Amazonより
レーガン政権時代のアメリカ軍によるグレナダ侵攻はいまだ論争の的になっているが、『ハートブレイク・リッジ 勝利の戦場』では奇しくもそのグレナダ侵攻が中心にすえられている。海兵隊の経験豊富な軍曹(クリント・イーストウッド)が、ベトナムでの敗戦を象徴していると見なされ若い士官から事あるごとに侮辱されるという筋書きで、まずはおもしろく、観る者をひきつける。勝利を追い求めるいっぽう償いの気持ちも込めて、イーストウッド演じる軍曹は青二才が寄せ集められた小隊を鍛え直し、軍人の魂をたたき込む。その折も折、ホワイトハウスから命令が下され彼らは小さな島グレナダへ出動することになる。イーストウッドが思いを寄せる相手をマーシャ・メイスンが演じ、いい加減なほら吹きで、イーストウッドからしごかれているうちに最後には軍人の心意気を持つようになる海兵隊員をマリオ・ヴァン・ピーブルズが軽妙に演じている。(Tom Keogh, Amazon.com)
レビュー
製作・監督・出演: クリント・イーストウッド 脚本: ジェイムズ・カラバトソス 撮影: ジャック・N.グリーン 音楽: レニー・ニーハウス 出演: マーシャ・メイスン/マリオ・ヴァン・ピープルズ
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)