このバンドにしてはノイジーめラウドめインスト寄りが目立つ前半。Game Overで1曲披露済み1991年教会録音の拡大収録を後半に配すコンピ。
#1は1988年。荒々しいノイジートラック。ファンには堪らない雰囲気。『Game Over』と合わせて『Independency』をカバー出来るよう収録されたらしき#2#3#4。『Blue』B面の#7#8。歌ものと呼べるのは#3#7。#3はI Knowと同時1990年録音の曲。同様の、まだ青臭さ漂う儚い名曲でこれは男声Vo。#7は『HEX』の#4を当時レーベルメイトAR KaneのRudyがRemix。Blueより更に薄い良くないブレイクビーツはさておき、歌の際立ったMix。シングルでは#8#7と連続し曲間が歌の途中にあり、実験的に聴こえた。妥当な区切りで聴くと『///:dustsuker』と違わない世界が既にあった。何が違うのか元Ver.と比較した所、ベースが実験的に主張し大人な雰囲気を壊していた。Too Pure移籍頃のMoonshakeの様な微妙な実験…。Remixでは打ち込みで完全消去。『///:dustsuker』ではこのベースは脱退済みの模様。#8はマシンガンビートとギターノイズの嵐/嵐の後の静けさを表現した様なインスト。静けさのテイクは『///:dustsuker』#2にも使用されている。『Game Over』にもあった#6はノイズギター渦巻くBoディドリーBeatインストで超カッコイイ!!
後半の教会一発録り。籠った音でボーカルもほとんど聴こえない。しかし当時の特徴だったディレイギター目立つアレンジも相俟って、よりアンビエント効果を高めていると解釈できるか?好きなタイプではないけどコンプリ版が出たら喜んで買う