原作既読です。
久々にDVD見てこれはレビューしておかなければ、と思い書かせていただきます。
DVD発売からもう9年も経つのですね・・
アニメ版はアニメ版の良さがあってそれはそれで好きでした。
このOVA版では原画も更に美しくなってます。
この話では綾子メインなのですが、だからこそ直江と高耶の短いシーンでもより引き立っていたなぁと感じます。
特にこの3巻では綾子のシーンも切ないですが、ラストの直江と高耶の短いながらもお互いの台詞に
込められた想い、葛藤というものが感じられ高耶(景虎)の淡々とした台詞の中にも秘めた熱い想いを十分感じる事ができました。
「お前が俺に勝つことができれば、その時こそ〜」の台詞の後の直江の表情がとても切ないです。
そしてその後の高耶が直江に向ける景虎様の微笑。
今までの流れからこれで一つ前進したともいえるシーンだと思いました。
そして重なる美しくも哀愁漂うBGMがまたグッときます。
続編はまだかまだかと密かに待ち続け早数年・・・今でも、今だからこそより続編が見たいと強く思いました。
声優さんたちがこの「炎の蜃気楼」の人物たちに魂を吹き込み動く彼らを見る事ができて
本当に幸せだ、と改めて実感しました。
多くのファンが続編待っていると思います。私も待ち続けている一人です。
それまでは原作を何度も読み返そうと思いました。
この作品の原作を知らない人でも十分この世界観を楽しめるはず。原作は更に熱いです!
そして興味を持って頂いて原作を読めば、きっと続編のOVA化を期待されることでしょう。
この作品に出会えて良かったと思いますし、「みなぎわの反逆者」を映像で見る事ができて本当に良かったです。
原作ファンとしては、多くの人にこのシリーズを知って頂いてこの世界観に浸っていただけたら嬉しいです。