ある日、老人ホームに痴呆症の男ヘンリー（ポール・ニューマン）が入ってきた。しかしこの男、実は元大泥棒で、素性を隠すために仮病を使っているのだ。ホームの看護に追われるキャロル（リンダ・フィオレンティーノ）は、そんな彼と仲良くなっていくうちに、冴えない日常からの脱出を夢見るようになり、ついに銀行強盗の相談を持ちかけるが…。 製作総指揮トニー・スコット、製作リドリー・スコットという豪華な企画陣の下、名優P・ニューマンがイキな泥棒をパワフルに演じるコメディー映画。小品ではあるが小気味よいタッチでドラマは進んでいくので、気軽に観るのに最適な一品。ただし、往年のP・ニューマン作品を見慣れた目には、やや物足りないところもあるかもしれない。監督は『レス・ザン・ゼロ』のマレク・カニエフカ。（的田也寸志）
製作総指揮: トニー・スコット 製作: リドリー・スコット 監督: マレク・カニエフスカ 脚本: キャロル・カーライト/トッパー・リリアン 撮影: トム・バーンステイン 音楽: マーク・アイシャム 出演: ポール・ニューマン/ダーモット・マルロニー/リンダ・フィオレンティーノ -- 内容（「CDジャーナル」データベースより）
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