3部作では確かにジャケ買いはない本作。
埋もれるには惜しい、粒ぞろいの楽曲を擁する佳作。
前作よりグルーヴを強調、より躍動的でより8を意識したコンパクトな曲が並ぶ。
ルカサーのギターが前面に押し出された次作ほどハードではなく、結果訴求力
は高くなっている気がする。
素晴らしい展開でありつつも、やはり若く成長途上、時代の記録となっている
ルカサーのソロにもニヤリとさせられるが、なんといっても本作の聴きどころは
楽曲の良さとともにグルーヴ感溢れる素晴らしいジェフ・ポーカロのドラミング。
深胴なのかチューニング、ヘッドの張りなのか、とにかく太い音。
まだ若いということもあって、無理に抑えず、体の感じるまま叩き込んでいる。
ジェフの多くの参加作品でも屈指の生々しさ。目の前で叩いているよう。
併せて、繊細でかつパワー感のある凄まじいハイハットワークも惜しみなく披露
していて、彼のファン、もとよりドラマーは必聴の作品。素晴らしいグルーヴ。
しかし、ボズはカッコいい。これぐらいの‘ロック度’では絶妙の色を感じる。
一時代を築いた自信に溢れている。
3部作ではとかく地味な扱いではあるが、時代を確実に捉え、牽引した好盤。
ダウン・トゥー・ゼン・レフト
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, 限定版, オリジナルレコーディングのリマスター, 2005/11/23
"もう一度試してください。" | オリジナルレコーディングのリマスター, 限定版 |
—
| ¥9,980 | ¥1,680 |
CD, 1997/9/1
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
—
| — | ¥149 |
CD, 1991/9/21
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
—
| — | ¥225 |
CD, 2004/12/22
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
—
| — | ¥275 |
CD, インポート, 1988/6/15
"もう一度試してください。" | インポート |
—
| — | ¥309 |
CD, CD, インポート, 1989/11/2
"もう一度試してください。" | CD, インポート |
—
| — | ¥548 |
CD, CD, インポート, 2016/2/26
"もう一度試してください。" | CD, インポート |
—
| — | ¥1,534 |
この商品を見た後にお客様が購入した商品
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曲目リスト
1 | スティル・フォーリング・フォア・ユー |
2 | ハード・タイムス |
3 | ア・クルー |
4 | ホワッチャ・ゴナ・テル・ユア・マン |
5 | ウィアー・ウェイティング |
6 | ハリウッド |
7 | ゼン・シー・ウォークト・アウェイ |
8 | ギミー・ザ・グッズ |
9 | 1993 |
10 | トゥモロウ・ネヴァー・ケイム|トゥモロウ・ネヴァー・ケイム (リプライズ) |
商品の説明
内容紹介
Digitally remastered Japanese release.
Product Description
Digitally remastered Japanese release.
メディア掲載レビューほか
AORシンガー、ボズ・スキャッグスの1977年発表アルバム。「スティル・フォーリング・フォア・ユー」「ハード・タイムス」「ア・クルー」他、全10曲を収録。
登録情報
- 製品サイズ : 12.45 x 14.22 x 1.02 cm; 103.76 g
- メーカー : Sony Music Direct
- EAN : 4571191050182, 0457119105018
- 時間 : 43 分
- レーベル : Sony Music Direct
- ASIN : B0006GAZHG
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 411,454位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 30,957位ポップス (ミュージック)
- - 86,177位ロック (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年3月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2015年5月3日に日本でレビュー済み
1977年、Boz Scaggsの作品です。
名盤「Silk Degrees」の後、名盤「Middle Man」の前の作品です。
ジャケのイメージからか、前作・次作に比べ、何となく地味な印象がありますが、こちらも名盤。
個人的には、「Silk Degrees」から1歩ルーツ寄りにしたような、
「Slow Dancer」と「Silk Degrees」の中間のように捉えていて、ソウル色が強めに出ているのが特長的です。
職人的なグルーヴにのったR&B風(1)、ほろ苦いソウル色溢れる名曲(2)、R&B風からRockテイストまで展開する(3)(4)、
ソウルフルでキャッチーな(6)、ソウルフル & ダーティーでギャング映画に合いそうな(8)、TOTO風な軽快なRock(9) etc、佳曲ギッシリ!
