ハセガワ1/72は凸モールドなのに対し、こちらタミヤ(イタレリ)は詳細な凹モールド。一部にだるい場所もあるので、全体に一度になぞって、シャープにした。
機首にかなりの量のオモリが必要。タミヤの説明書には重さの指示が無い。ハセガワは合計18グラムと記載してくれているので、これを参考にした。
複雑な形状ゆえか、擦り合わせが必要な個所は多く、機首下面と主翼付根にはすき間が出来る。特に主翼付根のすき間はとても大きいが、主翼とエンジンの間のスペースが狭いので、この隙間の修正は、胴体にエンジンルを取付ける前にやらないとうまくいかない。
塗装指示は、ハセガワの説明書の方が見やすく、Mr.カラーの色指定もあるので参考にした。タミヤ説明書は左垂直尾翼の内側の塗装指示が無い。
キット自体は、複雑な機体形状をよく再現しており、完成後のプロポーションは最高。エアブレーキを開閉選択式にしたり、脚注のディーテルや大量の武装など、細部まで色々と良く出来ていて素晴らしいキット。しかし、それゆえにサクッと完成とはいかず、色々と手間もかかった。