観的なアプローチで映画を作っている、ということが読み取れる気がします。

見る人によって賛否がはっきりと分かれる映画なのは確かで、友人(超ポジティヴ人間、太宰治大嫌い)はこれを見て
「俺はギャロもギャロのファンも一生罵倒し続ける!」
といきまいておりましたw なので、その手のものが嫌いな人は避けたほうが良いかもです。
逆にハマってしまうと、1年に1回ぐらい見返したくなる映画になるかもしれません。私みたいに・・・

ちなみに友人は、『バッファロー'66』を見せたらこちらは絶賛して、評価をすこし上方修正してくれました。よかった。
26人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年11月13日に日本でレビュー済み
1回目に見たときは「これは映画ではない」と思った。
AVだとさえ感じた。
ギャロが何を伝えようとしているのか全く感じ取れなかった。
しかしそれは自分の感性で見ているから。
そしてギャロ自身も、自分の感性のみで作品を作ったから。

コメンタリーを見ると、ギャロの感性を覗くことができる。
彼は人を信用できない。
ナルシストではないが、自分の感性を誇りにしていることが、伝わってくる。

しかし、この映画をただ見てもギャロの考えは伝わってこなかった。
だからこれは映画ではないとも言える。
だがギャロの中では映画という作品なのだ。多くの人間はわからないが。

故ジョニー・ラモーンや9.11、女優の裏話など、コメンタリーの見応えはかなりある。
日本の視聴者を気遣うコメントも多く、楽しめた。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年1月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Tシャツが良い✨
内容はこれから。
以前飽きて途中なんだよね。
いい意味で。
2011年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とある監督さんがこう語っていました。

「映画とは、その監督のノスタルジィをつめこむものではない」

これはノスタルジィではないとしても、全編にけだるさというか、表現できない何とも言えない退屈さが漂っています。
こういうものはなかなか作れません。
これが作れるから天才とか鬼才とかいうものではなく、こういう現実にありそうなものを切り取って作品にしてどうなるの?という感想しか持てませんでした。
なぜならば、事実は小説より奇なりですし、起承転結も何もないフィルムを垂れ流しにしてるようにしか見えなかった。

苦悩・愛憎・彷徨。

そんなものは誰でも持っています。
この主人公さんはメンタルが弱すぎるなと感じました。よくそれでレーサーやってるな、と。
世のレーサーたちに失礼かもしれません。

おそらく、どの世界に行ってもこういう人は一流にはなれず、独特の世界観を芸術と称して生きていき、一人で酔いしれて死んでいくのでしょう。
「理解できないものが芸術」という概念は、実はナンセンスなのです。

カンタンなことを難しく見せるのが二流、すごく大変なことをいともカンタンにできているように見せるのが一流なのですから。

こういったネガティヴな作品にふれて全く共感できなかったことで、実は自分はポジティヴだったんだ、ということが再発見できてよかったです。

賛否両論ある作品と書かれていたりしますが、そもそも「作品」と呼ぶレベルに達していないと思います。
撮影したいから映画を撮るのか、映画をつくりたいから撮影するのか。

映画って何なんでしょうね。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年11月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
僕は好きですね。バッファローより面白いとは絶対に言えないですけど、最後の強烈なシーンが無かったとすると、けっこう完成度も芸術性も高い良作なんだと思います。最後のシーンは主人公の孤独の表れの映像表現かとは思いますが、やはりちょっと強烈すぎて、映画全体を持って行ってしまいますもんね。ロードムービーとしても、美しい。脚本や映像が面白いとかいう映画ではなく、ギャロが観たかった映像を、僕らも観る、そういう映画かなと。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年12月1日に日本でレビュー済み
一度目観終わったときはギャロの演じるバドに重なりすぎて、鬱になるほどでした。ずっしりと心に残るいい映画だと思いました。
でも次の日ギャロのコメント付きで観て、ただいい映画と言って終わらせられないと思いました。

ネタバレになりますが、私は(当方女)フェラのシーンは全然平気でした。無修正でも意外と平気に映画として流せたと思います。
コメント付きで観て、ショックだったのはレイプシーンがリアルにレイプの行われていたシーンだったことです。
クロエ・セヴィニーがその前にOKを出していたのか、それとも撮られた後にギャロから話されてOKを出したかがわかりません。
わかる方がいらしたら教えてください。
私はレイプシーンよりもフェラシーンのほうが批判非難を受けて問題になり騒がれているのはおかしいと思います。
クロエ・セヴィニーはこの映画のギャロとのセックスシーンがトラウマになってると言ってたみたいですが、本当にトラウマなのはレイプシーンのほうではないのかと思いました。

