大好きな伊丹映画の中でも特に好きな
所謂「戦う〜の女」シリーズのDVDボックスです。
これを最初に見つけた時はやや値段が張るなあと思って
買うのをためらっていたのですが
やはり長い事悩んだ末に我慢できずに購入
やはり「買って損が全くなかった」作品集です。
聴覚障害者の方の為にもなる
字幕の効果音までしっかり入れている細かい気遣いや
視覚障害者の方の為になる
ボイス機能といった設定も非常によく使いやすいです。
予告集が入っているのも良かったです。
これもこれで非常に当時の歴史を感じます。
スーパーという庶民にとって身近な世界から
大事件の目撃者、関係者という誰でもなってもおかしくない
遠くに見えて近い事柄(最後に警視長官がああなった時は笑いました)や
「今の自分にとっては」遠いヤクザや税関に関する話など
伊丹さんは本当に幅広い世界観を
持っていらっしゃる方なんだろうなと思いました。
だからこそ私を含め、いまだに多くの人達に親しまれているのだと思います。
本当に心の底から惜しい方を亡くしたと思っております。
個人的には「マルサの女2」と「スーパーの女」と「ミンボーの女」が良かったです。
(多すぎ?)(笑)
本当にボックスも豪華でリビングに置いておいても見栄えます。
記念に買っておいても全く損はないでしょう。
つうか買わなきゃ損々♪
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伊丹十三DVDコレクション たたかうオンナBOX (初回限定生産)
¥43,602 ¥43,602 税込
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フォーマット | ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 麻生肇, 桜金造, 松居一代, 宮本信子, 津川雅彦, 伊丹十三, 山崎努, 大地康雄, 志水季里子 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 15 時間 37 分 |
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商品の説明
レビュー
監督・脚本: 伊丹十三
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 梱包サイズ : 20.4 x 19 x 19 cm; 1.72 kg
- EAN : 4988102031930
- 監督 : 伊丹十三
- メディア形式 : ワイドスクリーン
- 時間 : 15 時間 37 分
- 発売日 : 2005/2/25
- 出演 : 宮本信子, 山崎努, 津川雅彦, 大地康雄, 桜金造
- 字幕: : 日本語, 英語
- 販売元 : ジェネオン エンタテインメント
- ASIN : B00062IEXM
- ディスク枚数 : 8
- Amazon 売れ筋ランキング: - 88,388位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 4,303位日本のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
社会に対する馴れ合い、タブーを映画で表現するテーマ選びとウィット&エスプリの効いた演出は衝撃を受けた。
「お葬式」は映画になりえないテーマと誰しも考えなかったことに見事な脚本演出で作品にした力量。「マルサの女」はマルサという脱税摘発の社会の暗部を緻密な作品にし、公開後シュレッダーが爆発的に売れた話は、世の中に脱税している人がワンサカいることを示した。
反社会行為に対し、正面から取り上げ映画で表現し見事な作品にしたことは、以後の邦画に大きな遺産を残した。惜しい監督を失った。
ただ、作品がシリーズ化していくにつれ、アイディアとテーマが枯渇してきたのかインパクトも薄れ二番煎じ、三番煎じの作品になってしまった。
興行収入だけを目論む陳腐な映画が多い中、力強く、いつ観ても観賞に耐えうる作品力に感動しながら大切なコレクションとしていきます。
「お葬式」は映画になりえないテーマと誰しも考えなかったことに見事な脚本演出で作品にした力量。「マルサの女」はマルサという脱税摘発の社会の暗部を緻密な作品にし、公開後シュレッダーが爆発的に売れた話は、世の中に脱税している人がワンサカいることを示した。
反社会行為に対し、正面から取り上げ映画で表現し見事な作品にしたことは、以後の邦画に大きな遺産を残した。惜しい監督を失った。
ただ、作品がシリーズ化していくにつれ、アイディアとテーマが枯渇してきたのかインパクトも薄れ二番煎じ、三番煎じの作品になってしまった。
興行収入だけを目論む陳腐な映画が多い中、力強く、いつ観ても観賞に耐えうる作品力に感動しながら大切なコレクションとしていきます。
2015年7月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マルサ、マルタイ、ミンボーなどなど反社会的な物に直視して、そこから一般には知られていない事実をえぐり出し、提供してきた姿勢には敬意を表する。現実にミンボー撮影の折には、その筋から危害を加えられた事実がある。つまり社会の様々な層から恨みを買った結果の死であった。自殺と報道されたが、事実は分からない。偽装自殺かもしれない。これ以上反社会的で反体制的なテーマを描くことで不利益を被る連中からの差し金であった可能性は充分考えられる。
