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我輩はカモである [DVD]

4.1 5つ星のうち4.1 34個の評価

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我輩はカモである [DVD]
¥1,312
(34)
残り3点(入荷予定あり)
フォーマット ブラック&ホワイト
コントリビュータ ゼッポ・マルクス, ハーポ・マルクス, レオ・マッケリー, グルーチョ・マルクス, チコ・マルクス
言語 英語
稼働時間 1 時間 6 分

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商品の説明

レビュー

監督: レオ・マッケリー 脚本: ハリー・ルビー/バート・カルマー 撮影: ヘンリー・シャープ 出演: グルーチョ・マルクス/ハーポ・マルクス/チコ・マルクス/ゼッポ・マルクス/マーガレット・デュモン/ラグウェル・トレス/ルイス・カルハーン
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内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.33:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ 英語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4571130845480
  • 監督 ‏ : ‎ レオ・マッケリー
  • メディア形式 ‏ : ‎ ブラック&ホワイト
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 6 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/10/27
  • 出演 ‏ : ‎ グルーチョ・マルクス, ハーポ・マルクス, チコ・マルクス, ゼッポ・マルクス
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語, 英語
  • 販売元 ‏ : ‎ ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • ASIN ‏ : ‎ B0002YD506
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 34個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.1つ
5つのうち4.1つ
34グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2022年6月27日に日本でレビュー済み
マルクス兄弟の最高傑作とされる本作(1933年公開)。前半のドタバタギャグが素朴過ぎて乗れなかたっので星をひとつ削るかどうかで迷ったが、中盤(開戦以降)のスピード感、機関銃のように連発するギャグ、そして最後の最後のギャグで大笑いしたので、星は満点付けた。最初の方だけ観てトロいなあ、と思う方はいるかもしれないが、ラスト30分の凄まじい狂騒感には呆然とさせられるはずなので、騙されたと思って最後まで観て頂きたい。

 表情と動きで魅せる無言キャラのハーポのドタバタは、まだモノクロだった頃の初期ミッキーマウス(「蒸気船ウィリー」が1928年公開)に通じる楽しさと躍動感があるし、兄弟それぞれがキャラ立ちした役を演じる点は日本のドリフターズへの影響も感じられる。そんな風に様々な作品や後進達の名前を引用したくなる作品だが、でもやはりこの狂気じみたドタバタギャグの世界は、結局マルクス兄弟にしか作れなかった無比のものだ。

 1933年はヒトラーが政権を取り、日本が国際連盟を脱退した年である。狂気が満ちつつあったその時代を狂気じみた笑いで表現したことで、この作品は歴史に残ったのだろう。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年10月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「チャップリンの独裁者(1940)」の7年前に独裁者の登場を予言したと言われる傑作。
字幕だと「フリードニア万歳」と翻訳されているのですが、英語で"Hail,Hail,freedonia!"と言っているので、
「ハイル、ハイル、フリードニア」と音訳した方が分かりやすいのではないでしょうか。
この映画の公開当時、ヒトラーはまだ首相でした。翌年にヒンデンブルク大統領が死去。
そして、ヒトラーは独裁者になるのです。

しかし、強い風刺とは裏腹に本作の内容自体は一見するとただのナンセンスギャグを羅列しているだけにみえますし、実際そうです。
意味不明系のギャグが延々と続き、意味不明で終わります。「裸の銃を持つ男」の系統の映画の元祖でしょう。
このような映画が74年前に作られていたとは驚きです。いくつかのギャグはドリフターズがよくパクっていました。

とにかく、ナンセンスギャグ映画が好きな人には絶対に見てほしい映画です。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年10月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白いですが、私が10年前に見たビデオ版(もしくはLPだったでしょうか)と比べると、日本語字幕が超絶に読みにくいです。コメディといえばテンポも大事だと思うんですが…、掛け合いの台詞である投げ掛けの台詞もそれに応答するオチの用語も、一緒の画面に上下で出てきます。なぜ、このようなつくりにしたのでしょうか??
いくら面白いギャグが出ても興ざめです。まあ…英語が耳で聞いてわかるレベルの人ならば字幕を消して見ることが可能なのでしょうが。

なので、ファイアフライ(グルーチョ)の人をおちょくったギャグよりも、チコやハーポのドタバタのほうが純粋には楽しめるかもしれないですね。字幕いらないし。

公開当時はシュールすぎて受けなかったということは冒頭の首相就任の歌でもわかると思います。

映画は文句なく面白いので、ぜひ観ていただきたいですが、字幕の件で我慢を強いられることにはなると思います。

面白い動きやネタはいたるところに仕掛けられています。グルーチョがただあるいているだけでも面白いわけですが、3人がパジャマを着て次々に入れ替わっていき鏡の前でお互いの動きをトレースしていくところや、レモネード売りとのやりとりなど。電話の受話器取りは私も参戦したいくらいです。