この映画は良い作品とは何か、ということを観る者に突きつけてくる映画です。
例えばどんなに素晴らしい映画と思っても、実は映画の中で実際に動物を映画のためだけに殺していたと知れば、素直に作品を作品として感動するのは難しくなります。
それと同じで、いい作品を作るための犠牲とは、いったい何なのかということを突きつけられるのです。
その犠牲が必要なのか、何故必要なのか、何故誰かを苦しめてまで作品を作るのか、作らねばならなかったか。
ギャロは何故クロエを実際にレイプさせてまでこの映画を撮ったのか、撮らなくてはならなかったか。
かつて恋人だったクロエを映画のために知らない男にレイプさせてまでこの映画を撮ったギャロという男の悲しみそのものがこの映画の悲しみであって、この映画の良さとは、まず物語よりもそんな運命を生きているギャロの人間性の魅力にあります。

作品というのは何かを犠牲にしないとできない、誰かを死ぬまで苦しみ続けさせるものかもしれない、良い作品とは人に考え続けさせるものがそこにある作品だと思います。この映画はそういう映画なので、いい映画であることに違いありません。

でもこの映画に対する思いと良い作品とは何かという問いに幕を下ろすのではなく、作品とは人間が作り出すものであるので、人間が作り出した作品というのは人間という作品の一部でもあり、人間は苦しい犠牲を払わねばならない、払わねばならないのか、という考えに終わりはないのだと思います。
ギャロ自身も命を懸けて、この映画を撮っています。(ギャロのコメント付きで観てもらえたらわかります)

この映画はフィクションではなくリアルな苦しみがあまりに入っているので、この映画は作品としてより、この映画を作り上げたギャロという男が撮った映画を追っていくというようなドキュメンタリー映画のように見ていいと思います。
ギャロの映画はこれが初めてだったので次はバッファロー'66を観ます。

・・・・・・追記・・・・・・12月7日

ギャロは悲しい男を撮るためにクロエをレイプさせるように仕向けてそれを撮り、そして映画の中でクロエに向かって「なんであんなことをしたんだ」と言って悲しみに暮れている男を演じた。映画はカンヌ映画祭で上映中ブーイングの嵐で、「殺せ!」とまで叫ばれて、ギャロは散々に傷ついて、私はギャロはこの映画を撮ったことでより、悲しい男になったのだと思います。

これはまるで自分の人生を操って操作しているような、ギャロという男がギャロという人形に付いた糸を操って動かしているかのように思えます。
ギャロは悲しい男を撮る為に様々なことを犠牲にし、三年かけて命さえかけて悲しい男の映画を撮り、この映画を撮ったために酷く傷ついてこれまでより悲しい男になったというのは、すべてはギャロ自身が自分を悲しい男になるように仕向ける行いであったのではないでしょうか。

この映画をいい映画に思えない人はギャロがそういう悲しい男である自分に酔い痴れているように思えるからかも知れません。
でも私はギャロのギロギロした目つきと、ギャロの好きな音楽やギャロの作った音楽を聴くと、とてもそうは思えないのです。
ギャロは本当に苦しんで悲しんでいる男なんだと思います。
本当に苦しむために自分の人生をそうなるように操作していて、この映画もギャロが悲しい男の映画を撮りたかったのは自分が悲しい男になりたかったからではないでしょうか。

だからそう思うと、やっぱりこの映画はギャロのドキュメンタリー映画なんだと思えてきます。
ギャロはドキュメンタリーは好きだけどドキュメンタリーを撮ろうとは思わない、と言いながら、あらゆる場面でリアルなもの(反応)を欲しがってリアルな撮影をできる限りやってこの映画ができました。
それは人を騙して、傷つける行為であって、そうやって映画のために人を傷つけたギャロは自分自身も傷つきながらこの映画を撮っていったように思えるのです。

だから傷ついたクロエがギャロの横顔をじっと見るシーンや、ギャロを優しく抱きしめるシーンや、あれはすべてそんな悲しい男ギャロを憐れに思うかのようなクロエのリアルな感情が表れ出てるシーンに思えます。
そう思うと、この映画は観終わって時間が経つほど本当に素晴らしい映画なんだと思えてきます。星4から完璧である星5にしました。
このような映画はギャロはもう作れないのではないでしょうか。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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他の国からのトップレビュー

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J.P O'Hoolahan
5つ星のうち5.0 Lost for Words...
2015年1月5日に英国でレビュー済み
Amazonで購入
Personally I'd suggest you watch this alone in a quiet space, you must be patient with it and keep and open mind,don't judge it till you've seen the whole film. I didn't move for a few minutes afterwards. I'd also recommend that if you've got the DVD watch trailer number 2 straight afterwards, it kind of hammered it home for me.

