フォーマット	ドルビー, ブラック&ホワイト
コントリビュータ	ピーター・セラーズ, スタンリー・キューブリック, ジョージ・C・スコット
言語	英語
稼働時間	1 時間 35 分

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Amazonより

米ソ冷戦下における核戦争の恐怖を、キューブリック監督が徹底的に皮肉ったブラックコメディである。正式な題名は『博士の異常な愛情／または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』。
アメリカ空軍基地の司令官が突然発狂し、ソ連の戦略核基地攻撃命令を出してしまう。しかし、ソ連側は攻撃を受けると自動的に反撃する、人類滅亡爆弾で応戦。緊迫した状況のなか、ついに両国主脳はホットラインで和解する。だが1機の米軍爆撃機が、それを知らずに任務を遂行してしまう。
『ピンク・パンサー』シリーズのクルーゾー警部でおなじみのイギリスの名優ピーター・セラーズが、米大統領、英国軍大佐、マッドサイエンティストの1人3役を怪演。ストレンジラブ博士のヒトラー総統をパロった大演説シーンは必見だ。（山内拓哉）

レビュー

製作・監督・脚本: スタンリー・キューブリック原作・脚本: ピーター・ジョージ脚本: テリー・サウザン撮影: ギルバート・テイラー音楽: ローリー・ジョンソン出演: ピーター・セラーズ/ジョージ・C.スコット/スターリング・ヘイドン
-- 内容（「CDジャーナル」データベースより）

登録情報

アスペクト比 ‏ : ‎ 1.33:1
言語 ‏ : ‎ 英語
梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
EAN ‏ : ‎ 4547462014221
メディア形式 ‏ : ‎ ドルビー, ブラック&ホワイト
時間 ‏ : ‎ 1 時間 35 分
発売日 ‏ : ‎ 2004/11/26
出演 ‏ : ‎ ピーター・セラーズ, スタンリー・キューブリック, ジョージ・C・スコット
字幕: ‏ : ‎ 日本語
言語 ‏ : ‎ 英語 (Mono)
販売元 ‏ : ‎ ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
ASIN ‏ : ‎ B000666RDC
ディスク枚数 ‏ : ‎ 1

Amazon 売れ筋ランキング: - 55,679位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,149位外国のコメディ映画
- - 1,893位外国のミステリー・サスペンス映画

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傑作映画

2023年12月2日に日本でレビュー済み

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文句の付け所の無い脚本、構成、演技、演出
映画の古典的傑作でいくつものパロディやオマージュが生まれているのも納得でした。

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有利徹

傑作

2023年11月13日に日本でレビュー済み

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観たほうがいい

2024年1月15日に日本でレビュー済み

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何回も見ているのに買ってしまった、「猫が死んだ作戦」のジレンマか

2023年8月19日に日本でレビュー済み

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あの人は最後喜んでいたんだろうか？
大興奮してたんだろうか？

