欧米には福音派というプロテスタントの宗派がある。
「聖書の内容はすべて正しい」と主張する一種のカルト宗教だが,アメリカでは人口の約25%が信者とされるメジャー宗派。
そんな福音派の主張が正しかったら世界はどうなるか?本作はこのテーマを見事に表現した傑作ホラー。
ストーリー
1,仕事中に神の啓示を受けた父親が「人間の姿をした悪魔は殺してOK」と言い出し,息子2人の前で実際にやってしまう。
2,長男フェントンは反発するが,次男アダムは父を神の使者だと信じてしまい,2人は父親の世直しに協力することに。
3,時は流れて,FBIのドイル捜査官を訪れたアダムを名乗る男が,父親の凶行を話すのだが…。
主演・監督を務めたビル・パクストンの,静かに狂っていく芝居が最高。信心深さが人間らしい生き方を奪ってしまうという皮肉。
特に子供たちが悲惨。一番信頼していた存在が,突然理解できないサイコパスになってしまう。映像だけでも恐ろしい。
キリスト教原理主義と田舎町を組み合わせ,閉塞感と狂信的恐怖により,脚本と演出だけで視聴者の精神を追いつめる。
スティーブン・キングも絶賛した,名優ビル・パクストン唯一の監督作。低予算でこれだけ深い映画を作った功績に拍手したい。
フレイルティー -妄執-スペシャル・コメンタリー・エディション [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | ビル・パクストン |
言語 | 英語, 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 40 分 |
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商品の説明
レビュー
製作総指揮: カレン・ループ/トム・ハッカビー/トム・オーテンバーグ/マイケル・パセオネック 製作: デヴィッド・カーシュナー/デヴィッド・ブロッカー/コーリイ・シエネガ 監督・出演: ビル・パクストン 脚本: ブレント・ハンレイ 撮影: ビル・バトラー 編集: アーノルド・グラスマン 音楽: ブライアン・タイラー 出演: マシュー・マコノヒー/パワーズ・ブース/ルーク・アスキュー/ジェレミー・サンプター/マット・オリアリー 声の出演: 星野充昭/森田順平/有本欽隆/長克巳/白石涼子/竹内順子
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語, 日本語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988113740753
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 40 分
- 発売日 : 2004/11/26
- 出演 : ビル・パクストン
- 字幕: : 日本語, 英語
- 販売元 : パラマウント ジャパン
- ASIN : B000666Q5G
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 125,868位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 2,545位外国のホラー映画
- - 4,408位外国のミステリー・サスペンス映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年2月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2020年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これが初監督作とは思えない、俳優ビルパクストンの独特のストーリー展開。
そして観おわったあとのやられた感はそれまでみてきたどの作品よりもインパクトがあった。
できれば、もっとビルパクストンの監督作品が観てみたかった(合掌)
そして観おわったあとのやられた感はそれまでみてきたどの作品よりもインパクトがあった。
できれば、もっとビルパクストンの監督作品が観てみたかった(合掌)
2018年2月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
インターステラーでもおなじみのマシュー・マコノヒーが若いころに出たホラー系サスペンス映画です。バラバラ殺人事件を追っていた捜査官の前に、マシュー演じる青年が現れ殺人に関する秘密を語り始めるが…という形でストーリーが始まります。殺人事件の犯人を追っていくというドラマではなく、なぜ殺人が行われるのかが重大な要素となる映画です。少しでも事件の背景に触れるとネタバレになってしまうので説明が難しいのですが、主人公の口から少しずつ語られていく秘密が予想もしないようなものでありながら、同時にリアルでもあります。また、まるで一人芝居のような淡々と秘密を語っていくマシューの演技も素晴らしい、傑作だといえる作品だと思います。ちょっと毛色の違うホラー系サスペンスを見てみたい方にはおすすの作品です。
2012年12月3日に日本でレビュー済み
人を脅かすだけの「どんでん返し」ではなく
社会・進行・正義の有り様を問う「意外な展開」を
生み出すことに成功した作品であります。
まさに、社会において「善」とされている行為に
宿る暗黒面をえぐり出す作品であると言えるでしょう。
社会・進行・正義の有り様を問う「意外な展開」を
生み出すことに成功した作品であります。
まさに、社会において「善」とされている行為に
宿る暗黒面をえぐり出す作品であると言えるでしょう。
2008年2月15日に日本でレビュー済み
【完全ネタバレでいきます】(感想は他の方が書いてるので:笑)
「兄と見せ掛けて実は弟だった」と(自称)弟のアダムは言います。
しかし、私はここで「ちょっと待てよ?」と違和感を感じました。
もっとも、いくらでも解釈出来るので「真相」なんてものは存在しないのかもしれませんが(笑)。
「実は本当にお兄さんでしょう?」
【以下考察】
・まず弟は神を見ていません。
・また、兄の考えがやたらリアルです。
・父親は兄の方をかなり溺愛してました(弟が参加したのは最後の方でそれまでは待機)。
「実は兄も見えていたんでは?(でも信じなかった)」
保安という職業についてるのも何処か「暗喩」というか「皮肉」というか…。
ただし、証言が「何処までが本当なのか?」という裏づけたる「証拠」がないので
(だってそもそもタイトルが「妄執」だもん:笑)、結局は何の確証にもなりません。
弟(もしくは兄)が殺しをしていたのも妄執なのか、おびき寄せる為なのか…。
まさに「妄執」です。
「兄と見せ掛けて実は弟だった」と(自称)弟のアダムは言います。
しかし、私はここで「ちょっと待てよ?」と違和感を感じました。
もっとも、いくらでも解釈出来るので「真相」なんてものは存在しないのかもしれませんが(笑)。
「実は本当にお兄さんでしょう?」
【以下考察】
・まず弟は神を見ていません。
・また、兄の考えがやたらリアルです。
・父親は兄の方をかなり溺愛してました(弟が参加したのは最後の方でそれまでは待機)。
「実は兄も見えていたんでは?(でも信じなかった)」
保安という職業についてるのも何処か「暗喩」というか「皮肉」というか…。
ただし、証言が「何処までが本当なのか?」という裏づけたる「証拠」がないので
(だってそもそもタイトルが「妄執」だもん:笑)、結局は何の確証にもなりません。
弟(もしくは兄)が殺しをしていたのも妄執なのか、おびき寄せる為なのか…。
まさに「妄執」です。
2013年2月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
神の僕となった主人公が人々を拉致して斧を使って虐殺する映画!
中盤までは異常な父親と正気を保とうとする少年という感じで物語が進んでいきます。
そして最後のどんでん返し的な結末(^_^;)
正直初めてみたときはへーっていう感じで終わりましたが
何故か何年たっても心に残ったまま約10年たったある日何気に検索してみたんですが題名を思い出さない(>_<)
妄執という言葉を思い出してやっとDVDを見つけたときには迷わず購入ボタンを押していました。
中盤までは異常な父親と正気を保とうとする少年という感じで物語が進んでいきます。
そして最後のどんでん返し的な結末(^_^;)
正直初めてみたときはへーっていう感じで終わりましたが
何故か何年たっても心に残ったまま約10年たったある日何気に検索してみたんですが題名を思い出さない(>_<)
妄執という言葉を思い出してやっとDVDを見つけたときには迷わず購入ボタンを押していました。
2004年12月4日に日本でレビュー済み
母親はいないけど、父親と弟と自分の三人家族で平和な日々がすぎていった。それがある夜を境にいっぺんしてしまう。父親が神から啓示をうけ、悪魔を裁く任務をうけたからである。父親は人を連れ帰り、殺すようになる。だが父はそれを人ではなく、悪魔をDestroyしているという。人ではないのだ、だからそれは決してMurder(殺人)ではないと。。。弟は悪魔なのが見えたといい、父親側だ。果たして本当にそれは悪魔だったのか。。。?それが気になって最後までみちゃいますね。なかなかよくできてるけど、冷静に考えるとちょっと変。