ロード・トゥ・パーディション <特別編> [DVD]
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
今すぐ観る | レンタル | 購入 |
フォーマット | ワイドスクリーン, DTS Stereo, 色, ドルビー |
コントリビュータ | マックス・アラン・コリンズ, デイヴィッド・セルフ, ジュード・ロウ, サム・メンデス, タイラー・ホークリン, ポール・ニューマン, トム・ハンクス, リチャード・ピアース・レイナー |
言語 | 英語, 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 57 分 |
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
商品の説明
Amazonより
1931年冬のイリノイ州ロックアイランド。町を牛耳るルーニー(ポール・ニューマン)に仕える殺し屋マイク・サリヴァン(トム・ハンクス)は、ルーニーの息子コナーの殺人現場に遭遇。しかもその現場をマイクの長男に見られたことから、コナーはマイク一家の殺害を企てる。まもなく妻と次男を殺されたマイクは、長男を連れて復しゅうの旅に出る…。
『アメリカン・ビューティー』でアカデミー賞受賞のサム・メンデス監督が、ヴァイオレンスの中に父と息子の絆を描いていく新作。これみよがしのスタイリッシュな演出の数々は逆に興をそぐが、きっちり組み立てられた脚本のよさや、時代を見事に再現した撮影や美術、衣装、そしてキャストの上手さによって飽きずに最後まで観ることはできる。ただし、マイクをつけ狙う猟奇的殺し屋役のジュード・ロウは、はげメイクも含めてやや過剰熱演。(的田也寸志)
レビュー
製作・監督: サム・メンデス 製作: リチャード・D.ザナック/ディーン・ザナック 脚本: デヴィッド・セルフ 撮影: コンラッド・L.ホール 音楽: トーマス・ニューマン 出演: トム・ハンクス/ポール・ニューマン/タイラー・ホークリン/ジュード・ロウ/ジェニファー・ジェイソン・リー 声の出演: 江原正志/小林勝彦/亀井芳子/家中宏/佐藤しのぶ
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- 言語 : 英語, 日本語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988142235220
- 監督 : サム・メンデス
- メディア形式 : ワイドスクリーン, DTS Stereo, 色, ドルビー
- 時間 : 1 時間 57 分
- 発売日 : 2004/11/19
- 出演 : トム・ハンクス, ポール・ニューマン, タイラー・ホークリン, ジュード・ロウ
- 字幕: : 日本語, 英語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1), 英語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
- ASIN : B000657OOY
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 279,542位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,646位外国の犯罪・ギャング映画
- - 27,804位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
名作を残す意味でコレクションしました。
原作は同名のグラフィックノベル “Road to Perdition”。題名の由来は『子連れ狼』のキャッチコピーである「冥府街道をいく親子」だと言われているとおり、本作の設定は『子連れ狼』にかなり似ています。
禁酒法時代のアイリッシュ・ギャングの世界を舞台にした作品ですが、ギャングどうしの抗争ではなく、ほとんど家族関係に、というよりむしろ父と息子の物語に焦点が当てられています。ギャングの頭領ルーニー(ポール・ニューマン)と、不肖の息子コナー(ダニエル・クレイグ)。サリヴァン(トム・ハンクス)と、その息子ジュニア。そしてルーニーとサリヴァンの擬似的な親子関係…。
そこにからむのが兄弟間の問題。優秀でありルーニーのお気に入りでもあるサリヴァンに対するコナーの嫉妬と劣等感、自分よりも弟の方が父に好かれていると感じるジュニアのさびしさ。父子や兄弟の葛藤が重層的に描かれます。
個人的には「良き父」「良き息子」になれなかった男たちの物語だと思います。孤児あがりのギャングという自らの生い立ちゆえに、ふたりの息子に対してうまく愛情を伝えられないサリヴァン。父を理解したいけれど、素直に気持ちを伝えられないジュニア。じつの息子を溺愛するものの、しかり方がわからないルーニー。不器用にしか父の愛を求められないコナー 。
理想的な父と息子の関係は、サリヴァンとルーニーという擬似的な親子だけという皮肉。それにより引き起こされる悲劇。やり切れない想いがつのります。
家族を殺され、追われる身になったサリヴァンとジュニアが、旅のなかで絆を強めていく過程の描き方も見事。強盗を働くふたりの息が徐々にあっていくシークエンスによって、それを視覚的に伝えてくれます。
また序盤で、サリヴァンとルーニーが一緒にピアノをつま弾くシーンはあまりに感動的(ハンクスの出世作『ビッグ』のなかで、彼が擬似的な父親のおもちゃ会社社長とおおきな鍵盤のうえでならんで音を鳴らす有名なシーンがありますが、そのオマージュなのかとも思わせます)。それゆえクライマックスでルーニーがサリヴァンに投げかける「お前で良かった」という言葉にも重みを感じます。
殺し屋役のジュード・ロウの怪演もさることながら、ほとんど前半しか出番のないダニエル・クレイグの演技もうまい。コンプレックスをにじませる彼の表情の複雑なニュアンスにグッときます。
そして特筆すべきは名匠コンラッド・ホールによる撮影。サム・メンデス監督の前作『アメリカン・ビューティー』においても映画としての「格」を上げていましたが、本作でもそれは同じ。肌寒さや温かさを感じさせる戸外の風景。当時の薄暗い照明に照らされた室内の様子。なによりクライマックスにおける雨の決闘シーンのすばらしさ。どれもため息がもれるほど美しい。
本商品では、監督サム・メンデス本人が監修した高品質なマスターにより、撮影監督コンラッド・ホールの仕事が甦っていました。
まったりと視聴できる
親子愛とかいうてもやってることはマフィアの殺し合いだから、特に書くこともない
追跡するJロウがもっと得体のしれない不気味な殺し屋だったらよかったかもしれない