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Frank

冷戦プロパガンダ

2022年5月18日に日本でレビュー済み

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1964年Columbia Picturesの配給で公開されました。原題は「Dr. Strangelove or: How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb」。予算1.8百万㌦、収入9.2百万㌦（1964年の1㌦＝2022年の9.33㌦）だそうです。発狂した基地司令官が核攻撃を命じたため、大騒ぎになる話です。公開当時核戦争が話題だったそうです。あらすじは省略して、背景／トリビアを4点ほど補足します。
1．1962年のキューバ危機（Cuban Missile Crisis, 10.16~11.20）は、大陸間弾道ミサイル（ICBM）で後れを取ったソ連が、キューバに中距離弾道ミサイル（MRBM）を配備して、一触即発になった事件です。ソ連はスパイ情報によって虚勢を見透かされて、ミサイルを撤去したそうです。アメリカの軍産複合体（Military–industrial complex : MIC）は、危機を利用してICBMと戦略爆撃機（B-52）を増産したので（Missile gap; Bomber gap）、タージッドソン将軍（G.C.スコット）のふるまいで皮肉られるように、ソ連との核兵器競争で潤ったそうです。（United States and Soviet Union/Russia nuclear weapon stockpiles / Nuclear arms race）
2．核戦略（Nuclear strategy）の由来は、科学顧問（1940~57）のフォン・ノイマン（John von Neumann, 1903~57）が提唱した相互確証破壊（Mutual assured destruction: MAD）だそうです。MADはゲーム理論のナッシュ均衡（Nash equilibrium）の応用だそうで、弾道弾迎撃などゲームチェンジャーが登場するまで、核抑止（Deterrence theory）したそうです。「米ソ対立」の舞台裏です。本作のストレンジラブ（P.セラーズ）は、ノイマン、旗振り役のヘルマン・カーン（Herman Kahn, 1922~83）、ロケット開発者フォン・ブラウン（1912~77）の合体モデルだそうです。（Cast / Dr. Strangelove）　ナチ式敬礼（Nazi salute）は、元親衛隊（SS）だったブラウンへのあてこすりです。（Summary of SS career / Wernher von Braun）　一方、キューブリックとセラーズは、ユダヤ系の無神論者だったようです。（Career influences / Stanley Kubrick; Death and subsequent family issues / Peter Sellers）
3．原作は「Red Alert」（1958）という小説で、著者（Peter George, 1924~66）も脚本に参加したそうです。キューブリックは、戦争偶発を題材にする別の小説（Fail-Safe, 1962）が64年に映画化されるのを知ると、訴訟で妨害したそうです。（Dr. Strangelove and Fail Safe / Red Alert）「Fail-Safe」は、H.フォンダ（Henry Fonda, 1905~82）などを起用（Fail Safe (1964 film)）したので、「パクリに先を越されたら収益が」と言い立てたそうです。そして本作を急いで作るため、離婚訴訟中のため遠出できないセラーズのためロンドンで撮影し、ポスプロを短縮するため白黒フィルムを使ったようです。カラーフィルムの品質は1955年から安定していて、コスト自体は白黒の2倍くらいに下がっていたそうです。（Sets and filming / Dr. Strangelove; Monopack color film / Color motion picture film）
4．米英相互防衛協定（US–UK Mutual Defence Agreement, 1958~）をネガティブに描くだけでなく、核戦略がナチの手助けで成立したかのような印象です。「Fail-Safe」はコロンビアが配給権を買い取り、事実上のお蔵入りです。本作はプロパガンダにありがちな中傷（jeer）が目立つうえ、出版の自由（First Amendment to the United States Constitution）と相容れない考えが背後にあったようです。（Fellow traveller; Fifth column）

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shin

大統領がおもしろい

2023年3月17日に日本でレビュー済み

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リッパー将軍やストレンジラブ博士等セキセントリックな面々がクローズアップされますが私が一番面白かったのが大統領です。始終常識的発言や理想論に燃える熱き知性を装っていますが、終局的に博士の助言を渋々ながら（ポーズでしょうが）受け入れ自分のみ保身に走る。この様な人々（yes we canとか言ってた某大統領を想起させます）はいつの時代も居られる様で....。

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THX1138_4EB

キューブリック渾身の野心作

2023年1月2日に日本でレビュー済み

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若き日のJames Earl Jonesが出てるとは思わなかった。ラストにかかる曲が風刺が効いてる、って所は2001年宇宙の旅,Shiningにも通じるトコかな。
ポリコレ全盛の今では考えられない設定、観なずに死ねるか。

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Kindleのお客様

監督は天才！　しか言えることがない

2022年9月23日に日本でレビュー済み

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おもしろすぎる。これほど痛快なブラックコメディがあるでしょうか。一歩間違えたら５分程度で全世界が破滅していた冷戦と言う時代を巧みに嘲笑しています。

思えば、大体ヤベーことになるのはマジメな人が御大層なきれいごとを信じて、理想にまい進するときであり、宗教や、共産主義だとか自由主義だとか、たとえどんなに素晴らしい理想であっても、是が非でも純粋に実現するんだ、と歯ぎしりする人が従わない敵をどんどん力づくで排除するに至って、無残な悲劇が起こるわけです。
この作品のようなブラックコメディは、そういう狭量な人たちに冷や水を浴びせる爽快さがあります。

主要人物演ずるピーターセラーズも三役もこなし、天才的なコメディ演技を見せつけています。そういえばこの人は同じ監督のロリータにも出演しており、主人公のロリコンおやじからロリータを横からかっさらううさんくさい業界人を演じていましたが、実生活でもなん十歳も年下のリン・フレデリックという美少女俳優と結婚するなど、実生活でもかなりのやり手です。

やり手と言えば監督のキューブリックも、トランボが赤狩りで公に名前を出せないときに、自分の名前を使わせ、実績を横取りしようとしたり、これまたただ者ではありません。

にしても、核兵器が大国の独占物であった時代は終わり、現代はその気になればテロ組織が核物質を用いたテロ攻撃を行うことも容易な時代になっています。核兵器も迎撃困難な超音速で飛来する大陸間弾道弾のみならず、小規模で歩兵部隊が運用可能な小型核兵器も多数開発されているのです。今現在、核兵器を使用する者がいないのは、やってしまえば公衆の敵どころか、人類の敵呼ばわりは確実だからです。
が、現在進行中のウクライナ・ロシア戦争において、核兵器の使用が示唆されるなど、使用のハードルは確実に下がりつつあります。まして、国家組織ではない個人的なテロリストが核物質を入手、使用するという危険は増大する一方。

次はこうした地域紛争やテロの恐怖に陥っている現代を風刺する作品が見たいところですね！

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Wolf Dieter Grebmer Wolfsthurn

Dr. Seltsam

2024年5月27日にドイツでレビュー済み

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Klasse Film.Zum Nachdenken

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Nothing more

2024年1月21日に英国でレビュー済み

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A brand new copy of the masterpiece, on Blu Ray. That's all I really got to say even though it's obvious

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Evelyne GAUDIN

Dr FOLAMOUR Édition Collector 40ème Anniversaire

2023年12月19日にフランスでレビュー済み

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Arrivé aujourd'hui, très bien protégé dans son enveloppe à bulles et en super état, merci !
STANLEY KUBRICK est une Légende du Cinéma, qui l'a révolutionné de façon fracassante.
SHINING, ORANGE MÉCANIQUE et FULL METAL JACKET en sont les fondations CULTES et intemporels.
Qui n'a jamais eu la trouille de JACK NICHOLSON envahi par la folie meurtrière ou été horrifié par l'ultra violence malsaine D'ORANGE MÉCANIQUE ?
Dr FOLAMOUR est inclassable tellement on sent la patte STANLEY KUBRICK, aucun de ses Films ne laissant indifférent et tous sans exception figurent dans le Panthéon du Cinéma et c'est mérité !

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Ray

Der aus Versehen ausgelöste Atomangriff...

2018年1月23日にドイツでレビュー済み

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Es war vorgesehen, dass Peter Sellers in Stanley Kubricks Satire "Dr. Seltsam oder wie ich lernte die Bombe zu lieben" vier Rollen übernehmen soll. Doch der britische Schauspieler steckte zu Beginn der Dreharbeiten noch mittendrin in "Der rosarote Panther" von Blake Edwards, der noch nicht abgeschlossen war. Ausserdem brach er sich einen Knöchel. Da der Beginn der Dreharbeiten schon um vier Wochen verzögert stattfand, entschied man sich, dass Slim Pickens die vierte Sellers Rolle, den Major King Kong, spielen darf. Sellers brilliert aber in den anderen drei Rollen als US-Präsident Muffley, als Group Captain Mandrake und als deutscher Atomwissenschaftler Doktor Seltsam, der für die Amis arbeitet.
Der Film kam am 29. Januar 1964 in die US-Kinos und wurde bei der Oscarverleihung 1965 in vier Kategorien nominiert. Er konkurrierte gemeinsam mit "My Fair Lady", "Mary Poppins" ', "Becket" und "Alexis Sorbas" um den Sieg als bester Film des Jahres. Peter Sellers wurde als bester Schauspieler nominiert, Stanley Kubrick wurde als bester Regisseur vorgeschlagen und auch sein Drehbuch, dass er gemeinsam mit Peter George und Terry Sothern schrieb, bekam eine der begehrten Nominierungen. Seine subversive Arbeit ging in der Oscarnacht am 5. April 1965 leider leer aus - es war noch nicht die große Zeit der progressiven Stoffe. So triumphierten noch "My Fair Lady" mit 8 Auszeichnungen, gefolgt von Disneys unverwüstlicher Mary Poppins, die auf 5 Preise kam.

Vorsicht Spoiler: Erzählt wird das Horrorszenario über einen "versehentlich" ausgelösten Nuklearangriff. Der geht nicht von den bösen kommunistischen Russen aus, sondern wird aufgrund der Paranoia des Brigadegenerals Jack D. Ripper (Sterling Hayden) aus. Der ist nämlich felsenfest davon überzeugt, dass die Kommunisten Amerikas Trinkwasser vergiften wollen. In seinem Wahnsinn gibt er den ihm unterstellten B-52 Bombern auf dem Luftwaffenstützpunkt Burpelson den Befehl zum Angriff auf die UdSSR. Er hat auch vorgesorgt, wenn eigene Kräfte seinen geisteskranken Plan durchkreuzen wollen. So hat er seine Soldaten instruiert den Stützpunkt unter allen Umständen zu verteidigen. Die Telefonverbindungen und der Datenfluß ist unterbrochen - so kann sein Atomangriff auf die Russen losgehen.
Die Bomber sind aktiviert und die Männer machen sich sofort auf, um folgsam ihren Befehl auszuführen. Nur Ripper selbst kann die Atombombe rückgängig machen, denn er selbst hat als Einziger den Geheimcode. Das verblüfft den Präsidenten (Peter Sellers), der bislang annahm, dass er als Einziger Amerikaner den "Atomknopf" drücken kann.

In der Krisensitzung im Kriegsministerium des Pentagons rauchen die Köpfe - General Buck Turgidson (George C. Scott) informiert den Präsidenten über die Auswegslosigkeit der Situation. Und über den Gegenschlag, der sicherlich kommen wird. So wird kurzzeitig die Möglichkeit diskutiert das Versehen dahingehend zu nutzen tatsächlich alle Atomwaffen einzusetzem um die Russen platt zu machen. Aber der liberale Muffley will nicht zum größten Massenmörder der Menschheitsgeschichte werden und Adolf Hitler von Platz 1 in diesem Bereich ablösen. So ruft er persönlich den Chef des Kremls an...doch Dimitri ist leider betrunken und reagiert gleich über.
Mit vereinten Kräften und vor allem durch Group Captain Mandrake (Peter Sellers) kann der Code geknackt werden, die meisten Bomber können zurückbeordert werden. Lediglich ein Bomber kann den Rückrufbefehl nicht empfangen. da Funkanlage und Tank total beschädigt sind. Es reicht den US-Boys auch nicht mehr das Wunschziel zu erreichen, sie beschließen aber als gute Amerikaner dennoch zur Zündung der Bombe - irgendwo, Hauptsache in Russland. Diese Aktion löst in der UdSSR automatisch einen Gegenschlag aus, der von der neu konstruierten Weltvernichtsmaschine gemacht wird. Auch dieser Vorgang kann nicht mehr rückgängig gemacht werden...somit steht der Zivilisation das absehbare Ende innert der nächsten Stunden bevor. Nur gut, dass Dr. Seltsam (Peter Sellers9 , ein deutscher Wissenschaftler, der im Krieg für die Nazis tätig war und jetzt der amerikanischen Regierung dient, in diesen Stunden dabei ist. Der macht den Männern im Kriegsministerium den Vorschlag, wie das Überleben eines kleinen elitären Teils der amerikanischen Nation doch noch gesichert werden kann. In Bergwerkstollen soll ein Zuchtprogramm für Menschen stattfinden...natürlich sollen auch Politiker und ranghohen Militärs nicht unberücksichtigt werden. Auf einen Mann fallen 10 Frauen, die gesunde Kinder gebären...ein Vorschlag, der bei den Zuhörern großen Zuspruch findet. Am Ende erhebt sich der seltsame Doktor aus seinem Rollstuhl und erhebt den Arm zum Hitlergruß...

Hört sich äusserst grotesk an und ist es auch. Natürlich auch durch und durch "ein Kubrick".
Gemeinsam mit den folgenden Werken "2001 - Odyssee im Weltraum" und "Uhrwerk Orange" festigte der britische Filmemacher seinen großen Ruf als Meisterregisseur.
Alle drei Filme provozierten durch eine ironische Theatralisierung bei ihrem Erscheinen heftige öffentliche Kontroversen und werden bei den Filmfans immer noch diskutiert - nicht nur in Bezug auf die progressiven Themen und Handlungen, sondern auch aufgrund der in ihnen enthaltenen Symbolik.
"Dr. Setsam" ist in erster Linie eine makabre Groteske, die zwischen lähmenden Entsetzen und fiesem Scherz hin- und her balanciert. Durch seinen genialen Inzenierungsstil gelingt es Kubrick den Wahnsinn des Kalten Krieges und des Säbelrasselns deutlich zu machen. Die ach so perfekt ausgeklügelte Kriegsmaschinerie ist auch immer mal wieder in den Händen eines Einzelgängers, der seinen eigenen Film durchlebt. So auch der bornierte Kommandant des Luftwaffenstützpunktes Jack D. Ripper.
Aktuell bis heute und auch in unsere Zukunft ist Kubricks Warnung vor der uns über den Kopf wachsenden Technologie. Ausserdem zeigt er deutlich, dass die menschliche Kommunikation dann versagt, wenn sie funktionieren muss. Der Film entstammt dem Roman von Peter George und dem Zuschauer bleibt auch heute noch das Lachen im Hals stecken.

28人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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saturne

2024年2月27日にフランスでレビュー済み

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