プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
リアリズムの宿 [DVD]
詳細はこちら
購入オプションとあわせ買い
フォーマット | 色 |
コントリビュータ | 尾野真千子, 山下敦弘, 山本浩司, 長塚圭史 |
稼働時間 | 1 時間 23 分 |
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
商品の説明
Amazonより
『どんてん生活』『ばかのハコ船』など、その独自の“間”の演出のユニークさから“日本のジム・ジャームッシュ”の異名をとる山下敦弘監督が、つげ義春の漫画を大胆にアレンジして描きあげた作品。
ちょっとだけ顔見知りの、駆け出しの脚本家坪井と映画監督木下は、何の因果かひなびた温泉街へとやってくる。真冬の海で泳いでいた水着姿の少女・敦子と出会うふたり。ふらふらと彷徨うように、3人の旅は続く…。
坪井と木下の、その微妙な距離感が、なんとも言えないおかしさを誘う。金もないのに見栄を張りたがるふたりだが、その行動はどこかハズしていて、これまたくすくすと失笑を禁じ得ない。時折交わす鋭い会話の応酬。バディムービーと呼ぶには友情不足、ロードムービーと言うほどドラマティックな盛り上がりはない。あるある感を沸き立たせる空気とちょっとした優越感を感じながら、だめだめなふたりの男を眺めているうち、いつしか共感している自分に気づくかも。(斉藤守彦)
レビュー
『ばかのハコ船』で注目された大阪芸大出身コンビ、山下敦弘(監督)&山本浩司(主演)による、つげ義春原作のロード・ムービー。共通の友人に誘われ、駆け出し監督の木下と脚本家の坪井が山陰のさびれた駅に降り立った。ところが友人が現れず、木下と坪井は仕方なく歩き始めるが……。ちょっとおかしな出来事の連続が、くすくす笑いを誘発する。なかでも、残金わずかの状態で泊まったみずぼらしい宿の場面が圧巻。書くのもためらわれるほど汚い風呂に入った坪井の尻、ジャーにこびりついた飯に多すぎる味噌汁という夕食、そして今にも死にそうな家の主人……。ぷぷぷっ。くるりの音楽が心に染みるぜ。なお撮影地、鳥取県・三朝温泉はいい温泉ですよ。 (米田由美) --- 2005年02月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
監督・脚本: 山下敦弘 原作: つげ義春 脚本・照明: 向井康介 撮影: 近藤龍人 音楽: くるり 出演: 長塚圭史/山本浩司/尾野真千子/山本剛史
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988021121064
- 監督 : 山下敦弘
- メディア形式 : 色
- 時間 : 1 時間 23 分
- 発売日 : 2004/12/22
- 出演 : 長塚圭史, 山本浩司, 尾野真千子
- 販売元 : バップ
- ASIN : B0006BA134
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 39,978位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
すみません、つげ義春って誰?っていうくらい、全然ブランドがどうとかわからなけど、純粋に面白かった。
ここまでひどくなかったけど、若い頃にした貧乏旅行を思い出した。
お風呂の匂いとかまで想像できた。まさにリアリズムだね…
メタリアリズムという言葉を使いましたが、制作者は事柄の具体的ないきさつや理由を問題にしていません。二人が駅に降り立った目的も、その時点で三人目がまだ家にいるいきさつもよくわかりませんし、女性が真冬に裸で波の荒い海岸に表れたいきさつもあいまいなままです。その女性が夜中に二人の寝姿を写真に撮っているらしいシーンや、突然一人で路線バスに乗ってどこかに行ってしまった事については、その意味がまったく語られていません。
でありながら、かすかなテンションを伴った独特なゆるさが全編に漂っていて、それがツボにはまる人にはいいのではないでしょうか。少なくとも私は最初から最後まで退屈することなく楽しめました。
つげ義春の原作との関係について言えば、雰囲気的にあからさまな違和感を感じるようなことはないと思います。
特に私は、波が打ち寄せる広い砂浜を背景にして右手前から裸の少女が現れ、驚いた二人が少し高いところに逃げるロングショットのシーンでは、つげ作品の一コマにあったかのようなデジャヴがかった印象を受けました。
そもそもロケ地からして原作とは違うし、全然駄目。一体、何の為に携帯電話なんかを出す必要があるのだろうか。
たぶん、起承転結となるようなことが何も起こらないことに対して好き嫌いが分かれるのでは、と思います。若者2人があちこち彷徨っているんだけど、観ていてその理由が分からない(映画の中ではほぼ提示されない)ので、観ているこちらも宙ぶらりんの気持ちになってしまう(もちろんそれは意図されたものでしょう)。
ただその間、主役の2人の心は少しずつ動いていて、その微妙な変化がすごく楽しく、また泣ける感じでした。
自分は原作を未読なのですが、つげ義春作品らしさは特に感じなかったので、むしろ未読の人の方が楽しめる作品かもしれません。
付記:尾野真千子さんがほんと可愛らしいです。
だるーい映画を見たいときはおすすめです。