そして、私が好きなのは、(5) "We're Waiting"
滑らかで甘めの雰囲気から、徐々に力強くFusionチックに展開、終盤は近未来風なKeyがビュンビュン、というスローな1曲。
ラジオでかかるタイプの曲ではありませんが、「アルバムの中の1曲」「アルバムの醍醐味を教えてくれる1曲」だと思います。
なお、参加メンバーは、Jeff Porcaro (Dr), Michael Omartian (Key), Scott Edwards (B),
Jay Graydon (G), Ray Parker, Jr. (G), Steve Lukather (G on 3,8), David Hungate (B on 1) etc
「Bozファン」「AORファン」は、もちろん必聴。
聴くほど味が深まってくるAOR名盤です。
名盤「Silk Degrees」の後、名盤「Middle Man」の前の作品です。
ジャケのイメージからか、前作・次作に比べ、何となく地味な印象がありますが、こちらも名盤。
個人的には、「Silk Degrees」から1歩ルーツ寄りにしたような、
「Slow Dancer」と「Silk Degrees」の中間のように捉えていて、ソウル色が強めに出ているのが特長的です。
職人的なグルーヴにのったR&B風(1)、ほろ苦いソウル色溢れる名曲(2)、R&B風からRockテイストまで展開する(3)(4)、
ソウルフルでキャッチーな(6)、ソウルフル & ダーティーでギャング映画に合いそうな(8)、TOTO風な軽快なRock(9) etc、佳曲ギッシリ!
そして、私が好きなのは、(5) "We're Waiting"
滑らかで甘めの雰囲気から、徐々に力強くFusionチックに展開、終盤は近未来風なKeyがビュンビュン、というスローな1曲。
ラジオでかかるタイプの曲ではありませんが、「アルバムの中の1曲」「アルバムの醍醐味を教えてくれる1曲」だと思います。
なお、参加メンバーは、Jeff Porcaro (Dr), Michael Omartian (Key), Scott Edwards (B),
Jay Graydon (G), Ray Parker, Jr. (G), Steve Lukather (G on 3,8), David Hungate (B on 1) etc
「Bozファン」「AORファン」は、もちろん必聴。
聴くほど味が深まってくるAOR名盤です。
2009年10月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前作は何かと名盤の誉れが高いのですが、
前作よりもソウル色の強いこちらの方が私は好きです。
特に二曲目から四曲めにかけては最高です。
「Hard Times」の間奏ブレイク後のポーカロのタムにノックアウトされ、
「Clue」のおしゃれなイントロにグラッときまして、
「Whatcha Gonna Tell Your Man」の歌い上げる
ベースライン(スコット・エドワース?)に五十路の腰が動き出します。
前作よりもソウル色の強いこちらの方が私は好きです。
特に二曲目から四曲めにかけては最高です。
「Hard Times」の間奏ブレイク後のポーカロのタムにノックアウトされ、
「Clue」のおしゃれなイントロにグラッときまして、
「Whatcha Gonna Tell Your Man」の歌い上げる
ベースライン(スコット・エドワース?)に五十路の腰が動き出します。
2014年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もう中学から聴いているんですから、なにか?今回は、生意気に行ってみました。またレビューになってませんなあ。
2013年12月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
欲しかったものが、早く安く、きれいに届いて、大満足です。最高です。
2017年1月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
米国南部出身、幼い頃にスティーヴ・ミラーからギターを教わり、以降はしばらく、自分好みの泥臭いブルースやR&Bばかり演っていて絶望的に売れなかったシンガー、ソング&ライター。
出世作は、EW&Fのプロデューサーとして知られるジョー・ウィザートが手懸けた8枚目のアルバム『シルク・ディグリーズ』(1976年)だが、続く本作(1977年)も恥ずかしくはなかったのだろうかと思うくらいウィザート色が満載、そして、今聴いても全然悪くない。
ジョーは、やっぱり、凄い奴だ。
『シルク~』で自信をつけたのか、先祖返りの要素もあり、好きなことを嬉々として演っている感が伝わってくる。
何気なく始まり、サビのコーラスがいい1「スティル・フォーリング・フォア・ユー」のセンスフルなこともさながら、中盤あたりからハードめになる4「ホワッチャ・ゴナ・テル・ユア・マン」、キャッチーな歌メロと女性コーラスがセンスフルな6「ハリウッド」、力作8「ギミー・ザ・グッズ」を繰り返し聴いたが、やはり留めは2「ハード・タイムス」。
イントロのギターの音色から、当時のフュージョンの方法論をこれだけポピュラーに活かしたナンバーは珍しいとさえ思ってしまう。
後にTOTOへ発展する連中も、バンド結成などせずにバック・ミュージシャンに徹していればよかったのにと書けば、怒られるか?
