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ヴァンダの部屋 [DVD]

4.5 5つ星のうち4.5 5個の評価

¥18,480 税込
仕様
価格
新品 中古品
DVD 通常版
¥18,480
¥14,548
DVD [DVD]
フォーマット 色, ドルビー
コントリビュータ ヴァンダ・ドゥアルテ, ジータ・ドゥアルテ, ペドロ・コスタ
言語 ポルトガル語
稼働時間 2 時間 58 分

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商品の説明

レビュー

ポルトガルの巨匠、オリヴェイラの後継者と言われ、日本でも青山真治や蓮實重彦らの賞賛を浴びるペドロ・コスタの、日本での初DVD化作品。描かれるのは、リスボンのあるスラム街で麻薬に溺れながら暮らすヴァンダの生活。濃厚な3時間に封じ込められたのは、街が消滅するという容赦のない現実の中、変化のない毎日の生活を反復する様だ。この映画には音楽らしきものがほとんどない。かわりに、地区そのものを壊してゆくショベルカーのノイズが通奏低音のように響き、それは次第に大きな音となり、最後にはヴァンダの部屋のすぐ背後にまで迫る。観終わった後に何ともやるせない気持ちになるが、僕らに訴えかける何かが確実に存在するような気もするのだ。 (高橋宏文) --- 2005年01月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)

監督・撮影: ペドロ・コスタ 出演: ヴァンダ・ドゥアルテ/ジータ・ドゥアルテ/アントニオ・セメド・モレノ
--
内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.33:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ ポルトガル語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988102022235
  • 監督 ‏ : ‎ ペドロ・コスタ
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー
  • 時間 ‏ : ‎ 2 時間 58 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/11/5
  • 出演 ‏ : ‎ ヴァンダ・ドゥアルテ, ジータ・ドゥアルテ
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 言語 ‏ : ‎ ポルトガル語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
  • 販売元 ‏ : ‎ ジェネオン エンタテインメント
  • ASIN ‏ : ‎ B0002YD6AK
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 5個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
5グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2005年1月7日に日本でレビュー済み
ドキュメンタリーという分類が正しいのかわからないので、
演出なのか、自然にそうなっているのかわからないが、
非常に細かいレベルまで光がコントロールされていると感じる。
廃墟の輝きも、失われる町へのノスタルジーも、
そこに生きる人々のつつましやかな生活の美しさも、
本作は表現していない。
崩れゆく町で、薬漬けで救いのない人々を、
ただ、やさしい光が包むだけである。
何の救済もない場所に、ただ光だけが、
唯一美しく神の抱擁としてフィルムに残る。
石川淳の小説「焼跡のイエス」を思い出した。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年7月7日に日本でレビュー済み
リスボンのスラム。空き家に住み、ドラッグに明け暮れる人々の日々を淡々と映しだした作品です。
貧困や暴力がことさら強調して描かれるわけでもなく、映画は全編、あきらめと奇妙な静けさに包まれています。
空き家が取り壊され、工事の音がカーテンを閉めきった部屋に響き、その中で人々はドラッグを吸引し、とりとめのない会話をかわす。
それだけで3時間もたせてしまう、驚異的な映画です。

ドキュメンタリーのようにも見えますが、ときたま、意図的に撮影されたであろうカットが絶妙に紛れ込んでおり、ハッとさせられます。
フィクションとノンフィクションの壁が融解しています。
そして、まるでレンブラントやフェルメールの絵画のような、異様なまでの光の美しさ。
見る側はいつしか、内容に意味を求めるのを放棄し、いっさいの判断を停止して、映しだされる映像をただひたすら見つめるという行為に溺れていきます。

貧困や暴力の厳しさを訴えるタイプの作品だと、作品を鑑賞しているこちら側に主体があり、その主体が作品を解釈する、という構図が成り立ちます。
しかし、この映画は鑑賞者を「ひたすら受容する者」にしてしまうようなところがあり、これが時間経過とともに、ボディブローのように効いてきます。
作品全編を覆う「静かなあきらめ」の空気に、観ているこちらも思いきり同調してしまい、気力が奪われていくのです。
素晴らしく美しい作品ですが、同時にとんでもなくダウナーな映画です。翌日に仕事が控えている、休日の夜の鑑賞はおススメできません(笑)

蓮見重彦は、ペドロ・コスタに「素晴らしい。だが、短すぎる」と伝えたらしいですが、たしかに3時間という長さを感じさせません。
面白くて短く感じる、というのとはまた違った、時間の感覚が歪んでしまうような体験です。
本来は映画館の暗闇で観るべきでしょうが、DVDで観るさいは、DVDプレーヤーのカウンターや部屋の時計を隠して、没入したい作品です。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年3月10日に日本でレビュー済み
いやあ、スゴイです。もうスゴイとしか言いようがない。

ドキュメンタリーじゃないですよね、これは。ノンフィクョンを

フィクションとしてドキュメンタリー的に撮られた・描かれた

映画だと思います。

随所に光る絶妙な演出。スゴすぎる。

さっきから「スゴイ」しか言ってませんが、これは観てもらわないと

上手く伝えることができません。

素晴らしい。これが「映画」というものです。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年10月7日に日本でレビュー済み
僕にとってペドロ・コスタとの出会いは格別だ。「コロッサル・ユース」と「ヴァンダの部屋」見る者との対話。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年1月4日に日本でレビュー済み
ドキュメンタリーなのかフィクションなのかもわからない。これを見たビデオショップの店員は、どこの棚に並べればいいのかすらわからないだろう。そもそもこんな途方もない映画をDVD化してもいいのだろうか。バチが当たりそうな気がする。
街は壊されつつある中で、ヴァンダは部屋で延々とドラッグを吸い続ける。キスもない、セックスもなし。ただ、これだけの話なのに、トレイラーを見ただけで涙が流れた。そんなことは初めてだ。
ポルトガルのリスボンにある見捨てられた街で、生活する人々がいる。かと言って貧困を訴える映画でもない。むしろ、その路地に誘惑されるのである。なぜか。答えを得るには映画館で、この映画を見なければならない。
蓮実氏によれば、映画の21世紀はペドロ・コスタの『ヴァンダの部屋』と共に始まるらしい。嘘だと思った。が、しかしその通りだった。
28人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート