私が彼女のことを知ったのはソロで見事復活を遂げた
「プライヴェート・ダンサー」以降のことですのでアイク&
ティナ・ターナーの頃はよく知らないのですがいろいろ調
べていくと不遇の時代には随分と苦労したようです。
「プライヴェート・ダンサー」の歌詞を見ると(この
タイトルには娼婦という意味があり、本人は人から言わ
れるまで気づかなかったとか)「ここへ来る男たちなんて皆同じ、
彼女たちの顔なんて見ないし名前も訪ねようとしない・・」
といったアイクとの関係を皮肉った感じの詩もあります。
大ヒットした曲ばかりのこのアルバムですが、そういった
背景を知るとなかなか感慨深いです。