USメインストリームから姿を消し、活動拠点を欧州に移した後、この復活作品で健在を示した。ギリギリのところでフリージャズにならない(混沌にならない)ラインをキープしていて奇妙な旋律だが意外なほど聴きやすい。ジャズ入門としてはやや難解だが、古くはアルバート・アイラー、新しくはスティーブ・コールマンなどを聴ける方には十分オススメできる。
ベースの音は控え目な録音だがコールマンのサックスは鮮烈な音で、渋くリズムを刻み続けるドラムとの相性は抜群。楽しそうに演奏しているのが伝わってくる名盤。
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ゴールデン・サークルのオーネット・コールマン Vol.1
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, 限定版, 2024/6/26
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CD, 限定版, 2024/6/26
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1 | フェイセズ・アンド・プレイセズ |
2 | ヨーロピアン・エコーズ |
3 | ディー・ディー |
4 | ドーン |
商品の説明
内容紹介
24bit digitally remastered Japanese release.
Product Description
24bit digitally remastered Japanese release.
メディア掲載レビューほか
ブルーノート・レーベルの音源をデジタル・リマスタリングして発表する2004年時、65周年特別企画。`ブルーノート決定盤! 1500`シリーズ。アルト・サックス奏者、オーネット・コールマンによる1965年録音盤。 (C)RS
登録情報
- 製品サイズ : 14.22 x 1.02 x 12.45 cm; 113.4 g
- メーカー : EMIミュージック・ジャパン
- EAN : 4988006825888
- 時間 : 40 分
- レーベル : EMIミュージック・ジャパン
- ASIN : B00069BOI2
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 280,348位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 442位フリージャズ
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
6グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2005年6月10日に日本でレビュー済み
1965年ヨーロッパツアー
ストックホルムのジャズクラブ「ゴールデンサークル」でのライブ
面子は
オーネットコールマン as,tp,vin
デヴィットアイゼンソン b
チャールスモフェット ds
の3P
確かに大きく分けるとフリージャズというジャンルに入るのかもしれないが
この音楽はフリージャズというよりは
オーネットコールマンというジャンルに分けた方がよい気がする
基本的にフリージャズは僕はあまり好きではないのだが
オーネットコールマンだけは何故かとても好きなのである
自由でありながらポップで独特で面白い
1.はアップテンポの激しいドラム、ベースにオーネットが吹きまくる
2.は独特な3拍子の曲、ドラム、ベースのソロ部分が長くてオーネットはちょっと控えめ
3.は楽しい感じのポップな曲
4.は渋いバラード
オーネットだけじゃなくドラム、ベースもかなり独特な奏法をしていて
曲の構成やメロディーも変わった感じ
全てが独特なオーネット色に輝いています
とまぁここまではよかったのですが
なんと輸入盤でこれよりかなり安く、しかもボーナストラックが入っているものを発見してしまいました
vol.2も同価格、ボーナストラック入りで出ているので
日本語ライナーノーツにこだわらない方はこちらの方がかなりオススメ
私はブルーノート1500シリーズで買ったことを少し後悔しています
ストックホルムのジャズクラブ「ゴールデンサークル」でのライブ
面子は
オーネットコールマン as,tp,vin
デヴィットアイゼンソン b
チャールスモフェット ds
の3P
確かに大きく分けるとフリージャズというジャンルに入るのかもしれないが
この音楽はフリージャズというよりは
オーネットコールマンというジャンルに分けた方がよい気がする
基本的にフリージャズは僕はあまり好きではないのだが
オーネットコールマンだけは何故かとても好きなのである
自由でありながらポップで独特で面白い
1.はアップテンポの激しいドラム、ベースにオーネットが吹きまくる
2.は独特な3拍子の曲、ドラム、ベースのソロ部分が長くてオーネットはちょっと控えめ
3.は楽しい感じのポップな曲
4.は渋いバラード
オーネットだけじゃなくドラム、ベースもかなり独特な奏法をしていて
曲の構成やメロディーも変わった感じ
全てが独特なオーネット色に輝いています
とまぁここまではよかったのですが
なんと輸入盤でこれよりかなり安く、しかもボーナストラックが入っているものを発見してしまいました
vol.2も同価格、ボーナストラック入りで出ているので
日本語ライナーノーツにこだわらない方はこちらの方がかなりオススメ
私はブルーノート1500シリーズで買ったことを少し後悔しています
2005年2月11日に日本でレビュー済み
他のレビューでフリージャズらしきことが書かれてますが、初心者でも全然大丈夫です。トリオということでオーネットのテナーが際立っていて楽しめます。ドラムとテナーの音だけになる瞬間もあり、ドラムもがんばっています。
おすすめはM-2ですね。最近のへヴィーローテーションはこれ。
おすすめはM-2ですね。最近のへヴィーローテーションはこれ。
2004年10月9日に日本でレビュー済み
「双子」とまで称されたドン・チェリー(tp)、
最大の理解者であるチャーリー・ヘイデン(b)のカルテット離脱、
そして商業的な行き詰まりから、遂に引退にまで追い込まれたオーネットが、
3年のブランクを経て復活したそのツアーの記録です。
場所は厳しい黒人差別の現実から少し離れた北欧ストックホルム。
復活の喜びを歌い上げるかのように、幼なじみチャールス・モフェット(ds)と、
クラシック出身の白人ベーシスト、デーヴィッド・アイゼンソンを従え、
ワンホーンでなんとも伸びやかに、清々しくオーネットが徹頭徹尾吹きまくります。
時間も決めず散歩するときの口笛のような、
しかしよくよく聴くと幾何学模様のような美しさがあり、
なお土臭いブルースのような趣も持つ、希有な音楽。
最大の理解者であるチャーリー・ヘイデン(b)のカルテット離脱、
そして商業的な行き詰まりから、遂に引退にまで追い込まれたオーネットが、
3年のブランクを経て復活したそのツアーの記録です。
場所は厳しい黒人差別の現実から少し離れた北欧ストックホルム。
復活の喜びを歌い上げるかのように、幼なじみチャールス・モフェット(ds)と、
クラシック出身の白人ベーシスト、デーヴィッド・アイゼンソンを従え、
ワンホーンでなんとも伸びやかに、清々しくオーネットが徹頭徹尾吹きまくります。
時間も決めず散歩するときの口笛のような、
しかしよくよく聴くと幾何学模様のような美しさがあり、
なお土臭いブルースのような趣も持つ、希有な音楽。
2022年1月24日に日本でレビュー済み
これを最初に耳にした時の爽快感が忘れられない。自由な音楽という意味で、これこそフリー・ミュージックだし、そして、これこそがジャズというものだろう。Jazzyには頽れるという意味もあったように思うが、ここにはその頽廃がない。底抜けに健やかというか、曇りがない。まるで初めて音楽を奏でていくような無垢さえ感じられる。雪原を一歩一歩あゆんでゆくときのキュキュッという靴音さえ聴こえる気がする。ストックホルムという地でのライヴということが頭にあるせいか、厳寒のなかでの厳しさや屹立と共にほがらかな笑顔や温もりが感じられる。三者の奏でる一音一音にいちいち反応してしまう。臨場感といっただけでは物足りない。彼らの鼓動に感応してしまうというか、音楽の歓びが直に伝わってくるのだ。素晴らしくセンスのいいチンドン屋のように聴こえる部分さえあるし、ともかく、ジョン・コルトレーンの眉間にしわを寄せるような音楽とはまったく別のジャズの真髄が青空いっぱいに駆けめぐる快感に我を忘れることのできる。真っ白い至福の時間を今日でも提供してくれる。