メディア掲載レビューほか
10ヵ月ぶりにリリースされたシングルは、耳なじみのあるタイアップ曲。いずれもスロー・テンポのナンバーで、円熟味の出たファニー・ヴォイス・持田香織がのびのびと唄い上げる。凡庸にみせかけて扇情的に盛り上げる、これこそが完璧なるELTワールドだ。
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
前作から10ヵ月ぶりとなる27枚目のシングル。「恋文」は、静粛さ漂うシンプルな曲作りが基本であり前半はピアノのヴォーカルのみで、徐々に絡み合うストリングス。飾らない展開からだんだんと盛り上っていく大バラードといった風情は、ELTのキャリアというものを感じずにはいられず、ある意味磐石。「good night」もバラードだが、心温まるメロディに浮遊感のある詞が独特の世界を作り上げている。通常こういう場合、カップリングは対照的な曲になるモノだが、同系列の曲を並べてくるところは狙いとして面白い。愛があふれまくっている一枚です。 (石塚隆) --- 2005年01月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)