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前作『ヘイト』は『ヘイト』でオーケストレーションがすばらしかったのですが、本作は本作で、オーケストレーション控えめ、サイケデリック色もなく、パワーアップして原点回帰するようにシンプルで流麗なギター・バウンド・サウンドが心地よいです。エマ・ポラックの女性ヴォーカルとアラン・ウッドワードの男性ヴォーカルは相変わらずともにやさしく、美しく、曲ごとパートごとの両者の使い分けも絶妙です。ですから、この『ユニヴァーサル・オーディオ』は「ギターもの」に加えて「歌もの」とも言えます。歌詞も『ヘイト』のものよりも希望に満ちています。
とくに、トラック11は、バンドの全力が注がれ、クールななかにも、おそらくザ・デルガドス史上最も壮大に演奏、メロディ、アレンジが展開する力強いナンバー。
バンド単体ではライヴでの再現が不可能に見える『ヘイト』とはちがって、ひさしぶりに、デルガドス単体でのライヴでも、効果的な生演奏が聴けるんだろうな、と楽しみになる一枚です。そう思ううちに決定した2005年2月に初来日公演が本当に楽しみです。
もちろんこの正規盤／輸入盤だけでも十分楽しめます。ただ、輸入盤シングル“Everybody Comes Down”に収録されたカップリング二曲もすばらしい。この二曲を日本盤ボーナス・トラックとして収録した日本盤『ユニヴァーサル・オーディオ』を買うほうを選択してもよいでしょう。
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guachinmais
Si fuera Perico Delgado
2016年4月24日にスペインでレビュー済みAmazonで購入
Dr W. H. Konarzewski
Excellent - needs time to grow
2015年4月2日に英国でレビュー済みAmazonで購入
manco82
Delgados finish on a high note.
2007年3月15日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
scott Strait
Bought after i heard the Hate album. I like this one too
2014年12月5日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
alberto mera salas
Otra joya de The Delgados...como todos
2016年3月31日にスペインでレビュー済みAmazonで購入