AORが苦手であっても、これが名盤だと言われる所以は何となく判る気がします。
出世作は、EW&Fのプロデューサーとして知られるジョー・ウィザートが手懸けた8枚目のアルバム『シルク・ディグリーズ』(1976年)だが、続く本作(1977年)も恥ずかしくはなかったのだろうかと思うくらいウィザート色が満載、そして、今聴いても全然悪くない。
ジョーは、やっぱり、凄い奴だ。
『シルク~』で自信をつけたのか、先祖返りの要素もあり、好きなことを嬉々として演っている感が伝わってくる。
何気なく始まり、サビのコーラスがいい1「スティル・フォーリング・フォア・ユー」のセンスフルなこともさながら、中盤あたりからハードめになる4「ホワッチャ・ゴナ・テル・ユア・マン」、キャッチーな歌メロと女性コーラスがセンスフルな6「ハリウッド」、力作8「ギミー・ザ・グッズ」を繰り返し聴いたが、やはり留めは2「ハード・タイムス」。
イントロのギターの音色から、当時のフュージョンの方法論をこれだけポピュラーに活かしたナンバーは珍しいとさえ思ってしまう。
後にTOTOへ発展する連中も、バンド結成などせずにバック・ミュージシャンに徹していればよかったのにと書けば、怒られるか?
AORが苦手であっても、これが名盤だと言われる所以は何となく判る気がします。
2020年6月17日に日本でレビュー済み
ボズ・スキャッグス(1944年~/1965年デビュー)の8枚目のスタジオ・アルバム。1977年リリース。プロデューサーは、「Silk Degrees」に続きジョー・ウィザート。多くの曲でマイケル・オマーティアンがソングライティングに参加。また、ゲストで、スティーヴ・ルカサー、ジェイ・グレイドン、デヴィッド・ハンゲイト、ジェフ・ポーカロ、レイ・パーカー・Jrら、ウエストコーストの多数のミュージシャンが参加している。
ビルボードでは、アルバムはUS11位となったが、シングルは、「Hard Times」が58位、「Hollywood」が49位に留まった。USプラチナ・ディスク獲得。
日本では、「Silk Degrees」以上に売れたという。
「Silk Degrees」(1976年)から「Middle Man」(1980年)にかけての3枚は「AOR三部作」とも言われ、ボズに留まらない、AORを代表するアルバムのひとつである。
ビルボードでは、アルバムはUS11位となったが、シングルは、「Hard Times」が58位、「Hollywood」が49位に留まった。USプラチナ・ディスク獲得。
日本では、「Silk Degrees」以上に売れたという。
「Silk Degrees」(1976年)から「Middle Man」(1980年)にかけての3枚は「AOR三部作」とも言われ、ボズに留まらない、AORを代表するアルバムのひとつである。
他の国からのトップレビュー
Deb
5つ星のうち5.0
Five Stars
2018年7月2日にカナダでレビュー済みAmazonで購入
I've always loved this album and am really happy to have the CD! Boz is amazing!
james berry
5つ星のうち5.0
good
2015年10月10日にスペインでレビュー済みAmazonで購入
These arrived very quickly, although the packaging could have been more appropriate.A large-ish box for such a small package.Mu Bien though.
Tank
5つ星のうち5.0
JUST PEAKING WITH SILK DEGREES
2012年5月24日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
Boz was just hitting his peak with silk degrees. Many thought that Down two then left was left overs. Listen to it again. It could have been a double lp and every cut a jem. What a great CD to put on with a female freind.
Emmett1909
5つ星のうち5.0
One of Boz Scaggs best albums recorded near the beginning of his career launch ...
2015年1月4日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
One of Boz Scaggs best albums recorded near the beginning of his career launch of a number of collective hits. I would highly recommend this album as a listening measurement of the high standard of his musical talent.