フォレスト・ガンプ 一期一会 [DVD]
フォーマット | 色, ワイドスクリーン, ドルビー |
コントリビュータ | ロバート・ゼメキス, ミケルティ・ウィリアムソン, ゲイリー・シニーズ, ロビン・ライト, トム・ハンクス, サリー・フィールド |
言語 | 英語, 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 21 分 |
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商品の説明
Amazonより
IQが人並みほどもないにもかかわらず、母親の献身的な愛情と、そして運命がもたらす不可思議な力によって、時代の英雄として歴史をかけめぐっていく青年フォレスト・ガンプの生きざまを描いた、ロバート・ゼメキス監督による大河ヒューマン映画の傑作。戦後アメリカの風俗映画としてとらえても秀逸で、1950年代から80年代にかけてのヒットナンバーに彩られながら、アメリカがその期間に体験したさまざまな事柄が、たとえばガンプが本物のケネディ大統領と握手するなど、巧みな視覚効果によって描かれていく。
1994年度(第67回)のアカデミー賞では作品、監督、主演男優、脚色、視覚効果、編集の6部門を受賞。これが2度目のオスカーとなった主演トム・ハンクスによる『ビッグ』さながらの大人子ども的演技も絶妙だが、母親役サリー・フィールドの名演も忘れがたい余韻を残してくれる。この母あればこそ、ガンプのさまざまな奇跡も可能となり、いつしか運命も彼に味方するようになったのだ。(的田也寸志)
レビュー
製作: ウェンディ・ファイナーマン/スティーヴ・ティッシュ/スティーヴ・スターキー 監督: ロバート・ゼメキス 原作: ウィンストン・グルーム 脚本: エリック・ロス 撮影: ドン・バージェス 音楽: アラン・シルヴェストリ 出演: トム・ハンクス/サリー・フィールド/ロビン・ライト/ゲイリー・シニーズ/ミケルティ・ウィリアムソン/マイケル・ハンフリーズ/ハンナ・ホール 声の出演: 江原正士/土井美加/佐々木優子/有本欽隆/福田信昭/近藤玲子/麻見順子
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- 言語 : 英語, 日本語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988113740630
- 監督 : ロバート・ゼメキス
- メディア形式 : 色, ワイドスクリーン, ドルビー
- 時間 : 2 時間 21 分
- 発売日 : 2004/11/26
- 出演 : トム・ハンクス, サリー・フィールド, ロビン・ライト, ゲイリー・シニーズ, ミケルティ・ウィリアムソン
- 字幕: : 日本語, 英語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 2.0 Surround), 英語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : パラマウント ジャパン
- ASIN : B000666Q24
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 185,616位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 18,658位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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イメージ付きのレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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すっごく元気になる
伏線ゴリゴリの脚本
音楽
名作はそういうんじゃないんだよね
今の若い子は5秒も座ってられないからわからないだろうけど
フォレストガンプは素晴らしい作品です
年取ってから見るとまた違う感情が湧きます
一期一会ごとの時代背景が描かれてて懐かしい
トムハンクスはこの映画とキャスタウェイが傑作だと思います。
今になって配信で改めて見てみたが、(少なくとも映画を見る限りは)個人的にはやはり、むしろ逆の印象を受ける。
つまり"白人至上主義のアメリカを批判する映画"だと。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で50年代のアメリカ黄金期を描いたロバート・ゼメキスが次に描いたのは、60・70年代のアメリカ。しかし50年代がアメリカの黄金期(だからこそBTTFではそこにタイムスリップさせたわけで)ということは、60・70年代はアメリカの暗黒期――つまり分断と不信と差別の時代である。
確かに公民権運動やキング牧師暗殺事件は描かれてはいないが、それはむしろ、この映画が、アメリカの権力(差別側)を皮肉ったコメディ映画だからではないか?
この映画では、白人の大学や軍隊など、そのアメリカ的なマッチョ社会(走りが早ければバカでも高学歴になれるし、従順でさえいればエリート軍人になれる)は明らかにバカにされて描かれている。だからこそ、その権力の象徴である大統領からのメッセージや勲章も、フォレストにとってはどうでもよく、彼にとってはドクペやおしっこの方が大事。
本作が本当に保守的・白人至上主義の映画なら、こんなふうに体制側を小馬鹿にして笑いを取ることはしないだろう。
笑いに出来ないと、エンタメにはならない。だから重くなってしまう公民権運動やキング牧師はあえて出さなかった。
それは、エンタメをやりつつ、ちゃんとアメリカという社会と向き合った、ロバート・ゼメキスの巧みな手腕だと、個人的には感心したものだが……
一見すると、フォレストは素直で従順――つまり"純粋"故に成功したと見えるが、その裏で、母親やジェニーといった女性は彼の代わりに穢れ、友人である黒人バッバは命を落としている。
(原作ではバッバは白人であり、ジェニーもあの病にはかからないので、これらは意図的な演出である )
この演出は、「アメリカの成功は黒人や女性への差別を前提に成り立っていたのだ」という、50年代アメリカ黄金期を描いて大ヒットした監督の告発と懺悔だと自分は受け取った。
(つまりジェニーの最期は、左翼・女性を貶めたいのではなく、むしろアメリカの被害者として描きたかったがため。彼女があのような人生を辿ることになったのは、白人男性である父親(とそれを問題視しないアメリカ社会)の暴力のせいなのは明らかである)。
特に話の本筋と関係ない、しかし冒頭で意味深に語られる主人公フォレストの名付けの理由から、フォレストは、白人の罪を背負わせられたある種のキリスト的な存在だと考えられるし、そういう意味では、フォレストの母は聖母マリアである。
だからこそ、彼が最初に話しかける相手は黒人女性なのだ……と、自分は感じたのだが、どうであろうか。
最後に、ラストについてネタバレ。
ジェニーの最後の選択だが、上記のテーマを踏まえると、フォレストジュニアは、「フォレストの実子ではない」のではないかと、個人的には思う。
彼女は自分の死を悟って、素直に生きることを決めてフォレストと共に暮らすことを決意した……のではなく、夫もおらず、不治の病に侵された彼女が自分の子供を守るためには、嘘をついてでも、金を持っていて自分を無条件に愛してくれるフォレストに預けるしかなかったのだ。
被差別階級であるジェニーが家族を守るには、罪に塗れるしかなかった。フォレストの母が、自分が身体を売ることで我が子を守ったように。
こうしてジェニーは、聖母マリアとしてのフォレスト母のイメージを引き継いで、その子フォレストジュニアは、再び白人の罪を背負わせられたキリストとして、アメリカの世に生を受けるわけである。
……このように、白人至上主義どころか、白人至上主義的なアメリカを批判した映画だと、個人的には思ったのだが……
いや、むしろそうでないのなら、大好きなバック・トゥ・ザ・フューチャーもこれから素直に見れなくなってしまうから、このような意図で作られていてほしいと…切に願うばかりである……
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