Some people won't like it, some will hate it, but there are some people like me who will have their tiny minds blown by it.

Furthermore, I know this is 12 years old now but I still feel kind of bad for Vincent Gallo regarding the reaction to this film, he's seems like very smart, funny and confident dude, but it must of really hurt that something you worked so hard on to be greeted with such animosity as it was at the time. Anyway, It certainly had a profound impact on me.
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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cinefil50
5つ星のうち5.0 Puissant et sans beaucoup d'espoir
2011年11月21日にフランスでレビュー済み
Amazonで購入
Traversée d'une partie des Etats-Unis , mais vus , le plus souvent , derrière une vitre sale de camionnette ... Pas de romantisme frelaté de road-movie , pas de pittoresque à espérer : Bud est un bel homme , mais cassé en lui . On comprendra pourquoi , à la fin .

Il rencontre des femmes , blondes en général , à qui il plaît facilement : il les embrasse , caresse longuement leurs visages ( magnifique séquence au bord d'une route avec une inconnue , mourant de solitude ou d'ennui ...) mais cela ne va pas plus loin . C'est vibrant , charnel , troublant et intense .

Les vingt dernières minutes sont exceptionnelles : encore une femme , on passe d'une scène érotique , qui n' est pas que ça , bien loin de là , qui brouille les pistes , en fait , et qui va ouvrir vers bien autre chose , vers les monstres du passé , vers les gouffres ....

Globalement , j'ai préféré " Buffalo66 " où les personnages trouvaient une échappée vers le bonheur . Mais " The brown bunny" crée avec force le malaise et bouscule le spectateur .

J'ai bien peur que V.GALLO , extraordinaire acteur et réalisateur inspiré , ne tourne plus beaucoup ... Pourquoi ne vient-il pas travailler en Europe où il trouverait une place , je pense ?
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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Mark Sanchez
5つ星のうち5.0 living a movie
2008年6月17日にアメリカ合衆国でレビュー済み
Amazonで購入
this is the brown bunny japanese dvd. Basically a cooler version than the u.s. dvd. This version has commentary by vincent gallo - one of the best commentaries for a film I've ever heard, along with mike leigh's commentary for the film "Naked". It's the sole reason I bought this japanese version. This is one of my favorite movies. It has moments of pure insight, intelligence and extreme sensetivity. The scene at the rest stop with Cheryl Tiegs is one of my favorites in the film. There is so much going on in that little scene than there is in entire films, and all without almost nothing being said. Pay close attention to the physicality of the scene:facial gestures, hand movements, head movements, eye movement. These are the clues to what the characters may be feeling. As in life, physicality can reveal more to us than mere words. I would like to jump to the infamous sex scene. I think it's the most honest and responsible sex scenes ever filmed. At times it feels like an invasion of privacy which is something you never feel during sex scenes in movies. At one point in the film, Daisy says under her breath, "Can we turn off the light?" and "Can we go under the covers?". The character obviously insecure about her body. That is something that will never be uttered or felt by a character in any other sex scene in any other movie.
25人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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Howie
5つ星のうち5.0 Great
2018年12月23日にカナダでレビュー済み
Amazonで購入
Mickey Ryan
5つ星のうち5.0 A misunderstood masterpiece
2011年11月9日にアメリカ合衆国でレビュー済み
Amazonで購入
In my humble opinion, Sicilian-American avantgarde filmmaker, actor, and artist Vincent Gallo is an underrated genius and deserves respect. The Buffalo, NY native's 'The Brown Bunny' is definitely not for everyone. It's notoriety surrounding an on-screen fellatio scene stunned (and disgusted some) audiences at the 2003 Cannes Film Festival that blacklisted it and the director. Gallo's war of words with Roger Ebert soon followed, giving 'The Brown Bunny' a tainted reputation. I'm never one to tell people who disagrees with an opinion on a film that they just don't get it. But with this art film, I can't help but come to that conclusion with many negative reviewers. Gallo superbly and powerfully captures the emotional state of sadness of a man on the run to no where with breathtaking scenes of the American highways. Yes, many are through a dirty windshield of a beatup van, however, the backround theme and Gallo's cold, quiet demeanor and glare are saying a million words throughout the film. The story is about a New Hampshire motorcycle racer named Bud Clay who drives cross-country to California to see his lover, Daisy (Chloë Sevigny).

I recommend for anyone who appreciates a good indy, gutsy, artistic & original film.
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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