アメリカでヤクザ(一応そういう設定らしい)がロシア人マフィアと銃の取引をしていて、それにロシア人ストリッパー(マフィアのボスの愛人)が巻き込まれてごちゃごちゃになる話。
ヤクザといっても、訳のわからない日本語が少し出てくるのと指詰めが出てくる以外はほとんど関係ない。
あとヤクザのボディガードの男女がマトリックスを意識したような長くて黒いコートを着てサングラスをかけて日本刀で戦う。一番最初の戦闘だけは結構格好よくて、おおっこれは期待できるか!とも思ったのだが、なんか戦いじたいそれほど無く、戦いは素人のはずのストリッパーにいいようにあしらわれたりして興ざめ。
ガン=カタ風アクションとかパッケージの裏に書いてあったと思うが、そういうのを期待して観ると外します。
また後半のカーチェイスはなんか気が抜けたみたいで、本当に緊張感が無い。車から脱出する時なんかもう酷いもんです。
ただ、ロシア人マフィアのボスはいい味を出している。こんなヤツ本当にいそう。
あと最初の方でやたらとストリップのシーンがあるが、
なんかやたらと上手でプロっぽい。役者がストリッパーを演じているのではなくて、ストリッパーを出演させているのではないかと思った。
なんかもう少しうまくやれば、意外と面白い映画になったかもしれないと思わせる所はあるのでちょっと残念。