☆この映画ではピアノシーンはありません。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年7月2日に日本でレビュー済み
 映画史にのこる作品らしいがギャグは月並みでだ。マンネリのお笑いを見ているようだったが、実はマンネリでもいい。というより、おもしろくない目新しさよりは、おもしろいマンネリの方がいい。しかし、本作品はおもしろくないマンネリと言わざるを得ない。
 本作品の名場面は、グルーチョが鏡の前でそっくりさんに出くわすくだりだ。このヴァリエーションにはいろいろな映画でお目にかかる。本作に三つ星を進呈したのはこの場面があるからで、2008年のこんにちとなっては博物館行きの名画ではないか。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年9月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昭和の高度経済成長期に一世を風靡した日本のコメディ・シーン(ドリフ、コント55号、ゲバゲバ90分等)はチャップリンやキートンとともに、特にマルクス・ブラザーズに大きな影響を受けたであろうことが分ります。本国アメリカでの公開時は興行的にあまり振るわなかったと聞きますが、一部特撮も飛び出すあまりにシュールでナンセンスなギャグや「風刺」を超えた戦争のハチャメチャな茶化しぶりに、当時の「善きアメリカ人」達はどう反応すべきか分らなかったのでしょう。ホント、全く狂ってますよ、3兄弟(爆)
風刺自体を風刺しているかのような過剰。それは「方法論」というよりこの人たちは「素」がそうなのでしょう。
二十年以上前にビデオで一度観て以来、忘れられない最高のコメディ映画でした。マルクス兄弟の映画は本作の他に「マルクス捕物帖」しかまだ観ていないのですが、おそらく今後も本作が個人的にベストであり続けるのではないかと思います。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
コメディとはこういう映画のことを言うんですね。
とにかく最初から最後までハチャメチャ。
何がホントで何がウソなのか、もう分からなくなります。
くだらなさの極致です。
あの時代にこんな映画を作って、何を考えてるんでしょうか。
いい大人のすることじゃないでしょう。
まったく、もう、本当に、どうしようもないくらい大したものです。
「いつDVDになるんだろう」と心待ちにしておりました。
今回DVD化してくれたユニバーサル関係者、あなたも大したものです。
感謝、感謝。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年11月10日に日本でレビュー済み
架空の国フリドニアの首相となったファイアフライが、独裁政治を敷いて国内をひっかきまわし、隣国シルヴァニアとの戦争に引きずり込むという筋で、1930年代当時に勃興したファシズムをこき下ろしています。同じテーマを取り上げたチャップリンの「独裁者」以上に狂気めいています。それだけに、イタリアのムッソリーニが上映を禁じた事実もうなづけます。
マルクス兄弟ならではのナンセンスなギャグが横溢し、特に宣戦布告の場でマルクス兄弟と国民が踊り歌うナンバー、「祖国は戦争に入れり」のハチャメチャさは、リーフェンシュタールのドキュメント「意志の勝利」のナチス党大会におけるマスヒステリーの怖さを感じます。むろん、クレージーキャッツの映画にも応用された「鏡のギャグ」や、ハーポの絶妙のパントマイム、一時のビートたけしを思わせるグルーチョのマシンガントークなど良質の芸も見ものです。
凄いのは、チャップリンが「ヒトラー憎し」の一念で作ったのに対して、マルクス兄弟は、ごく自然な形でファシズム弾劾の作品を作ったことです。ただ、製作中にラジオからヒトラーの演説が放送され嫌悪感を覚えたハーポが、本名のアドルフをアーサーに変えたというエピソードがあります。
20世紀の歴史に興味のある人も、21世の将来に漠然とした不安のある人も、本作を見てほしいと思います。
2021年4月15日に日本でレビュー済み
グルーチョ・マルクス、チコ・マルクス、 ハーポ・マルクス及びゼッポ・マルクスというマルクス四兄弟を主演としたコメディ映画。1933年製作なので勿論モノクロ映画であり、私がマルクス兄弟の映画を観るのは本作が初めてだったが、ミュージュカル映画仕立てになっている点にまず驚いた。

物語は、グルーチョが新首相に任じられた(これ自身可笑しいが)フリードリアという国とそのフリードリアを狙うシルベニアという国とが戦争状態に陥って行く過程でマルクス兄弟が騒動に巻き込まれるというもの。恐らく、チャップリンの「独裁者」の先鞭を付けた作品だろうが、そんな事はおくびにも出さず、ひたすらドライでナンセンスなドタバタ劇に終始している(戦争をドライでナンセンスな笑いで皮肉ったという事だろう)。特徴は、テンポの良い会話の中での辛辣な切り返し、トコトン駄洒落に拘った遣り取りだが、最大の特長は四兄弟ならではの秀逸な入れ替わりギャグ及び四人の息が揃った歌と踊り(所作)であろう。この他、コントの様なルーティンなギャクも多いのだが、とにかく何でもかんでも笑いに転化させようとの姿勢が感じられる。全編を通して、息を継ぐ暇もない程のギャグの連続で全体の疾走感が凄まじいのである。また、上でミュージュカル映画仕立てと書いたが、ドタバタ劇なのにも関わらず、ミュージュカル・ソングの部分が(新首相就任式・戦争を反映して)勇壮な点にもギャップを感じられて可笑しい(これも皮肉だろう)。

末弟のゼッポは本作が最後の映画出演だった由で、まだ若かったのに惜しまれる。四兄弟ならではの特長を活かしたナンセンス・ギャグの連続で疾走感が凄まじい佳作だと思った(私にとっては往時のコメディ映画を鑑賞するという意味でも貴重な作品だった)。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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