G5 Dual2.5GHz メモリ4G Disk10Krpmにインストールしてみました。
結論を一言でまとめると「全然ダメ」
正直、買ってかなり後悔しています。設定に問題があるのかと疑いましたが、マニュアルを熟読し、いろいろ設定変更を行っても、期待していた速度には遙かに及びません。(別に3Dゲームができると思っていたわけではないですよ。エンカルタが普通に使える程度を期待していました。)
FireFoxでのWebのブラウジングですらストレスフルですし、ちょっとしたQuickTimeの再生ではコマ落ちが発生します。
推測するにVideoメモリを16Mbyteまでしか割り当てられないことが原因でしょう。表示解像度を落とし、色数を減らすとなんとか使い物になります。演算系よりも描画系に問題があるようです。
また、どういうわけか、G5のCPUリソースをフル活用してくれません。VirtulPCのCPUゲージが100%の時でもG5のCPUゲージは70%程度です。
ためしにPen41GHz 512Mbyteメモリのノートパソコンの画面を無線LAN経由、MicrosoftRemoteDeskTop(Mac版)を使ってMacに表示した場合と比較してみましたが、後者の方が断然快適でした。
余っているWindowsPCをお持ちの方は、RemoteDeskTopを試して見てからでもいいのではないでしょうか。ソフト自体は無償ですし。
ただ、バーチャルPC上のWindowsとMacOSの間でファイルのドラッグ&ドロップができたり、クリップボードの情報が共有できるのは新鮮です。
これはintelMacにbootcampを入れてもできない事ですから。
bootcampが発表されて、VirutulPCの今後が気になりますが、是非、開発を続けて、ストレスなくMacとWindowsのシームレスな連携が実現する日がくることを望みます。