プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
春夏秋冬そして春 [DVD]
購入オプションとあわせ買い
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | キム・ジョンホ, オ・ヨンス, キム・ヨンミン, キム・ギドク |
言語 | 韓国語, 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 39 分 |
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
商品の説明
Amazonより
山間の湖に浮かぶ小さな庵には老僧と幼年の男の子が暮らしていた。その男の子が17歳の少年にになったある日、庵に養生のために少女がやってくる。欲望を抑えきれない少年は、彼女と結ばれるが、老僧に見つかり、彼女は寺から出ていくことに…。
『悪い男』など、作品を発表するたびに世界的に評価が高まるキム・キドク監督が、人間の生を四季の移り変わりとともに見せていく美しい作品。とはいえ、人間の欲望、執着から、罪を浄化していく姿までジックリと描き、生きることの意味を問い掛けてくる。セリフはほとんどないけれど、状況をしっかり伝える演出はさすが。人間界で何が起こっても、決してゆらがない自然の雄大さに目を見張ること必至。(斎藤 香)
レビュー
製作総指揮: チョン・ホンジョ 製作: イ・スンジェ/カール・バウムガルトナー 監督・脚本・編集・出演: キム・ギドク 撮影: ペク・ドンヒョン 音楽: パク・ジウン 出演: オ・ヨンス/キム・ジョンホ/ソ・ジェギョン/キム・ヨンミン/ハ・ヨジン/キム・ジョンヨン/チ・デハン/チェ・ミン 声の出演: 菅原文太
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 韓国語, 日本語
- 梱包サイズ : 19.4 x 13.8 x 2 cm; 143 g
- EAN : 4988131902980
- 監督 : キム・ギドク
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 39 分
- 発売日 : 2005/4/29
- 出演 : オ・ヨンス, キム・ジョンホ, キム・ヨンミン, キム・ギドク
- 字幕: : 日本語, 韓国語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo), 韓国語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : エスピーオー
- ASIN : B0006FNIBM
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 52,955位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 4,814位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
舞台設定やストーリー展開など、本作の11年後公開の『とうもろこしの島』や16年後公開の『ある船頭の話』を彷彿とさせるものがありますが、もしかしてそれらは本作にインスパイアされてたりするのかな。
何はともあれなかなかアートしてます。エンタメ系の映画ではありません。
最初のうちは昔話的な話かなと思ったのですが、そうではなく現代の話であり、青春映画かなと思ったら、そうでもなく結構エグイ話だったりします。
仏教思想的なものをテーマにしてるような気はしますが、正直よくわかりませんでした。その辺に詳しい人ならわかるかも?
少年期と青年期はよく似た顔の役者を起用していて感心しましたが、壮年期と中年期がまるで違う顔なのがちょっと残念。
キム・ギドク監督の映画では、誰もが感じる肉体的苦痛を通して内面世界の苦痛を表し、
その苦痛を通して観る者に最も罪深い者の贖罪を感じさせる手法が多いと感じます。
よって、目を背けたくなる暴力表現があったりしますが、この映画は趣が異なります。
物語は湖に浮かぶ古刹を中心に、そこに生きる者の世界と外界との接点を
四季の変化と共に描きながら進行させます。
そして、湖に浮かぶ古刹は、現実の外界との接点でもありながら人々の内面の
精神世界でもあることも暗喩します。
魚、蛙、蛇。
生き物は生まれいづいた時から罪を背追って生きている、
そしてその罪に向き合って生きて行かなければならない。
この映画でも仏教なる精神世界を通して、ギドク監督は
人間の罪について語りかけています。
ちなみに、湖に浮かぶ古刹はセットだとか。
セットでこの環境を作り映像で表現出来るところが、キム・ギドク監督の素晴らしさ
だと思います。
最後の歌の歌詞では江原道・金剛山と出ますが、ロケ地は慶尚北道の周王山国立公園内にある
注山池だとか。
春夏秋冬訪れてみたいものです。
良い映画でした。
独りよがりを出ない。
湿度高めの東アジアの風景描写、少なめのセリフ、小動物を使った
象徴的シーン、仏像、経文・・・欧米の方々はその辺を深読みする
のだろうか。
河瀨直美監督の『殯の森』を思い出した。
俗世での罪深さを通じて、人の業や精神世界を感じる作品だった。
良かった点としては
①映像の淡〜い美しさ。
少し濁った湖、色褪せた古いお寺、モヤがかかった周囲の山々。8KテレビのCMのような息を呑む鮮やかな色彩ではないけど、ベールに包まれたようなミステリアスな雰囲気、それでいてどこか懐かしく、穏やかな気持ちになる風景。これはこれでいいねという😊
②和尚様と弟子の関係性。
弟子は子供、少年、青年の3つの時期において、戒律をやぶり、脱走し、ついに法律をも破ってしまうけど、何故か憎めないのはやはり気持ちに共感できるからだと思う。殺人は別として💦好奇心や面白さで動物で遊んでいじめたり、ダメと分かりつつ気持ちが抑えられず恋に落ちたり、殺しはダメだけど、裏切られると怒り狂ったり、どれも人間には当たり前の事。それらを和尚様は全て受け入れて正しく導いてくれます。仏像と鶏を盗み、逃げ出した弟子が殺人を犯して戻ってきた時でさえ、受け入れて自分の罪と向き合わせます。だから、弟子も最初は抵抗したものの、大人しく連行されたのではないかなと思います。
③ユーモアな脚本。
弟子と養生しに来た少女が××しているのを発見した時、鶏使って小舟を手繰り寄せるのはクスッとなりました。小舟の栓を抜き、冠水させるけど、手繰り寄せたあとにちゃんと安全な場所でするところも、相手を痛め付ける為じゃなく、分からせてあげる為の度をわきまえた罰で、和尚様の慈しみを感じられた。
④和尚様の人柄。
自殺をはかる時以外、弟子の過ちに対して常に受け入れて導くというスタイルをとっていて、終始和尚様の優しさや人としての深さが感じられました。仏像を弟子に盗まれても、心に仏あると言うのかな?大事なのは仏を信じることだなと思いました。
気になった点としては
①弟子役の見た目の一貫性。
俳優さんもう少し似せるべきだったかなと。
子供時代はよしとして、殺人を犯して帰ってきた青年期?だけ、なぜかアイドル風のイケメンに(因みにsuper juniorのドンヘ君に似てると思う😅)
②生き延びた動物の意味。
子供時代に動物に悪戯してて、カエルだけ生き残ったのはなんか意味があるのかな?
③盗みの意図。
弟子がお寺から逃げ出した際、何故仏像と鶏を盗んだの?鶏を自分と重ねたのかな?自由にしてあげたかったからかな?でも仏像は何で?
④和尚様の最期。
和尚様は弟子に死んではならないとあれだけ怒って厳しい罰を与えたのに、なぜ自ら?なんか仏教的な意味があるのかな?
⑤お寺の蛇の意味。
お寺の動物仲間で鶏から猫、最後が蛇なのはなんか意味があるのかな?薬草を取りに行く弟子に気をつけなさいと注意した蛇が最後はお寺の仲間になるなんて。
⑥和尚様の過去。
和尚様がいないお寺で新たなスタートを切る弟子が自分の弟子を持つことから、もしかしたら和尚様も若い時色々あったのかななんて想像しちゃったり😅
と後半になるにつれてよく分からない場面もあったりしましたが、観た後は優しい穏やかな気持ちになれる映画でした。私的には宗教系の映画では珍しいことです😅