お葬式、たんぽぽなどは無難な作品であり、彼の真骨頂が描かれていないが、マルタイなどの反社会的なテーマを題材にしてからは生き生きした映画になっていった。それが反体制的なあるいは体制側の裏に潜む人間達には我慢がならなかったのかもしれない。
彼は抹殺された、と私は思っている。伊丹十三は死を賭して社会の裏面を描いてきたのである。
この様な監督は日本映画のみならず、ハリウッドにも従来もいなかったし、これからも出てこないであろう。世界の映画界にとって、惜しい監督を亡くし、本当に残念なことである。
お葬式、たんぽぽなどは無難な作品であり、彼の真骨頂が描かれていないが、マルタイなどの反社会的なテーマを題材にしてからは生き生きした映画になっていった。それが反体制的なあるいは体制側の裏に潜む人間達には我慢がならなかったのかもしれない。
彼は抹殺された、と私は思っている。伊丹十三は死を賭して社会の裏面を描いてきたのである。
この様な監督は日本映画のみならず、ハリウッドにも従来もいなかったし、これからも出てこないであろう。世界の映画界にとって、惜しい監督を亡くし、本当に残念なことである。
2005年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
伊丹監督のコレクションですが、もう少し価格面でなんとかならなかったのでしょうか??まとめ売りではなく、単品売りで単価を安く販売してくれた方が個人的には嬉しいのですが。。2BOXで4万強では、なかなか手が出ませんね。。
2005年8月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
伊丹監督・・良いですね!こういうの待っていました。
このやたらデカイ、フィルム缶をイメージしたケースも好きです。
私はあまり邦画は見ないのですが、数少ない邦画で「保存しておきたいと思う映画群」
ですから、パッケージを含めて大変満足しております。
ただ、確かに大きいので家族には不評です(笑)
このやたらデカイ、フィルム缶をイメージしたケースも好きです。
私はあまり邦画は見ないのですが、数少ない邦画で「保存しておきたいと思う映画群」
ですから、パッケージを含めて大変満足しております。
ただ、確かに大きいので家族には不評です(笑)
2004年10月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
伊丹監督の全作品BOX第二弾です。個人的には「タンポポ」「ミンボーの女」が一番好きなんですが・・・そうなんですよ、二つに分かれてしまってるんです。鋭い分け方をしますよね、メーカーさんも。迷いに迷ってこちらを購入することにしました。(二つ買うほどリッチではないので)
伊丹作品が面白いのはなんと言っても脇役がいない事ですね、どんな登場人物も個性的でどこかで見たことあるなぁ~って役者ばかり。それにこちらのBOXにはなんと言っても、本多俊之さんの音楽がすべての作品に入っています。「マルサの女」のオープニング曲を聞いた時の衝撃は忘れません。いいコンビだと思っていたのに二人のコラボがもう聴けないなんて寂しいですね。
それから単品の発売も切に願います。お金持ちばかりぢゃあないんです。
伊丹作品が面白いのはなんと言っても脇役がいない事ですね、どんな登場人物も個性的でどこかで見たことあるなぁ~って役者ばかり。それにこちらのBOXにはなんと言っても、本多俊之さんの音楽がすべての作品に入っています。「マルサの女」のオープニング曲を聞いた時の衝撃は忘れません。いいコンビだと思っていたのに二人のコラボがもう聴けないなんて寂しいですね。
それから単品の発売も切に願います。お金持ちばかりぢゃあないんです。
2005年1月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ついに伊丹十三さんの作品がDVD化されます。
とても嬉しい反面、どういう基準で分けられたのかが気になります。
特にこちらの「たたかうオンナBOX」は伊丹十三さんの名作と言って良い物ばかりが入っている気がします
・・・特に一番好きな「スーパーの女」「ミンボーの女」が入っているというのが良いのですが、「女」がつくタイトルで分けるのはあまりにも強引な気がしました
とはいえ、前に発売されたBOXに封入された「宮本信子」さんのインタビューは面白かったので今回もこちらを買うことにします。
とは言え、すぐ買うことが出来ないほど定価が高いのはきついですね・・・
とても嬉しい反面、どういう基準で分けられたのかが気になります。
特にこちらの「たたかうオンナBOX」は伊丹十三さんの名作と言って良い物ばかりが入っている気がします
・・・特に一番好きな「スーパーの女」「ミンボーの女」が入っているというのが良いのですが、「女」がつくタイトルで分けるのはあまりにも強引な気がしました
とはいえ、前に発売されたBOXに封入された「宮本信子」さんのインタビューは面白かったので今回もこちらを買うことにします。
とは言え、すぐ買うことが出来ないほど定価が高いのはきついですね・・・
2005年2月26日に日本でレビュー済み
待ちに待った伊丹作品のDVD化。しかし、このDVDBOXのパッケージはとても不便です。ディスクを取り出すのに手間がかかりすぎるのと、収納スペースにも困ってしまいます。DVDソフトの良さのひとつは容易に視聴ができ、かつ収納が有利なことのはず。メーカーに一考を望みたいですね。